小松彩夏 | インタビュー | Deview-デビュー

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インタビュー「小松彩夏」

2008/12/12

自分の声にコンプレックスがあったんです

小松彩夏
うすた京介さんの原作漫画を映像化した短編アニメ映画『エト−ETO−』で、少年・シブシゲの声を担当している小松彩夏ちゃん。声優に初挑戦した感想、憧れて入った芸能界での今後の目標などをたっぷり語ってくれました。



小松彩夏

Q もともと原作の『エト』は知っていたの?

「声優のお話をいただいて初めて原作を読みましたが、すごい面白いですよね。シュールで(笑)。主人公のエトに会いたいと思いました。こんな宇宙人ならいいなって。バナナマン・日村(勇紀)さんの声がエトにぴったりで、とても癒やされました。でも私がアフレコをした時は、まだ日村さんの声は入っていなかったんですよ」

Q シブシゲは、エトとのやり取りが多いよね?

「エトの後にシブシゲのセリフが続くことも多かったので、最初はどのタイミングで言っていいのか分からなくて難しかったです。そうしたら一緒にアフレコをしていた声優さんに“タイム”を見たらいいよって教えていただきました。アフレコをする部屋には必ずタイムが表示されるんです。それを見て“○分△秒でエトがしゃべり終わって、そのあと※秒で言わなくちゃ”って、タイムを計りながらセリフを言っていました」

Q 声優初挑戦での男のコ役、実際にやってみてどうだった?

「声を低く出すことがつらくて難しかったです。低くしようとするとテンションまで下がって、うまくできなくて……大変でした。いろいろ声の出し方を試して、どれがシブシゲに近いかを監督と相談しながら調節していきました。あと普段、使わない言葉や男のコ特有のちょっと乱暴な言い回しを、どんな風に言ったらいいのか分からなくて」

小松彩夏

インタビューに答える小松彩夏ちゃん

Q 実際にアフレコをやってみて、やはり芝居とは随分勝手が違った?

「お芝居と違って声優はすでに出来上がったものに後から自分で合わせなきゃいけないじゃないですか、それが難しかったですね。それにシブシゲの印象が、台本を読んだ時と出来上がったアニメを見た時の印象ではまた少し違ったりして、シブシゲの人物像がよく分からなかったんですよね。表情とか、声質とか……。だから、あまり作り過ぎちゃだめなのかなって、逆に役作りせずに取り組みました」

Q プロの声優さん達のアフレコ現場を間近で見て、どう思った?

「とにかく声優の皆さんのうまさに、もう圧倒されました。改めて、声優さんってすごいなって。普通に話していたのに、いざ本番になると急に役に入り込むんですよ。“えっ、同じ人!?”ってビックリするくらいすごくて、本当に圧倒されました。上がったり下がったり、声の感情表現がすごいですよね。衝撃的でした」

Q ちなみに彩夏ちゃんの好きな声優さんは?

「アニメ『ちびまる子ちゃん』(フジ系)が大好きで、まるちゃんの声に憧れました。アッ、でも私はモノマネはできないですから!ムチャぶりしないでくださいね!?(笑)」

小松彩夏

短編アニメ映画『エト−ETO−』
2009年1月10日公開。

Q (笑)。また声優に挑戦してみたいと思う?

「はい! 今度は女のコの役で挑戦してみたいです。シブシゲの声をやって、自分の姿が映っていなくても、声だけで表現できるんだって思いました。実は私、自分の声にすごいコンプレックスを持っていたんです。テレビから流れてくる自分の声を聞いていると違和感があって、自分の声だけ浮いてるんじゃないかって思ってしまうぐらい大嫌いで。でも今回声優に挑戦して、ちょっと好きになりましたね。まだ不安はありますけど…皆さんの反応が楽しみです!」

PART2につづく…

Text/梅澤陽子(日刊編集センター)
こまつあやか●1986年7月23日生まれ、岩手県出身。2001年『CANDy』のモデルで芸能界デビュー、2003年『美少女戦士セーラームーン』(TBS系)のセーラーヴィーナス/愛野美奈子役でTVドラマ初出演。以降、TV、映画、舞台と多方面で活躍。2009年1月10日にはアフレコ出演したアニメ映画『エト−ETO−』(TOHOシネマズ六本木ヒルズでは1月1日から先行上映)が、17日には『感染列島』が立て続けに公開。(アミューズ所属)

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