インタビュー「ベイビーレイズ」

2013/07/26

4ｔｈシングル『ベイビーアンビシャス！』発売

ベイビーレイズ

「乗り込み！乗っ取り!!アイドル」ベイビーレイズのニューシングル『ベイビーアンビシャス！』が発売！
この夏はフェスにワンマンにとフル回転の5人にたっぷり「アンビシャス」を聞いちゃいました!!

4thシングル『ベイビーアンビシャス！』が7月31日に発売されますね。リーダーの「でんちゃん」こと傳谷さん、新曲をご紹介いただけますか？: 傳谷「はい！　今までのベイビーレイズの曲は元気なサウンドに熱い歌詞というのが特徴でしたけど、今回の『ベイビーアンビシャス！』は夏にリリースされることもあってさわかやさが感じられる曲になっています。テーマは希望。ひと言にまとめて言えば“超爽快系パンクロック"です」
PVも含めて、『ベイビーアンビシャス！』の聞きどころ見どころはどこでしょう？: 大矢「PVはサバイバルゲーム場で撮影しました。水鉄砲で戦うという内容なんですけど、一人ずつ洋画のパロディーをやっているのが見どころですね。私は『007』で、りおトン（渡邊璃生）は『プラトーン』を…」

高見「『りおトーン』です(笑)」

渡邊「うまいっ！」

傳谷「『ベイビーアンビシャス！』では衣装にも注目していただきたいですね。ベイビーレイズは黒や紫のダークめな衣装が定番だったんですけど、今回は夏ということもあり青を取り入れた衣装になっておりまして。個性のある面白い衣装だと思います」

渡邊「でんちゃんの衣装は、一目見てセクシーさが伝わるようにストラップが胸元で交差する“でんちゃんクロス"になってるんです！」

大矢・高見・林「ヒューッ(笑)！」

傳谷「やめて～(笑)」
センターを務める林愛夏さんはいかがでしょうか？: 林「『ベイビーレイズよ大志を抱け』ということで曲は熱いイメージなんですけど、聴いていると風に吹かれているような気分がするくらいさわやかで。自分では、気持ちが重いときでも『ベイビーアンビシャス！』を聞くと走り出せる、っていうくらい元気がもらえる歌だなと思います。さっき話が出ましたけど、PVの撮影は本当に楽しかったですね」

愛夏さんは、水鉄砲に撃たれて倒れた渡邊さんを抱きかかえて何か絶叫するシーンがありますよね。あれは何と言っているんですか？: 林「特にセリフが決まっていなかったので、『りおトーーーンっ！』って…」

傳谷「普通だったら『りおー！』だと思うんですけど、『りおトン』かいって(笑)」

高見「モニタを見ていた私とリコピン（大矢梨華子）とでんちゃんは大爆笑でした」

渡邊「私はなんかほっこりした気持ちになりました(笑)」

『ベイビーアンビシャス！』の「アンビシャス（ambitious）」には「大志・野心」という意味があります。ベイビーレイズの「野心」は何でしょう？: 林「今までアイドルの歴史をいろんな方が作ってきていますよね。山口百恵さんや松田聖子さん、おニャン子クラブさん、最近だとモーニング娘。さんやAKB48さん、ももいろクローバーZさん。そういう歴史というか、アイドルの年表にベイビーレイズを加えたいなっていう野心があります。私たち、『デビューから2年で武道館ライブを実現できなかったら解散』っていうギリギリの目標を掲げているので、それくらいの根性はありますし、絶対にアイドル界でてっぺん取りたいです！」
カップリング曲の『ボクラノリアル』は、デビュー曲『ベイビーレイズ』や2ndシングル『ベイビーレボリューション』と同じ塚本けむさんが提供。『GET OVER NIGHT』はスネイルランプのTAKEMURAさんが提供。『スーパーノヴァ』は秀吉の柿澤秀吉さんの提供。良曲揃いですね。: 渡邊「私、塚本さんの曲が本当に大好きで！　ベース音がガンガン鳴ってるのにすっごくさわやかで、飾り気のない歌詞が直球で心に伝わってくるところがすごくいいんです！」

傳谷「私たち、楽曲には本当に恵まれていますし、そういう曲を歌わせていただけることをすごく感謝しています」

さて、去年のアイドル横丁夏祭りでこのグループが初お披露目されてから約1年が経ちました。自分たちで成長したと思うところはどこですか？: 林「今年もアイドル横丁夏祭り!!～2013～（7月7日）に出演させていただいたんですけど、1年前に初めてステージに立ったことを思い出しながら、一つ一つの動作に気持ちを込めてやることができました。それと、5人の団結やまとまりがすごく出てきたなと思いました。まだ1年しか経ってないですけど、5人で乗り越えてきたこと、支え合ってきたことも多くて、グループの絆が深まったと思います」

傳谷「去年のアイドル横丁夏祭りはまだ結成されたばかりで、心も今よりバラバラで…(笑)」

渡邊「曲も『ベイビーレイズ』しかなかったし(笑)」

傳谷「私は体力と表現力がついたと思います。まだまだ成長したなんていえるレベルじゃないかもしれませんけど、1年前は『ベイビーレイズ』のイントロを踊るだけで息が上がっちゃってて。それが、今は1時間半のライブができるほど体力がつきました。表現力についても、みんなでどうパフォーマンスすればいいかを考えながら一曲一曲を作り上げていくことができるようになってきたと思います」

大矢「私はステージに立つ前の気持ちが変わったと思いますね。私たち、いつもステージに出る前に円陣を組んで、『今日は○○をがんばります』みたいに一人ずつステージへの思いを話すんです。その言葉がこの1年でイベントをやるたびに重みを増してきてて。最近だと『今日、このステージが最後だという気持ちで死ぬ気でがんばろう』って言ったり。1年前の私たちは伝えたいものも伝えられなかったんですけど、今は徐々に重みを身につけられているかなと思います」

それが今年のアイドル横丁夏祭り!!～2013～で確認できたんですね。: 大矢「実は、舞台裏で『よく1年持ったね』って話してたんです。私自身も最初のうちは『でんちゃんか真夏がやめたいって言い出さへんかな？』って心配してたんで(笑)」

傳谷「やめませんよ(笑)！」
『ベイビーアンビシャス！』のリリース以外にも、2013年の夏は大きな予定が目白押しですね。7月27～28日に東京アイドルフェスティバル、8月10日にはサマーソニック、翌11日には渋谷O-EASTでワンマンライブ『ベイビーレイズ伝説の雷舞！ -虎軍奮闘-』があります。: 傳谷「私はサマソニに出るのが念願だったんですけど、まさか今年かなうなんて！」

林「サマソニにも乗り込んで、皆さんのハートを乗っ取って翌日のワンマンを迎えたいと思います！」
ワンマンライブは成功させられそうですか？: 高見「渋谷O-EASTで集客目標は1000人。前回のワンマン（3月9日）では3公演で1000人だったので、5ヶ月で3倍にしないといけないんですよね…。でも、この間に新しくついてきてくださった方もいるので、全力のパフォーマンスを見せたいです」
武道館ライブ実現まで、残された時間も1年になりますね。: 傳谷「この夏で勢いをつけて突っ走りたいですね。」

林「この5人で切磋琢磨して、もがいて、壁をぶち壊して。武道館ライブ、有言実行するために走り続けます！」
では、最後にこの記事を読んでくれた人たちに一人ずつメッセージを。: 大矢「この記事で初めてベイビーレイズを知った方、少しでも気になってくれた方、ぜひ一度ライブに足を運んでください。あなたのハート、乗っ取ってみせます！」

傳谷「私たちもそうですけど、芸能界を目指す皆さんにも悩みや不安があると思います。そんなときに『ベイビーアンビシャス！』を聴いて少しでも前向きな気持ちになってもらえたら嬉しいです」

林「ステージでは全力でガオガオやってるんですけど、こういうインタビューではまた違ったメンバーそれぞれの素顔や個性が出ていると思います。もっともっとベイビーレイズのことを知って、好きになってもらいたいです」

高見「この夏を熱く盛り上げたい人はベイビーレイズのライブに来て、今年のドライブをさわやかに楽しみたい人は『ベイビーアンビシャス！』を買って、今年の夏が勝負だという人はとにかくベイビーレイズの曲を聴いていただければバッチグーです！」

渡邊「人生いろんなことがあると思うんですけど、つらくなったときにはベイビーレイズの曲を聴いて元気を出してください。そして、あわよくばライブに来て、さらにあわよくば虎ガー（虎ノ門ガーディアン＝ベイビーレイズのファン）になってください！」

インタビュー・終
取材・文／小沢康弘

ベイビーレイズ／（写真左から）
大矢梨華子（おおや・りかこ　16）
傳谷英里香（でんや・えりか　17）
林愛夏（はやし・まなつ　18）
高見奈央（たかみ・なお　16）
渡邊璃生（わたなべ・りお　13）
の5人組アイドル。

「乗り込み!乗っ取り!!」をテーマに、2012年9月26日に1stシングル『ベイビーレイズ』でデビュー(オリコン週間19位獲得)。指南役を務める菊地亜美パイセン（アイドリング!!!16号）のもと結成され、「baby=かわいこちゃん」達が「raid=襲撃」するというグループ名の通り、他人気グループのファンを奪うことをモットーにステージへの乱入や、ライブハウス前での布教活動、路上ゲリラライブで注目を浴びる。また、ポニーキャニオン本社1Fにて『虎ノ門道場』なる無料公開稽古の開催や、ライブハウスでの定期ライブを開催。デビューから2年以内での日本武道館ライブ開催を目指して活動中。 7月31日に4thシングル『ベイビーアンビシャス！』を発売し、8月11日には渋谷O-EASTでワンマンライブ『ベイビーレイズ伝説の雷舞！-虎軍奮闘-』を開催する。

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