まこみな | インタビュー | Deview-デビュー

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インタビュー「まこみな」

2016/10/12

「楽しいことと面白いことを探し求めている2人組です。一番伝えたいのは“まこみならしさ”」

まこみな

動画投稿アプリ『Mix Channel』(ミクチャ)に投稿した“双子ダンス”で話題沸騰中の「まこみな」。7月にはユニバーサルミュージックから配信シングル『キミがいてよかった』でメジャーデビューを果たし、10月12日には初のCDシングル『てをつなごうよ』をリリース。女子中高生たちから圧倒的な支持を集める、福島県出身の“まこ”と“みなみ”18歳コンビの素顔に迫りました!!


まこみな

まこ

7月にメジャーデビューを果たし、10月12日にはついに初のCDシングルをリリース。今の心境を教えてください。
みなみ「配信デビューのときには、いろんな人から『頑張ってね』とか『これからも応援し続けるよ』とか、メッセージをたくさんもらったんです。でも、今までの人生で自分自身が“デビュー”ということを考えたことがなかったので、いまだに信じられません。“最初は『Mix Channel』に動画をアップしてただけなのに、本当にビックリだね”っていうコメントがあって、私たちも本当、同じ気持ちでビックリしかないです」
家族や友達の反応はどうですか?
みなみ「家族は誰よりも応援してくれています。友達は……あまり反応がありませんでした(笑)」
まこ「“なにしてんの?”って感じだよね。たまに『すごいね』って言ってくれましたけど、特に何もありませんでした(笑)」
2人それぞれ、音楽やダンスに興味を持ったキッカケは何だったの?
みなみ「私は全身ダンスができないんですよ。そんな私でもできるダンスが上半身ダンスだったんです。そういえば、高1のときに一度友達と自分たちでダンス部を作ったんですけど、1週間で終わりました(笑)」
まこ「最初だけ盛り上がって、1週間後にはみんな放課後になると静かに帰ってました(笑)」
みなみ「そんな私ですけれど、“ダンスはしたい!”という気持ちはあったんです。そこから上半身ダンスを始めました。音楽は昔から大好きで、歌うことも大好きでした」
まこ「私は小さい頃から歌とか踊ることが本当に大好きだったんです。お母さんの影響でバンドが好きで、よく聴いていました」
まこみな

みなみ

そもそも2人が初めて出会ったのはいつだったんですか?
みなみ「中学校3年のときに通っていた塾が同じだったんです。壁に生徒の自己紹介がバーッと貼ってあって、その中にまこが居たので名前と顔だけは知っていたんです。それで、高校の入学式のときに、私の前の席にまこがいて、声をかけたんですよ。それがしゃべるキッカケになりました」
まこ「『まこちゃん?』って声をかけられて、“あ、見たことある人だ。塾で一緒だった子だ!”って。私すごく人見知りだから、高校で友達ができないんじゃないかと思っていたんです。だから1日目に話しかけてくれて、そこから話すようになれたから、神のひと言でした」
みなみちゃんは人見知りせずに仲よくなれるタイプなの?
みなみ「俺に話しかけんなよオーラの出ていない人となら大丈夫です(笑)。基本的に好奇心が旺盛で、人のことをすごく知りたいと思うんです。人間観察がすごく好きで、電車に乗っているときとか、“この人どんな人なんだろう?”とか“あの人どんなことを考えているんだろう?”って思うんです。最近東京に出てきて、本当にいろんな人がいるんだな、おもしろいなと思うから、私はいろんな人と話して生きていきたいなと思います」
お互いに親友になるなって予感はあったの?
みなみ「みんなステキな友達なんですけど、まこと友達になったときに、今までと違う感覚があって。ずっと一緒にいたいっていう感情が芽生えました」
まこ「みなみは本当に気を遣わないし、最初から自然にしゃべれたんです。私も今まで何でも言い合える友達がいなかったから嬉しかった。一緒にいてすごく楽しいです」

まこみな
お互いの第一印象から変わったところはある?
みなみ「全然変わりました。塾で初めて見たとき、まこは真っ黒なゴスロリのワンピースを着ていたのがすっごく印象的で。中3“ゴスロリ”→入学式“静かなコだな”→その後“面白いコだな”と変わっていきました」
まこ「みなみは最初、髪がすっごく短くて、“活発なコなんだな”って思ったんです。初めて話したのが何人かでお弁当を食べてるときで、やっぱり元気なコだなって。それは今でも変わってないですね」
では、2人しか知らないお互いの意外な一面は?
みなみ「実は、まこは爬虫類が好き。この前、番組でヘビを首に巻いたんですよ!」
まこ「珍獣スポットみたいな所に行って、初めてヘビに触れて嬉しかった。みなみは爬虫類がすっごい苦手だから、隣でギャーギャーうるさくて(笑)」
みなみ「だって逃げるところ逃げるところに、苦手な動物ちゃんたちがいっぱいいて大変だったんですよ」
まこ「みなみの意外な一面は………米が大好き」
みなみ「え、そこ?(笑)」
まこ「最近お弁当とか食べてるときに、必ず『米がウマイ……』って言うんですよ(笑)。毎回言うから、相当好きなんだなって」
なるほど(笑)。2人は仲良しだけど、似ているところは多い?
みなみ「歌を歌いだすタイミングとか同じだし、服の趣味も似てきたりするんですけれど、男性のタイプは違います」

まこみな

みなみ

どんな風に違うの?
みなみ「私は、基本ナヨナヨしている男子が好きです。そういう男子と一緒にいろんな刺激を受けて、2人で成長していこうね!っていうのが理想です。完璧な人じゃつまんないじゃないですか」
まこ「私は狩野英孝さんみたいなナルシストが好きです。いまだに出会ったことがないから、早くそういう人に会いたい」
(笑)。ちなみに“双子ダンス”はどうやって生まれたんですか?
みなみ「まず、私たちの“まこみなポーズ”というのがありまして。写真を撮ってSNSにアップするだけじゃ、へぇ〜で終わるじゃないですか。それを、どうやってもっと楽しくするか、覚えてもらえるか?って考えたときに、“じゃあダンスでやってみよう”ってことになって生まれました。そのときの私たちの中では、写真よりも動画を撮るってことが頭にあったんですよね。動画って、写真よりもそのときの感情が残るじゃないですか」
それをみんなに見てもらいたいとか、有名になりたいという気持ちは当時からあったの?
みなみ「まったくないです。最初は自己満足だったんですよ。2人で楽しいことや面白いことをやったり、見つけたりするのが好きで、今もそれは継続中なんです。動画もパッと思いついたときに、“よし! 今こういう動画を撮ったら面白い”って気持ちでやっています」
そんな動画がきっかけで、芸能界にスカウトされたときはどんな想いでした?
まこ「“芸能界?って思ったよね?」
みなみ「お父さんとお母さんに話しても信じてもらえなかった(笑)」
それが本当だったと(笑)。
みなみ「ハイ。やらせていただくからには頑張ります!デビューの話をいただいてCDを出すということになったときに、まこみならしい歌を届けたいという気持ちが芽生えました」
まこ「初めてのレコーディング、楽しかったね。新しいことに挑戦してるんだ〜って思いながら楽しんでいました」
みなみ「緊張もしたけどね。だから1人で歌うときも2人でブースに入ってやっていました」
まこ

まこ

初のCDシングル『てをつなごうよ』は、別冊マーガレットの漫画家・目黒あむさんの恋愛マンガ『てをつなごうよ』の1巻に描き下ろした曲なんですよね。作詞はお二人で担当されていますが。
みなみ「恋愛の歌詞を考えるっていうのが初めての挑戦だったので、お互いに、“自分が片想いしたときに相手にどんなことをされたら嬉しいか?”とか、“どんなことをしたら好きな人がこっちを向いてくれるか?”とか、いろいろ妄想と空想を繰り広げて書いた歌詞です。1人ずつ書いて、合体させました」
まこ「私、“河川敷で恋がしたい”という夢があって。それを書きました。この歌詞は、すべて妄想です(キッパリ)」
みなみ「これが実際の恋だったら、もう言うことないね。でも、現実は甘くないですね」
(笑)。カップリングに収録されている『キミがいてよかった』は、配信デビュー曲ですね。初めて作詞をした曲ということですが、まこみながお互いを想いながら書いたのかな?
みなみ「そうなんです。でも初めての作詞でどうしていいのかわからなくて。だからお互い相手に手紙を書くように書きました。過去、現在、未来、これからもよろしく!っていう内容です」
まこ「普段言えないことも歌詞だったら書けるんですよね。だから、いつもは言わないけど想っていることがたくさん入っています」
みなみ「レコーディングのときに初めてお互いの書いた歌詞を見たんです。そのときにビックリしたのが、私が書いた歌詞が用紙1枚、まこが4枚。そこの驚きです」
まこ「あははは(笑)。でも嬉しかった」
みなみ「普段、手紙を書かないからこその嬉しさでした」

まこみな
これからも2人は歌詞を書いていくんですか?
みなみ「やりたいです。自分たちの好きな食べ物だったりモノだったりを敷き詰めた歌とか、自己紹介の歌とかやってみたいなという気持ちはあります。一番伝えたいのはやっぱり“まこみならしさ”です。まこみなってこういう人たちなんだよ!っていうのを、歌で伝えることができたらいいなって思います。ちなみに今のまこみなは、楽しいことと面白いことを探し求めている2人組です」
まこみなとしての夢は何ですか?
みなみ「SNSから出て、みんなと直接触れ合って楽しめたらいいなという気持ちがあります。ライヴとかイベントで、何かできたらいいな。あと、森でライヴがしたいんです。私たち福島県出身なので、地元の森とか畑でやりたいなと。みんながやったことのないことをやりたいです!」
まこちゃんは何かやりたいことはある?
まこ「バンジージャンプ。空を飛びたいんです」
それを双子ダンスに取り入れるってこと?
まこ「それも話してたんですけどね(笑)。跳びながら双子ダンスするとか、ギネスに挑戦したいんです」

まこみな
では、最後にお二人のようにデビューしたいと思っている『Deview』読者へ、メッセージをお願いできますか?
みなみ「やりたいことを全力で楽しみながらやる。やっぱり楽しんでいる人って輝いているんですよね。そこから新しい道が開けることもありますからね」
まこ「後悔をしないように、やりたいことはやったほうがいいと思います」
みなみ「新しいことも失敗を恐れずに全力でやるのがいいと思います。やらずに後悔するよりは、まずは行動してから後悔するって教えてもらったことがあるんです」
まこ「私たち、何回スベッたかわかんないもんね(笑)」
みなみ「そのとき後悔してもあとで笑えるようになるから、まずはやることが大事だと思います!」

インタビュー・終

撮影/mika 取材・文/三沢千晶

Profile

まこみな
福島県郡山市出身の“まこ”と“みなみ”からなる二人組み。動画アプリ『Mix Channel』(ミクチャ)に投稿した“双子ダンス”で女子中高生たちから圧倒的な支持を集め、再生回数が約1億回を達成、ミクチャのファン数39万超、Twitterのフォロワー数19万超、LINE登録者数も20万超など、今最も注目されているSNS界の次世代ヒロイン。テレビ番組や雑誌等でも二人の活躍ぶりが紹介され、イベントやCM出演を果たし、7月に配信シングル『キミがいてよかった』でメジャーデビューを果たし、今作が初のCDシングルリリースとなる。

INFORMATION

『てをつなごうよ』
初回限定盤(DVD付)/1500円(+税)
『てをつなごうよ』
通常盤/1000円(+税)

シングル『てをつなごうよ』
10月12日発売/Virgin Music(ユニバーサルミュージック)

別冊マーガレットに連載中の「てをつなごうよ」(目黒あむ)の1巻に書き下ろされた『てをつなごうよ』は、恋愛の歌詞に初挑戦したという2人の妄想100%胸キュンソング。『てをつな』×『まこみな』のコラボPVも双子ダンスも要チェックの可愛さ。カップリングに収録されている配信デビュー曲『キミがいてよかった』は、親友同士である彼女たちの初の作詞曲。大切な友達がいる人はきっと共感するはず! そのほか『じゃんじゃんジャーんダンス』、『高級メロンを食べに行こう』(初回盤のみ収録)がカップリング曲として収録されており、ポップでカラフルな“まこみな”らしさ全開の1枚が完成。

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