カラオケでは、ひとり『Perfume』です！

TBS系ドラマ『ブラッディ・マンデイ』で、三浦春馬さん演じる天才ハッカー藤丸の妹・遥役を演じている川島海荷ちゃん。 デビューの話、女優業やガールズユニット『9nine』、憧れの高校生活、意外な素顔などについて話してくれました。

Ｑ　デビューのきっかけを教えて！

「小学校6年生のとき、家族で渋谷に遊びに行ったら、お母さんが事務所の方に声をかけられたんです。でも、私は早く買い物がしたくて“何で知らない人としゃべってるの？”って、すごい不機嫌だったと思います(笑)。あとで話を聞いたときは、あんまり興味が無くて……。私には、芸能界は別世界でした。だって、戦争の映画は、本当に命を懸けて撮っているんだと思っていましたもん(笑)。でも、事務所の社長さんと面接したときに、“なかなかできないことだから、やってみれば”と勧めていただいて、やってみようと思って始めました」

Ｑ　初めてのドラマ出演は、田村正和さんと伊藤蘭さんの『誰よりもママを愛す』(TBS系)だね？

「緊張しました。テレビの中にいる人が目の前にいて、ちょっとびっくりました(笑)。あと、画面の中に映っている私を見ても、“あれ？　自分かな。この子誰だろう”みたいな(笑)」

Ｑ　実感はわかないよね。友達からは何か言われた？

「もう中学1年生だったんですけど、役が小学生だったので、“かわいいねぇ。ランドセルまだ似合うね。まだまだ小学生いけるね”みたいな感じで。喜んでいいのか、冷やかされているのかよく分からなかったです(笑)」

Ｑ　初めての演技は大変じゃなかった？

「セリフを覚えるのから手ごわかったです。最初の頃は、家族に相手役をやってもらって覚えていました。事務所で演技の勉強をしたりして、大体こういう感じかなと思って演じたつもりだったけど、やっぱり今見ると、“何、これーっ”って思います(笑)。恥ずかしいです」

Ｑ　『役者魂！』(フジ系)では、藤田まことさんや松たか子さんに反抗的な女のコ役が印象的だったね。

「この作品で、やっとドラマに慣れてきました。最初はガチガチでしたけど、共演者の方と演技のコミュニケーションを取っていくうちに、“こうすればいいのかな”とか分かって。あと、泣く演技は『役者魂！』が初めてでした。役に入るというよりは、悲しいことを考えて泣くという感じでしたけど。難しかったです」

Ｑ　2007年からはガールズユニット『9nine』にも参加。

「演技の仕事だとあんまり同い年の女のコとは共演しないので、新鮮でした。歌は好きでしたけど、ヘタでした。初めの頃の映像を見ると“何、これ。歌じゃない！”みたいな感じです(笑)。でも、声の出し方とか教わって、いろいろレッスンをやって、前と比べてみると“あっ、成長したんだな”って思います」

Ｑ　『9nine』は、ダンスもあるよね。

「最初はダンスがあんまり好きじゃなかったんです。体を動かすことが、あんまり……(笑)。でも、やっていくうちに段々分かるようになって。振り付けを覚えるのも早くなってくると、達成感が出てきて。それからは、ダンスが好きになりました。家でいつの間にか踊ったりもしてます」

Ｑ　カラオケでもノリノリで歌って踊ったり？

「ひとりで盛り上がっちゃうんですよ(笑)。この前も、Perfumeさんの『ポリリズム』をＰＶのマネしてひとりで踊ったり。“ポリリズム〜♪“って（と、いきなり踊りだす）。友達には、ポカーンと見られてます(笑)」

PART2につづく…

Text／日刊編集センター