芸能人って大人になったらなれるものかと思ってました(笑)

AKB48の小嶋陽菜ちゃん、高橋みなみちゃん、峯岸みなみちゃんが新ユニット“ノースリーブス”を結成！ 10月10日スタートのテレビ東京ドラマ『メン☆ドル〜イケメンアイドル〜』に初主演し、11月26日にドラマ主題歌「Relax!」でCDデビューもします。今後の活躍から目が離せない彼女たちに、オーディション秘話や芸能界の事などについてたっぷり聞いちゃいました。メンバーそれぞれにスポットを当てながら、ノースリーブスへのインタビューを4回にわたってお届けします！

Ｑ　ノースリーブスが大抜擢！ 『メン☆ドル〜イケメンアイドル〜』でいきなりドラマ初主演!!

峯岸「女のコがひょんなことから男装をして男性アイドルになるお話なんですけど、きっと面白いドラマになると思います。主演はまだ早いだろうって思われるところを、男装のインパクトでカバーしていきたいです(笑)」

Ｑ　男装した自分を鏡で見てどう思った？

峯岸「なんかイケてない男っぽいなって(笑)。私、ほっぺに肉があるんですよ。女のコだったら、まだありかなと思うんですけど、男のコだと、ほっぺをもっとシャープにしたかったなって。あと、メンバー３人とも弟がいるんですけど、男装すると顔がみんな弟みたいなんです(笑)」

Ｑ　イケメンに男装することにちなんで、理想の男性像を教えて！

峯岸「なんだろう」
小嶋「ちょっと強めで子供扱いしてくれる人だと思います、みいちゃん(峯岸)は」
峯岸「すごい優しいワケじゃなくて、けっこう強めで……」
小嶋「ツンデレ？」
峯岸「あ〜そうかも」

Ｑ　芸能界デビューのきっかけは、AKB48のオーディションに合格したことですよね。

峯岸「オーディションをいっぱい受けたいなと思っている時に『デ☆ビュー』を観てたら、AKBのオーディションのページが折ってあったんですよ。なんで折ってあるのか親に聞いたら“秋元(康)先生(AKB48総合プロデューサー、作詞家)はすごい人だから一度受けてみなよ”って言われて。秋葉原で、シアターで、秋元先生……？ ピンとこなくて、そのページを飛ばしたんです(笑)。けど、一応受けてみようということで応募したら、合格したんです」

Ｑ　AKB48のオーディションは緊張した？

峯岸「いろんな人に“何歌うの？ 何歌うの？”って聞いてた覚えがあります(笑)。知っている人がいると緊張がほぐれるので、仲良くなりたくって。歌う曲は自分で決めるんですけど、陽菜は『渡瀬橋』って言ったんですよ」
小嶋「言った！」
峯岸「で、誰かとかぶってるなあと思って(笑)」
3人(一同爆笑)
峯岸「私は高橋 瞳さんの『evergreen』を歌いました」

Ｑ　小嶋さんと高橋さんに質問。峯岸さんの第一印象を教えて！

高橋「最初に会った時は、年下ということもあって、子供だなあって思ったんですよ。でも話をしてみると、考え方もしっかりしていて、年下だと思えないぐらい大人でした」
小嶋「AKBのオーディションの時にすごい話し掛けてきて、なんか元気な子供だな〜って(笑)。あの時はいくつ？」
峯岸「13歳(笑)」
小嶋「でも話が合ったんですよ、私はその時17歳なのに。なんでこんなに年下のコと仲良くしゃべれるのかなって不思議でした。今はなんでも相談できちゃうし、適切な答えも返ってくるからすごいコだなって思います」
高橋「でも時々、子供っぽい仕草を見せるよね」
小嶋「そう!　子供っぽいところもちゃんと持っているから、ずるい(笑)。使う時あるよね?　“ここは子供でいたほうがイイ”って(笑)」
峯岸「初めて会う人とか、聞きづらいことを聞く時とか、子供っぽく“エーッ、○○なんですか〜”って言ったら、子供だと思われて話してもらいやすいかなと思って(笑)」

Ｑ　峯岸さんは小さい頃から芸能界に憧れてたの？

峯岸「ダンスが好きで4歳の時からバレエを習ったり、演技のレッスンも受けたりしていたので、芸能人って大人になったら自然になれるものって思ってたんです(笑)。でも自然になれないことに気が付いて、オーディションを受け始めて。最初はお母さんの思いが強くて受けていたけど、落ちると悔しかったから自分でもなりたかったんだと思います」

Ｑ　AKB48としてデビューして3年。芸能界はどんなところ？

峯岸「頑張った分だけ評価される世界ではないなと思います。でも頑張らないで成功する世界ではないから、頑張らなかったらダメなんですよ。トップに立った人は頑張ってると思うんです。頑張れば必ず成功できるというワケじゃないけど、頑張らないと何も始まらない」

Ｑ　お仕事をする上で心掛けていることはある？

峯岸「自分らしくいること。私は最初、ハロプロ系の可愛いアイドルになりたかったんですけど、無理があったんです(笑)。しゃべり方とか、考え方とか、アイドルのみなさんと根本的に自分は違うんだなと思うようになって。それに演じていると疲れちゃうじゃないですか。あと、AKBにもどんどん可愛いコが入って来る中で“普通じゃダメなんじゃん”と思ったんです。だから自分らしく振る舞って、それを好きになってもらえたら、一番幸せなことなのかなと思うようになりました」

Ｑ　11月で16歳。これからどんな女優に、歌手に、そして女性になっていきたいと思う？

峯岸「(峯岸単独の)写真集『SOUTH』のカメラマンさんに、心がキレイな人になったほうがいいよって言われたんです。外見も大事だけど、中身を見ている人のほうが多いからって。見た目もすごい気になるけど、人として中身がキレイな人になったら、もっと自信がつくんじゃないかなと思っています。“中身も大事なんだ！”ってことを教わりました」

次回は高橋みなみちゃん、小嶋陽菜ちゃんが登場！

Text／小畠良一(日刊編集センター)