ちょっとでも行動すれば絶対変わる！

テレビ朝日系『小児救命』で看護師役として出演中の石原あつ美ちゃんが登場。映画『イエスタデイズ』に続き12月には『やさしい旋律』も公開され、女優としても絶好調のあつ美ちゃん。大きな目を輝かせながら、デビュー秘話やプライベート、今後の目標などたっぷりと語ってもらいました！

。

Ｑ　あつ美ちゃんのブログでも『小児救命』(テレ朝系)のナース姿がちょくちょく登場しますね。

「小児科が舞台なので、ちっちゃい子がたくさんいて、アットホームでわいわいしてます。小西(真奈美)さんをはじめ、出演者にＡＢ型が多くて(笑)、その話でよく盛り上がってます！」

Ｑ　小西さんから女優として学ぶことは？

「小西さんは撮影の合間もよく話しかけてくださったり、本当に素敵な方なんです!　動じないっていうのかな…すごく冷静で、常に一定のコンディションをキープしてるんです。そのなかで抑揚のあるお芝居をされてて。私はキープすることに必死なので、どうしたらああなれるのかって。笑顔も素敵で癒されるし、同性から見てもドキドキしちゃう(笑)」」

Ｑ　これまでのお仕事で印象的だったものは？

「『ごくせん』(日テレ系)で子供を産みました(笑)。今までは年齢的に学生の役が多かったので、奥さん役な上に出産なんて！(笑)。こればかりは経験したことがないので、どれくらい痛いのか、つらいのか、感動するのか下調べをしたんですよ!　それでネットで調べてみたら、リアルな出産ドキュメントばかりがでてきてしまって(笑)、さすがに最後までは見られなかったです…。結局よくわからないまま撮影に挑んだんですけど、演技指導の先生がいらしたので、いろいろご指導いただいて無事出産(笑)。これは今までにない経験でしたね」

Ｑ　そうやって事前に調べたり、役作りも含めたうえで、女優として心がけていることは？

「やり続ければ絶対成果がでるって信じてるんです。“やらないでできなかった”じゃなくて、“やったけどできなかった”方が納得いくじゃないですか。でもその一方で、続けているのを止めるのが不安なんですよ。私、健康オタクで(笑)、半身浴・ヨガ・デトックスのお茶・麺棒マッサージ、毎日やってるんですけど、効果がどうのというより、やり続けることに意味があると思ってます」

Ｑ　そんなあつ美ちゃんが憧れている人は菅野美穂さん。

「はい!　お芝居をしている菅野さんも、もちろん大好きなんですけど、バラエティー番組で話している姿をみて一層好きになりました。それまで私の中では、はかなげなイメージだったのに、すごく面白い方で、そのギャップが素敵だと思ったんです。私は、黙っていればおしとやかに見えるって言われちゃうんです(笑)。関西弁のイメージもないようで、"こんなにしゃべる人だとは思わなかった"とか言われるんですよ〜(笑)」

Ｑ　今後の目標は？

「今はいろいろなジャンルのお仕事をして、人間観察もして(笑)、たくさんの引きだしを作っていきたいです。それで将来はもっとお芝居を中心にやっていければいいなと思います。映画『やさしい旋律』で演じた悪女っぽい役も楽しかったし、すごく頭のいい女の子とか、自分にないような役をやっていきたいですね。人間的にもど〜んと構えられて、何事も受け止められる人になりたいです。私、いっぱいいっぱいになるとすぐに慌てちゃうので」

Ｑ　プレッシャーや不安に弱いところは変われそう？

「そうですね…地元で事務所が決まらず、アパレルをやっていた時が一番不安でつらかったんです。その頃に比べたら、今の不安は全部前向きなことにつながってる気がするんです。そこには必ず"頑張ろう！"って気持ちがあるわけだから。ちょっとでも行動すれば絶対変わるので、すべては行動あるのみです!　夢はあきらめたらアカン!」

Text／塩澤順子(日刊編集センター)