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インタビュー「志保」

2009/02/13

悔いの残らない人生を……激しく生きたい!

志保
ドラマ『銭ゲバ』(日本テレビ系)でキーパーソン的な役を担う志保ちゃん。GReeeeNのヒット曲『愛唄』のPVでせつない表情が印象的なあの女のコも志保ちゃんです! 素顔はとっても明るくて楽しい志保ちゃんがデビューのきっかけはもちろん、『銭ゲバ』で共演中の松山ケンイチ君のこと、オーディション体験談など、盛りだくさんに語ってくれちゃいましたよ〜!!



志保

Q 『銭ゲバ』で家政婦の春子を演じています。

「春子は、おとなしくて言いたいことも言えず、ビクビクしている役です。お嬢様の茜(木南晴夏)にいつもつらく当たられてコワがってますね。あと、風太郎(松山ケンイチ)の裏の顔に気付いてしまうんです。陰でニヤっと笑う風太郎を見つけてしまったりして。“リアル家政婦は見た!”みたいな(笑)。それを誰かに言おうとするんですけど臆病で言えない。でも、春子は物語のカギになってくるんじゃないのかなと思います」

Q 春子を演じる上で心掛けていることはある?

「今までで一番難しい気がするんですよ。“おびえる”っていう表現がまず、私の今までの役になかったんですよね(笑)。だから、家で台本を読みながら、ここはどんな表情をしたらいいのかなって考えますね。あと、お屋敷に勤める家政婦さんなので、一つ一つの動きにも気を配って、丁寧にできたらなと思っています。お茶のつぎ方とか、ティーカップを置く時のスプーンの位置とか、普段気にしないし、全然分らなくて。自分が丁寧だと思うやり方でしてみて、分らないところは、スタッフさんに聞いています」

Q 先輩の俳優さんたちに囲まれて学ぶコトも多いのでは?

「松山さんやミムラさんとはゲームのお話で盛り上がったりもするんですが、いざ撮影になるとガラリと変わって。例えば松山さんは、太ももを刺されて足を引きずるシーンで、痛さがどのくらいかとか、刺されているから座り方はこうした方がいいかなとか、すごく研究されているんです。そういう姿を見て、勉強になるし、刺激を受けます」

志保

撮影現場でのオフショット

Q お芝居をする上で大事にしているコトは?

「演技を楽しむコト、演技を好きでいるコトは、すごく大切だと思います」

Q 役作りはいつもどんな風にしているの?

「頭の中でひたすらシミュレーション。小説を読む時のように、ここはこういう感じかなと想像して台本を読んでいますね」

Q 4月で高校2年生。学業との両立は大変?

「難しいですね。仕事で学校に行けなかった時は、友達にノートを写させてもらって、プリントがあればそれに書き込んで、テストに備えていますが、勉強があんまり好きじゃないんです(笑)。でも、高校はとても楽しいです」

Q 今年の目標を何か立てた?

「時間にルーズなところと投げやりなところを直す!(笑)。遊びに行ったりすると、ほぼ毎回遅刻なんですよ。余裕を持って3時間くらい前に起きて、待ち合わせ時間の30分くらい前に用意が終わっているのに、なぜか家を出るのが待ち合わせ時間だったりするんですよ。なんでなのか分らないんですけど(笑)。投げやりなところっていうのは、興味のない事はその話をスルーしちゃったり。ぼーっとしている事も多くてマネージャーさんとしゃべっていても、その話をスルーしちゃう。“そうですよね”って返事しておいて“今なんの話してましたっけ?”って(笑)」

Q それではその先にある夢は?

「悔いの残らない人生を送りたい……、激しく生きたいです! 激しくというか、やりたいコトはやって、カーテンを閉めたいですね、人生の(笑)」

PART2につづく…

Text/小畠良一(日刊編集センター)
しほ●1992年10月19日生まれ、群馬県出身。2004年、芸能界入り。2005年、『あいくるしい』(TBS系)でドラマ初デビューを飾る。2007年にはGReeeeNの『愛唄』PV出演。『東京少女』シリーズ(BS-i)を経て、現在は『銭ゲバ』(日本テレビ系土曜夜9時)に桑田春子役で出演中。(スターダストプロモーション所属)

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