清原果耶 | インタビュー | Deview-デビュー

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インタビュー「清原果耶」

2015/06/23

「朝ドラで女優デビューできると聞いて、嬉しいよりビックリです!!」

清原果耶

昨年実施された『アミューズオーディションフェス2014』で満場一致でグランプリを獲得した清原果耶ちゃんが9月28日よりスタートのNHK 連続テレビ小説『あさが来た』で女優デビューすることが決定! グランプリ受賞後、異例のスピードでCM、雑誌の専属モデルに決まるなど、“第2の吉高由里子”と期待される新人女優の果耶ちゃんに、朝ドラが決まるまでのオーディション秘話や撮影裏話を直撃!

清原果耶
念願の女優デビューが決まりましたね!しかも“朝ドラ”のレギュラー出演です。このことを聞いたときはどんな気持ちでした?
「嬉しいよりビックリでした! 朝ドラはたくさんの作品に出ていろんな経験をしている方しか出られないと思っていたので、自分が出演できるっていうのは不思議な感じです」
昨年秋の『アミューズオーディションフェス2014』でグランプリを獲得してから、CM出演や『nicola』専属モデルが決まり、そして今回ついに女優デビュー。この半年間で自分自身、気持ちの変化はありました?
「今まではお母さんに全部頼っていたんですけど、“何でも自分でできるようになりたい”と思うようになりました。例えば、朝は自分で起きられるように頑張っていて、自分のことはなるべく自分でするようにしています。ほかにも普段から意識して、キレイな姿勢のままいられるように頑張っています」
一気に環境も変わって、お仕事は東京、学校は大阪と大変なことも多いのでは?
「大変ですけど、楽しいことのほうが強いです。もともと前向き思考な性格なので、“疲れたな”よりは“よし頑張ろう!”って。『nicola』に出るようになってからは特に、ファンレターがたくさん届くようになってすごく嬉しくて。さらに頑張ろう!っていう気持ちが湧きました。ファンレターは私の元気の源です!! 友達と出かけたりする時間は少なくなって少し寂しいなって思うこともあるんですが、友達とは学校で遊べるので(笑)」

清原果耶
そんな学校のお友達や周囲の人からは、どんな性格って言われていますか?
「見かけは大人しいのに、しゃべると『さすが大阪人だね〜』って言われたり、『天然だけどしっかりもしてるね』とか(笑)。あとは『よく笑ってるね』って言われるくらいずっと笑顔で、自分でもそこは自信があります!」
果耶ちゃんが出演した『三井のリフォーム』CMのメイキング映像を拝見しましたが、ホントにずっと笑顔で楽しそうでしたね。
「お芝居やダンスや歌うことがすごく楽しいんです! 自分が憧れていたことをやらせてもらっているので、全部楽しんでやれてます。現場のスタッフさんからも『ずっと笑顔だね』って言われて。私、撮影現場のスタッフさんって、もっと怖いのかなって思っていたんです。ちょっと間違えたら“ワーーッ”と怒られるのかなと思ってたんですけど、緊張しないようにフレンドリーにお話してくださったりして、それがすごくビックリしたことでもありますし、こんなに楽しい現場なんだなって思いました」
現在、撮影中のNHK連続テレビ小説『あさが来た』の現場も楽しい?
「休憩の時間になると話していることもありますが、待ち時間が長かったりするので、みなさんそれぞれの過ごし方があるみたいで。私も台本を読んだりブログを書いたりして、自由に過ごしています」
果耶ちゃんは今回のふゆ役が決まる前に一度、別の役で『あさが来た』のオーディションを受けてるんですよね。
「はい。朝ドラのオーディションを受けさせてもらえることが嬉しくて、“この役を獲りたい!”とすごく頑張りました。オーディション用の台本をお母さんと練習したり、動きをつけてやってみたり、セリフが飛ばなくなるまで台本を覚えて。前日は徹夜して、朝の6時くらいまでセリフの練習をしました」
でもそのときは落ちてしまって。
「本気で挑んでいたので、落ちたと知ったときはすごい泣きました……(思い出して涙を浮かべる)」

清原果耶
思い出し泣きしちゃうくらい強い想いで臨んだんですね。
「落ちたときは、すごくへこんでしまって。でもいつまでも引きずっていてもダメだなと思って、“次、また頑張ろう!”と切り替えていたとき、ふゆ役のお話を聞いたんです。実は、報告を受けたとき、マネージャーさんが急にご飯を食べに連れて行ってくださって、すごく改まった雰囲気だったので、“何か悪いことを言われるんじゃないか”とオドオドしていたんです。そしたら「おめでとう!」って言われて。なので、“出演できる”と聞いたときは、さっきまでのオドオドはなんだったんだ?っていう気持ちとビックリが混ざって(笑)」

清原果耶
オーディションを見たスタッフさんから、『清々しさと真っ直ぐな雰囲気を持つ果耶ちゃんにふゆ役をお願いしたい』とオファーがあったそうで。果耶ちゃん演じる“ふゆ”はどんな役なんですか?
「主人公の今井あさ(波瑠)さんと、そのお姉ちゃんのはつ(宮アあおい)さんの家に仕える新米の女中さんの役です。はつさんにすごい憧れを持っていて、“自分がはつさんを頑張って守らなきゃ”という気持ちで、一緒にはつさんの嫁ぎ先についていく役です」
自分と共通する部分ってあります?
「はつさんは嫁入りの準備として、裁縫とかお琴の稽古とかをすごい頑張っている人なんです。私もそんな風に頑張ってる人にすごく憧れて、“この人みたいになりたいな”ってことを思うんです。ふゆもはつさんに憧れを持っていて、“ついていきたい”“この人のようになれたらいいな”って思う気持ちがあって、そこは私と一緒なのかなって思います」
ふゆ役は15歳から20歳半ばまでと、年齢幅の広い役を演じるのは難しくないですか?
「外見は変えられないので、お芝居の仕方をキャピキャピした感じから、ちょっと静かな大人っぽい演技ができるように心がけたり、声の高さとかをちょっとだけ変えたりしてやってます」
共演する先輩たちの演技を間近で観てどう?
「すぐそばで演技を観ることができて、こんな風に自分もできたらいいなって思いながら勉強しています! 印象的だったのは宮アあおいさんとの共演シーンで、演じるはつさんの感情がこっちまですごく伝わってきて、涙が出そうになったのを覚えています。悲しんでいるはつさんを見て、私まで気持ちがこみ上げてきて、撮影中なのに自分も涙が出そうになって。自分は泣くシーンではなかったので、“一緒に泣いちゃったらダメ”って、ずっと堪えてました。それぐらい圧倒されたんです」

清原果耶
今回の朝ドラ『あさが来た』のヒロイン・今井あさを演じる波瑠さんはどんな印象ですか?
「私の勝手なイメージだったんですけど、ふんわり柔らかい感じの女性だと思っていたんです。でも実際に演技をしている姿を観たり、休憩時間の波瑠さんを観ていたら、演技がすごく好きな情熱的な方で芯のあるとってもカッコイイ女優だと思いました。以前、休憩時間に視線を感じて振り返ると、波瑠さんが私を見つめていて。ニコって笑顔で返したら『コアラみたいだね』って言われたんです。なんて返したらいいのかわからなくて『あ、ありがとうございます』みたいな……。波瑠さんから見て、私の雰囲気がコアラっぽかったみたいです(笑)」
すごく楽しそうな現場ですね。まだ放送は先ですが、演じるふゆ役で、注目して観てほしいところは?
「最初の頃は、先輩女中のうめ(友近)さんに教わったりして、女中さんの仕事を頑張って覚えていきます。でも年を重ねていくにつれて、“はつさんを守っていかないと!”という気持ちが強くなっていくところがあって、そのふゆの変化と成長を観ていただけたらなと思っています!」
活躍する場がどんどん増えてきていますが、今後こんなお仕事がしたいなど夢はありますか?
「私、ココアが大好きなので、ココアのCMに出られたら幸せだろうなって! あと、映画にも出てみたいです。芸能界に入って一番やってみたいと思っていたのが悪役なので、本格的な悪役ができたら楽しいだろうなって思ってます」
最後に、俳優を目指している読者にメッセージをください!
「私も自分が思うように演技ができなくて悩んだり悲しんだりしたけど、練習するにつれて少しずつできるようになって、お芝居することがもっと楽しくなりました。なので、辛いことがあっても、頑張ることと楽しむことを忘れなかったら、ハッピーになることができると私は思うので、みなさんも頑張ってください! 私も負けないように頑張りますので応援宜しくお願いします!!」

インタビュー・終
撮影/大森文暁(f-me) 取材・文/舘野玲果

Profile

清原果耶
きよはら・かや●2002年1月30日生まれ、大阪府出身。『アミューズオーディションフェス2014』にてグランプリを受賞し、アミューズに所属。1月より放映されている三井不動産グループ「三井のリフォーム」CM、アステラス製薬「臓器移植をしたきみ」CMに出演。また2015年4月号より『nicola』専属モデルとして活躍。現在公開中のアニメーション映画『台風のノルダ』にて、ヒロイン・ノルダ役で声優にも挑戦。
清原果耶オフィシャルブログ
http://ameblo.jp/kaya-kiyohara/

INFORMATION

あさが来た

NHK 連続テレビ小説『あさが来た』
2015年9月28日(月)〜2016年4月2日(土)≪全156回≫

【出演】波瑠、玉木宏、寺島しのぶ、柄本佑、友近、升毅、ディーン・フジオカ、三宅弘城、山内圭哉、野々すみ花、林与一、萬田久子、辰巳琢郎、風吹ジュン、近藤正臣、宮アあおい ほか

“朝ドラ”初の江戸時代、幕末からスタートする今作。激動の時代の大阪を明るく元気に駆け抜けたおてんば娘と陽気にヒロインを支え続けたボンボン夫の「おもろい夫婦」が日本の朝を明るく照らす“びっくりぽん!”な物語。時代に先駆け、銀行、生保を設立し、後には日本最初の女子大学設立に尽力した実在の人物・広岡浅子をモデルに、「お金儲け」のためではなく、「今より少しでもみんなが幸せな世の中の実現」のため、生き抜いたヒロインの物語を、「おもろい夫婦」を縦軸に、「運命の姉妹」を横軸に、さらにはヒロインへの応援者たちとの暖かな交流を絡めて描く。

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