超歌劇(ウルトラミュージカル)『幕末Rock』、舞台『K』などの人気作に出演! - 三津谷亮×前山剛久 D★DAYS Vol.116 | Deview-デビュー

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vol.116

ドラマや映画、舞台などマルチに活躍する、ワタナベエンタ―テインメントの『俳優集団D-BOYS』。そんな彼らのDramaticなDream Lifeに直撃する連載企画! 今回は、この秋に舞台を控える三津谷くん&前山くんの女子力高めコンビが登場♪

三津谷亮×前山剛久

撮影/mika 取材・文/根岸聖子

三津谷亮×前山剛久
「勝手に自分のことを“大人可愛い担当”だと思っていて。前ちゃんは本当に可愛くて、正直、当時は脅威だった(笑)」
――お二人はプライベートでもテーマパークに一緒に行ったりと仲良しですが、出会った頃はどんな感じだったのでしょうか。三津谷くんが先に事務所に入っていて、あとから前山くんが所属したという先輩・後輩の関係ですが。
三津谷亮「僕らはずっと昔、同じ回の『ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト』を受けていた仲でもあるんだよね」
前山剛久「そう。誌面に掲載されるのが五十音順だったから、前山・三津谷で並んで掲載されていたんです」
――そうでしたね。以前の連載で話してくれましたが、その頃から、お互い存在は知っていたんですよね。
三津谷「それから5年後くらいになるのかな? マネージャーさんから『前山くんって知ってたっけ? 今、D-BOYSスペシャルユニットのオーディション受けに来てるよ』と知らされたんです。名前聞いたとたん、びっくりしたよ。正直、当時は脅威だった(笑)。ジュノン受けていたとき、前ちゃんは本当に可愛くて、僕の母親も前ちゃんのこと可愛いって言っていて……。いや、今でも可愛いんだけどね(笑)。だから、“可愛い子、来た〜! ヤバイ!!”って思った。当時はまだD2というくくりで、僕は初期メンバーの6人のうちの一人で、そこから10人になって、さらに16人になっていったんだけど、当時、勝手に自分のことを“大人可愛い担当”だと思っていたから、“キャラがかぶる子が入ったら、僕はどうしたらいいんだろう!?”って、当時は新しいメンバーが加入する度に怯えていたんです(笑)」
三津谷亮×前山剛久
三津谷 亮
――キャラかぶりを気にしていたんですね。
三津谷「勝手に自分がそう思っていただけで、結果的には誰ともかぶっていなかったんですけどね(笑)。D2に入ったばかりの頃の前ちゃんは、自己主張しないというか、すごく大人しい子だったよね」
前山「ああ、確かにそうだったかも。みっちゃん(三津谷)は自己アピールというか、自分をどう人に見せたいかという姿勢と、あとお客さんに対する愛が本当に強い人だなっていう印象でした。しかも、お客さんへの愛は今も全然変わっていない。意外と、そういう初心って変わりやすい人もいたりするじゃないですか。でも、みっちゃんはまったく変わらないところが僕は好きです。昔と今で違うのは、昔は感情がわかりやすかったなと(笑)」
三津谷「主に落ち込んでいるときね(笑)。今は現状を冷静に受け入れたり、落ち着いて対処できるようになったけど、昔は不安すぎて落ち込んだりすることが多かったからなぁ。周りと自分を比べて、上手くいかないと“なんで自分はこうなんだ……”って焦ってばかりいた。マイナス思考になって、イベントのときとかによく舞台袖で泣いたりしていたしね(笑)」
前山「ありましたねぇ。でも、そうやって自分が感じたことや思ったこととか、素直に感情を出してくれるからこそ、三津谷さんは好かれるんだと思います。個人的に全然悪い印象はなくて、こういうところも三津谷さんの魅力だよなぁって思っていましたから」
三津谷亮×前山剛久
前山剛久
――プライベートでも仲がいいけど、好きなものが同じ、似ているということが大きい?
前山「確かに、好きなことについてしゃべっていることは多いですね。(好きなもの、興味があるものが)一緒だから、ずーっと話していられる。現場で一緒のときもね」
三津谷「服とか美容とか、話し出すと尽きないよね。舞台では自分でメイクもしたりするから、『これがいいよ』とか、そういう情報交換もよくしていましたね」
――役者として、お互いにここが尊敬できる、いいな、と思うところを教えてください。
三津谷「舞台『また逢おうと竜馬は言った』のときに感じたんだけど、前ちゃんがいろいろと思ったことを指摘してくれるのがありがたかった。自分が出ていないシーンでも芝居をきちんと見ていて、“こんなふうに見えていますよ”って客観な意見をくれて。いつも的確だったからすごく助けになった。しかも、前ちゃん自身も“自分が克服できていないな、不得意だな”って思うところは、居残りで稽古もしていたでしょ。自分のこともちゃんとやるし、人のこともしっかり観ている。そういう姿勢が素敵だなって思ったよ」
前山「僕は、自分が出ていないシーンだとしても、他の人のお芝居を観るのは大事だと思うんです。いろんなことが吸収できますから。そこは、みっちゃんも同じでしょ? そういうところも似ているよね」
三津谷「うん、同じ。僕も、自分がいないシーンの稽古も勉強のためでもあるし、作品のためにも観るようにしてる」
三津谷亮×前山剛久
――前山くんは三津谷くんに対して、役者としてどんな印象を持っている?
前山「三津谷さんの爆発力、あれはすごいですよ。台本を読んで、例えば3通りの解釈の仕方があったとしたら、みっちゃんは4通り目を出してくる。“そこは想像してなかった!”っていうパターンがあって、それを毎回出してくるから、いつもすごいなぁって素直に思う」
三津谷「でも、誤読っていうのかな。文章の意味を誤解して解釈していることが多い気がする(笑)。自分の解釈と周りの解釈がまったく違っていたりするし、よく演出家さんから、『どういう解釈で演じているの? なんでそうなったの?』って聞かれるし、『でも、成立しちゃうんだよな〜』とか言われる」
前山「たとえば僕がそのアイディアを思いついたとしても、やる勇気がない。でもみっちゃんは臆せずやるし、そういう部分も個性的なセンスというか、僕にはない部分だから、すごいなって毎回驚いています(笑)」
三津谷亮×前山剛久
前山剛久
――そんな2人が出演する、最新のお仕事の話も。まずは10月19日から上演の舞台『K-MISSING KINGS-』に前山くんが出演。
前山「はい。9月にやっていた舞台“あんステ”(『あんさんぶるスターズ!エクストラ・ステージ〜Judge of Knights〜』)から4人一緒なんです。僕は舞台『K』に出演するのは二度目なんですが、前回は、僕が演じる十束多々良が生きているときのお話だったんですが、今回は回想シーンに登場する感じですね。同じキャラクターでも、前回はみんなとの関係性の中でキャラクターを作っていったけど、今回は回想シーンということで、みんなの心の中に生きている十束を演じることになるから、少し芝居のアプローチが変わる気がしているんです。他の作品同様、原作やアニメをリスペクトして、もっともっと近づけていきたいですね。2.5次元って今すごく作品数が多いけれど、役者としての自分の個性と魅力に、どれだけ原作キャラクターをプラスできるのかが大事で、そこが自分の課題でもあるので、そういう部分も頑張りたいなと思います」
三津谷亮×前山剛久
三津谷 亮
――そして、三津谷くんは、超歌劇(ウルトラミュージカル)『幕末Rock』絶叫!熱狂!雷舞(クライマックスライブ)に出演。學蘭歌劇『帝一の國』―大海帝祭―に続いて、こちらもライブ公演ですね。
三津谷「超歌劇(ウルトラミュージカル)『幕末Rock』に関しては、僕は再演から桂小五郎役を演じているので、初演で桂小五郎を演じていた矢田(悠祐)ちゃん時代の曲も、今からしっかりと聴いて、自分の中に桂小五郎を入れる作業をしています。僕の場合、學蘭歌劇『帝一の國』は、演じた榊原光明と自分自身が割と似ているから、無理せずにやれていたし、ライブもキャラと一緒に自分も素で楽しむことができた。でも、超歌劇『幕末Rock』の桂小五郎はちょっと違いますからね。楽しい気持ちは抑えつつ、制御する役割に徹しなければいけない。しかも、らっちゃん(良知真次)や糸(糸川耀士郎)ちゃんが、本当に歌がめちゃくちゃ上手いから。今から必死で頑張らないといけないなと思っていまる」
三津谷亮×前山剛久
――2.5次元作品に関わる楽しさと、難しさについてはどう考えていますか?
前山「2.5次元舞台の演出方法もいろいろあって、見せ方として『アニメのキャラの声優さんの声に近づけて』と要求されるケースもあるんです。『K』の場合もそうだったので、前作ではアニメを何度も観て研究しました」
三津谷「僕も『幕末Rock』は声優の森久保(祥太郎)さんの声を意識しています。自分には出しづらい声もあるけど、そこを克服して歌っていけたらと思います」
前山「ゼロから作り上げるオリジナル作品と違って、アニメや漫画の原作がある場合、生身で無理があっても成立させるしかない。そういう中でのお芝居だと、日常では感じられない感覚でできるのが楽しいんですね。それぞれ、キャラクターが立っているから、振り幅が広いんです。役者のアプローチの仕方が試される分、そこが楽しさであり、難しさにもなっていると思います。だから、やりがいはすごくありますね。“前山くんがやってくれるなら大丈夫だ”とか、“この役はきっとハマるね”っていう安心感に繋がればいいなと」
三津谷亮×前山剛久
三津谷「そこに関しては、僕は真逆かもしれない。僕に関しては、スタートラインがマイナスなことが多かったからね(笑)。最初の評価が低いせいか、実際に観に来てくださった方からは『良かったよ』と言われることは幸いではあるんだけど。前ちゃんみたいに安心感を与えるポジションを目指したいと思いつつ、難しいのかなぁと。でも、逆に『イメージが違う』って言われるからこそ、そこがやりがいにもなる。僕に関しては、“吉とでるか凶とでるか!?”ドキドキ感があるかもしれないですけど、役者としては、本番でいかに見せるかが重要だと思っているので、これからもそこにこだわって頑張りたいです」
三津谷亮 三津谷亮
みつや・りょう
1988年2月11日生まれ、青森県出身。近年の主な出演作は、舞台『真田十勇士』、學蘭歌劇『帝一の國』、大河ドラマ『真田丸』(NHK)、ミュージカル『黒執事〜NOAH'S ARK CIRCUS〜』、Dステ20th『柔道少年』、テッペン!水ドラ!!『3人のパパ』(TBS)など。2018年1月には、舞台「滅びの国」への出演が決定。
前山剛久 前山剛久
まえやま・たかひさ
1991年2月7日生まれ、大阪府出身。主な出演作は、舞台『金色のコルダBlue♪Sky』、舞台『美男高校地球防衛部LOVE!活劇!!』、キャラメルボックス featuring D-BOYS『また逢おうと竜馬は言った』、Dステ19th『お気に召すまま』、舞台『あんさんぶるスターズ!エクストラ・ステージ』〜Judge of Knights〜など。
D-BOYSの三津谷亮&前山剛久が、この秋チャレンジしたいことを大発表!
『幕末Rock』
©2014 Marvelous Inc./幕末Rock製作委員会
©2014 Marvelous Inc./超歌劇『幕末Rock』製作委員会
三津谷くんが出演!
超歌劇(ウルトラミュージカル)『幕末Rock』絶叫!熱狂!雷舞(クライマックスライブ)
【大阪公演】11月24日(金)〜26日(日) 大阪メルパルクホール
【東京公演】11月29日(水)〜12月3日(日)AiiA 2.5 Theater Tokyo
“幕末”という時代設定のもと、志士(ロッカー)たちが音楽で新しい時代を創る、斬新で魅力的なキャラクターにあふれた大人気コンテンツ『幕末Rock』。
舞台版は、超歌劇(ウルトラミュージカル)と銘打ち、2014年12月に吉谷光太郎氏の脚本・演出で上演し、2015年8月に再演、2016年8月・9月には、新キャラクターも登場した新作「黒船来航」を上演。そして今回、2017年11月・12月に待望の雷舞(ライブ)が東京・大阪で上演されることが決定。

公式サイト: https://bakumatsu.marv.jp/stage/
「K-MISSING KINGS-」
©GoRA・GoHands/k-project
©GoRA・GoHands/stage k-project
前山くんが出演!
舞台『K-MISSING KINGS-』
【京都公演】10月19日(木)〜22日(日)京都劇場
【東京公演】10月26日(木)〜29(日)天王洲 銀河劇場
人気アニメを原作とした舞台『K』シリーズ第4弾。本作は2014年7月に全国公開された劇場版の舞台化作品で、白銀のクランズマンである夜刀神狗朗(クロ)がネコとともに主であるシロの行方を探すTVアニメ第1期後を描くストーリー。 本作でも引き続き原作が持つ緻密かつミステリアスな世界観とスタイリッシュな演出、個性あふれる美麗なキャラクターを忠実に再現し、原作に沿ったストーリーで展開される。

公式サイト: https://www.marv.jp/special/stage-k/
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三津谷亮×前山剛久
三津谷亮くん×前山剛久くんのサイン入りポラを1名様にプレゼント!
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件名:三津谷亮×前山剛久 サイン入りポラプレゼントと明記し、本文:[名前]、[年齢]、[都道府県]、[インタビューの感想]、[今後インタビューしてほしい人・要望]を記入して、下記メールアドレスに送信して応募。

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deview-oubo@oricon.jp

【応募締切】
2017年10月31日(火)23時59分まで。

※抽選の上、当選者のみにメールでご連絡いたします。当落のお問い合わせにはお答えできませんので、ご了承ください。
※当選者の発表は発送をもって代えさせていただきます。


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