池岡亮介&阿久津愼太郎&楡木直也 | インタビュー | Deview-デビュー

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インタビュー「池岡亮介&阿久津愼太郎&楡木直也」

2014/04/01

人気コミックの実写映画で共演!

池岡亮介&阿久津愼太郎&楡木直也

ジャンプSQ.で連載中の人気コミック『1/11 じゅういちぶんのいち』がついに実写映画化。主演にはD-BOYSの池岡亮介くんが大抜擢!! 映画で共演しているD-BOYSの同期・阿久津愼太郎くんと、『D-BOYSオーディション10th』でグランプリを獲得し、今作で映画デビューを果たした楡木直也くんに直撃インタビュー。映画の撮影エピソードはもちろん、D-BOYS結成10周年のこと、3人の関係性、学生時代の思い出など、わきあいあいインタビューをお届け♪

『1/11 じゅういちぶんのいち』に出演が決まったときはどんな心境でした?
池岡「これまで舞台の仕事が多かったので、ずっと映画がやりたかったんです。だからまず映画の仕事が来たことがすごく嬉しくて。しかも主演で……。正直に言うと実感が沸きませんでした(笑)」
阿久津「僕は自分が映画に出演するという情報と同時に、『いけぴー(池岡)主演の映画に出るよ』って言われたんですね。いけぴーの初主演になる作品に力添えできるのが嬉しかったし、『主演おめでとう』って傍から言うんじゃなくて、自分も参加できて良かったなって。『主演なんてすごいね!』って実感を込めて言うことができました」
楡木「映画が決まって原作を即読んで、おもしろそうだなって思いました。初めての映画で緊張しましたが、D-BOYSのショートフィルムフェスティバルの作品からお世話になっていた池岡さんや阿久津さんと一緒に出演できて嬉しかったです」
楡木くんは、昨年『D-BOYSオーディション10th』でグランプリを受賞して、芸能界デビューしたばかり。お芝居の経験もまだ少ないと思いますがどうでした?
楡木「お芝居というよりは、ずっとサッカーをやってました(笑)」
池岡「練習もけっこうやってたよね」
阿久津「楡木と2人一組で練習してたんですけど、面白かったよね?」
楡木「面白かったです(笑)。2人一組でボールを返したり、トラップの練習をしてたんですけど、阿久津さんちゃんとやってくれないんです(笑)」
阿久津「何言ってるの?(笑)。ふたりで楽しくやってました! 練習をサボるタイミングもいつも一緒でね。僕が休んでると楡木もやってきて、『お前も来たか』っていう」
楡木「でも池岡さんも阿久津さんも、サッカーほとんど初めてだったのに上手くて、僕もこのままじゃダメだなと思って練習しました」
池岡「まあ、上手いっていってもレベルが低いからね(笑)。この3人はほとんどサッカー経験がなかったんです。でも、阿久津は実は動けるんだけど、楡木が意外と動けないっていうことが発覚して。思わなかった?」
阿久津「思った(笑)」






池岡亮介

池岡亮介

池岡くんはサッカー未経験だけど、プロを目指しているサッカー少年・安藤ソラを演じるということで、プレッシャーみたいなものはありました?
池岡「そんなにたくさんサッカーシーンがあるわけじゃないけど、そこをどう上手に見せるかが大変でしたね。技術的に上手くというよりは“見せ方”ですよね。部員役のキャストの中には経験者が多かったので、その人たちに教えてもらいながら練習しました。『蹴った後にこういうステップを踏んだら経験者っぽく見える』とか、『意外と上半身が大事』とかいろいろとアドバイスしてもらいました」
ソラにずっと反発していた凛哉(工藤阿須加)が、「サッカー部に入れてください」って決意を伝えるシーン。雨の中、傘を差さずにソラに想いを伝えるシーンは印象的でした。
池岡「あの場面は、実はもともとは雨の設定ではなかったんです。撮影中にたまたま雨が降って来てしまって……」
阿久津「雨待ちになるのかなと思っていたら、スタッフの方から傘を渡されて、“あ、そのまま撮影するんだ”って」
池岡「それで雨の中、傘を持っての芝居になりました。でも工藤くん演じる凛哉は、傘を持たずに雨に打たれながらソラのところにやってくるんですよ。そこで、『じゃあ、凛哉が目の前に来たら、ソラも傘を外そうか』ということになりました。凛哉の想いを受けて、一緒に必死になる感じを見せるために……。雨が降ったことによって、その場でそういう新しい演出が生まれたのは“ああ、いいな”と思いましたね。現場に入って、新しい何かが発見できるのはおもしろかったです」
阿久津「多分、あのシーンだったから、雨でも撮影続行したんだろうね」
池岡「でも後半、良いシーンになっていくに連れて雨が小降りになっていったんですよ。そこがどう見えているのはちょっと心配ですけど(笑)」
撮影中、印象に残ってることは?
阿久津「ケータリングのカレーがすごい辛かったんですよ(笑)」
池岡「グリーンカレーかな。本格的なスパイスを使ってるカレーだったね(笑)」
阿久津「お弁当とかケータリングも机を寄せ合ってみんなで食べたよね」
池岡「撮影中、控え室がひとつしかなかったんです。それでサッカー部員は人数も多いし、スタッフさんや演劇部のキャストさんもいるしってことで、これは場所を作るべきだなと思って、サッカー部員はみんなで外に出て、階段にみんなで座って飯を食べました。それもまた部活感があって楽しかったです」
ところでみなさんの実際の学校生活はどんな感じでした?
楡木「僕は人見知りが激しいです(笑)」
阿久津「言ってたね。仲の良い男のコがひとりいて、おそろいのブレスレットをつけてるんでしょ?(笑)」
楡木「はい(笑)。同じ学校で良く遊ぶ友達がひとりいるんですよ。一緒に服を見に行ったときに、お互い2個ずつお揃いのブレスレットを買ったんですけど、僕はそのもう1個を違う学校の友達にあげました」
そういう阿久津くんは?
阿久津「あくつ、どういうキャラなんだろうなぁ。高校では、男のコとご飯を食べたことはほとんどなかったですね。女子に混ざって食べるかひとり。同級生の男のコは苦手だったんです。だって男のほうが幼稚じゃないですか。どう考えてもこのキャラのあくつを受け入れるキャパシティはないと思って。男のコだと、先輩か後輩といつも一緒にいましたね(笑)」
難しい(笑)。池岡くんは?
池岡「僕は、高校は男子校と共学、両方経験してるんです」
阿久津「どっちが楽しいの?」
池岡「男子校。男ばかりだと気を使わなくていいのが一番良かったですよ。女のコっていろんなこと気にするから。女のコが気にすると、僕たちも気にしなきゃいけないからね。男と女ってわかりあえないなって思いました(笑)。まあ男子校が楽しすぎたのかも」


阿久津愼太郎

阿久津愼太郎

この3人の関係性はどんな感じ?
阿久津「僕は2人とも仲がいいですけど、池岡、楡木の間はわからない」
楡木「先輩・後輩です」
阿久津「いけぴーとLINEとかしてる?」
楡木「知らないです」
阿久津「ショートドラマ『10分な学級会』を撮影している時に、LINEのグループは作ったんですけど……」
池岡「じゃあ、知ってるんじゃん(笑)」
楡木「その時はあえて登録しなかったんですよ。勝手に登録していいのかいけないのかもわからなかったんで……」
阿久津「後輩からいきにいくいよね」
池岡「僕も後輩にどう接していいかわからないんだよね(笑)」
阿久津「阿久津もわからなかったけど、楡木だったら失礼があってもいいかなって(笑)。後輩って存在に、この人で慣れておこうと思って。楡木もちょっと変わってるんですよ。年下の後輩って初めてだから、すごく可愛いんですよね」
池岡「阿久津はすごく楡木を可愛がってるのが伝わる! 同じ現場にいると阿久津が面倒見てくれるから、僕はいいかなって気持ちになって。まあ、ふたりで一緒に面倒見てもねぇ」
阿久津「いけぴーがあくつに向けてる愛情を楡木に向けるのは想像できない!」
池岡「それは僕と阿久津とは同期だから」
楡木「まだ会って間もないですしね。そんなにすぐに仲良くは……」
阿久津「待って(笑)。何でそこで否定するの? 会って間もないとか言われちゃったんですけど。つら……」
(笑)。オーディションのときから、阿久津くんは楡木くんのこと可愛がってるなって伝わってましたよ。
阿久津「ホントですか? 嬉しい」
楡木「いや、阿久津さんは本当にお兄ちゃん的存在ですよ!」
阿久津「それを言えばいいと思ってるでしょ? 毎回言うもんね(笑)」
楡木「阿久津さんは僕が初めて出会ったタイプの人なんですよ。性格とか雰囲気とか。だからおもしろくて」
池岡くんは?
楡木「池岡さんはクールだし、けっこう年も違いますから……」
阿久津「楡木の年からすると、いけぴーもけっこう上に感じるんだ!」
池岡「(大久保)祥太郎とか僕の扱いひどいからね。僕が後輩から気を使われ慣れてない部分があるもかも」
阿久津「どっちかっていうと、いけぴーはガンガン来て欲しいタイプだよね?」
池岡「どちらかといえばそう」
阿久津「この取材をきっかけに、ぜひ3人で一緒に遊ぼうよ(笑)」
楡木「よろしくお願いします!」
池岡「でも3人で遊んだら、僕が保護者でふたりを見てる感じになるんじゃない?(笑)。『映画の券買って来るからここで待ってて』みたいな」
阿久津「確かに。“いけおかあさんだ!”それはそれで萌えますね(笑)」
池岡「楡木もこう見えてけっこうやんちゃだからね。面倒見がいありそう」
さて、今年はD-BOYS結成10周年ということで、いろんなイベントや企画も予定されてますが、自分にとってD-BOYSってどんな存在?
池岡「僕にとってはショールームみたいなイメージですかね。いろんな人がいて、それを見ているのが楽しい。いっぱい人が立っていて、それぞれライトアップされて、『ああ、こんな人もいるんだ!』って思わされて。だから飽きないんですよ(笑)」
阿久津「青春。僕は学校の友達と遊んでいる時間より、確実にメンバーと一緒にいる時間のほうが長いし、土日も一緒に遊んでましたし。中2で入ってそのまま大きくなっちゃったので、逆に学校生活の記憶があまりないんです。だからD-BOYSは青春。メンバーの間で大人になっていったって気がします」


楡木直也

楡木直也

どんなことを学びました?
阿久津「一番は人間関係かな。あくつのちょっと変わった性格も、この業界なら『個性』って言ってもらえるから。それを否定せずに、みんなが『いいよ』って言って可愛がってくれたから、自分を出すことができましたね。そう考えると新しい自分に出会えたかな、と」
池岡「うん、いろんな人がいるから、人間関係は学べたよね」
楡木くんはオーディション合格後、D-BOYSの先輩たちと共演する機会が増えていると思いますが。先輩たちと接してみてどう?
楡木「僕はワタナベエンターテインメントに入って、池岡さんや阿久津さんをはじめ、他の方々にも出会いましたけど、自分とは意識の高さが全然違うなって思いました。何をやるにしても、今、自分ができる以上のことをやらないと、売れないし、何にも引っかからないんだなって感じたんです。それを先輩たちはみんな成し遂げようとしていて、そこはマネしたいなって思いました」
阿久津「へえ、そう見えるんだね」
池岡「すごい考えてるんだね(笑)」
阿久津「本気でそう思ってくれてるんだったら、すごく嬉しい」
楡木「本気ですよ。僕は普通の高校生でボーッと生きてきたけど、芸能界で頑張って来た人たちを見ると、みんな自分とは意識が違うなと思います」
池岡「今、それに気がついてるって、すごいことだと思うよ」

インタビュー・終
撮影/草刈雅之 取材・文/佐久間裕子


Profile

(中央)池岡亮介/いけおか・りょうすけ●1993年9月3日生まれ、愛知県出身。ワタナベエンターテインメント所属。4月5日公開の映画『俺たちの明日』に出演。5月3日、4日に上演される舞台『堀内夜あけの会 恐怖 タコ公園のタコ女』に出演。5月13日に『プリンスシリーズ D-BOYSコレクション 池岡亮介ファースト写真集』を発売。
(右)阿久津愼太郎/あくつ・しんたろう●1995年6月21日生まれ、栃木県出身。ワタナベエンターテインメント所属。4月12日スタートのドラマ『弱くても勝てます〜青志先生とへっぽこ高校球児の野望〜』(日テレ系)に出演。監督を務めた「10分な学級会」を収録した『D-BOYS 10th Anniversary Project ショートフィルムフェスティバル』のDVDが発売中。
(左)楡木直也/にれき・なおや●1997年1月6日生まれ、神奈川県出身。ワタナベエンターテインメント所属。『D-BOYSオーディション10th』でグランプリ、D-BOYSドラマ賞、non−no賞を受賞し、芸能界デビュー。

INFORMATION

テコンドー魂

(C)2014 中村尚儁/集英社
「1/11 じゅういちぶんのいち』
サポーターズ

映画『1/11 じゅういちぶんのいち』
4月5日(土)シネ・リーブル池袋、
TOHOシネマズ川崎ほか全国公開

累計60万部突破の泣ける青春マンガを実写映画化。自分の才能に限界を感じ、サッカーを辞めることを決意した安藤ソラ(池岡)。だが、若宮四季(竹富聖花)との運命的な出会いを機に、再びピッチに立つことを決意する。そんなソラの姿を暑苦しそうに眺める学校一のイケメン凛哉(工藤)。ジュニア時代の実力を買われ、サッカー部の勧誘を受ける演劇部の瞬(阿久津)。ふたりもまた過去にある傷を負っていた。そんな彼らを見守っている学校一の変わり者・千夜子(古畑星夏)と、演劇部部長の麻綾(東 亜優)。まっすぐに夢に突き進むソラに惹かれるサッカー部のマネージャー仁菜(上野優華)。徐々に明かされるソラと四季の秘密。なぜか千夜子を気にかける凛哉、瞬が演劇にこだわる理由、仁菜を悩ませる家庭の事情――それぞれが抱える過去や苦悩、その想いとは? 挫折・片想い・夢・出会い…様々な物語から綴られる青春群像劇。

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