ななみちゃんの叫び声で、さらに怖くなっちゃった

松山メアリちゃん、桜庭ななみちゃん、宮武美桜ちゃん、高月彩良ちゃん、宮武祭ちゃんによる美少女ユニット・bump.y(バンピー)が出演する『怪談新耳袋　百物語』(BS-TBS)が5月2日に放送される。身も凍るような10本の怪談をつづったホラードラマに出演する心境は？ 撮影の裏話はもちろん、本格始動する歌手活動の話からメンバーの(秘)エピソードまでたっぷり聞いちゃいました。5人の仲良しトークに注目！

Ｑ　『怪談新耳袋　百物語』は全部、本当にあった話なんだよね。

松山「そうなんですよ。撮影しているときは本当の話だって知らなくて、後日聞いてゾッとしました」

桜庭「メアリさんが出演した『ついてくるもの』では、兵隊さんが追い掛けてきたりして。もし、本当にそんなことがあったら……」

(宮武)祭「ヤダー！(笑)。1人でいるのが怖い」

(宮武)美桜「私は、マンションのエレベーターにまつわる『赤塗り』に出演したんですが、台本を読んだ時から、1人でエレベーターに乗るのが怖くなって。本当の話だってちょっと前に聞いたばかりだから、もっと乗れなくなる(笑)」

高月「私は最初、このお話は嘘なんだって思ってたんですよ。撮影中もスタッフさんが優しくてすごく楽しい現場だったので、怖いとはまったく思わなかったんです。けど、いざ実話だったと聞くと……。実際にこういうことを体験した人がいらっしゃるんですよね。すごい怖かったです」

Ｑ　しかも10本ものエピソードがあって。特に印象に残っているものは？

高月「メアリさんの『ついてくるもの』です。幽霊の特殊メークがすごい本格的だったし、メアリさんも、見ているこちらまでゾッとしてくるような演技だったので、すごく怖く感じました」

桜庭「祭と美桜が出ている『寺に預けられた理由』で、祭だけに見えているという設定で幽霊の女の人たちがすごいケンカをするんですけど、髪の毛をまとめて抜くシーンを見たときは“ヒィ〜ッ！”ってなりました。痛そうだなって(笑)」

松山「あのシーンは結構激しかったよね！ 私は“祭はよくあんなに激しくケンカしている前で、普通に演技できたな。すごいなぁ”って、つい演じる側になって観ちゃっていたけど、横にいたななみちゃんは髪の毛が抜ける音に“ヒィ〜ッ！ イヤー！”って(笑)」

桜庭「だって観ているだけで、すごく痛いんですもん」

松山「“痛い！痛い！痛い！痛い”って、ずっと叫んでたよね(笑)。叫び声といえば、『扉の向こう』での、ななみちゃんの“キャーッ”という叫び声もすごくて、さらに怖くなっちゃった。だけど、ななみちゃんと祭が演じた姉妹の雰囲気は、家族っぽいところが出ていてかわいらしかったです。私たちは普段から一緒に寮に住んでいるから、そういう雰囲気が自然と出てくるのかな」

Ｑ　しかも、ななみちゃんと美桜ちゃん&祭ちゃん姉妹は同じ鹿児島県出身だよね。

桜庭「そうなんです。事務所に入ったのも一緒の時期で。実際にお姉さんみたいな存在になれてたらいいんですけどね……。“こんなお姉さんは嫌だ”みたいな感じのタイプかもしれないです(笑)」

祭「そんなことないよ」

美桜「私たちにもお姉ちゃんがいるんですけど、ななみさんはお姉ちゃんに似ていて、いつでも相談に乗ってくれて。お姉ちゃんみたいに接することができるので、すごい嬉しいです」

松山「ななみちゃんはグループのムードメーカーで、最近はやりのパワースポットみたいな存在(笑)」

桜庭「私、浮き沈みが激しいんでいちばん迷惑をかけていると思います(笑)」

松山「それも含めて、ななみちゃんです(笑)。でも、子供っぽいところもあって。食事の時、気がついたら、ななみちゃんの嫌いなニンジンが私のお皿の中にあったりとか。“ブロッコリーを何で食べないの？”って言ったら“マヨネーズがないから食べません”みたいな(笑)。それから4歳も年下の美桜に“どうやったら、そんなにモテるの？”って真剣に相談をしてます(笑)」

桜庭「だって美桜は女のコっぽくて、かわいいんですよ」

松山「確かにオトメって感じで、本当にモテますね。普段はスカートとかも履かないタイプなんだけど、そういうオーラをちゃんと持ってるんです！」

桜庭「超うらやましい！(笑)」

PART2へ続く

Text／新保克哉(日刊編集センター)