ドラマ『3人のパパ』赤ちゃんの子育てに大奮闘! - 堀井新太×山田裕貴×三津谷亮 D★DAYS Vol.110 | Deview-デビュー

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vol.110

ドラマや映画、舞台などマルチに活躍する、ワタナベエンタ―テインメントの『俳優集団D-BOYS』。そんな彼らのDramaticなDream Lifeに直撃する連載企画! 今回は、4月19日スタートのテッペン!水ドラ!!『3人のパパ』に出演する3人が登場♪

堀井新太×山田裕貴×三津谷亮

撮影/草刈雅之 取材・文/根岸聖子

堀井新太×山田裕貴×三津谷亮
堀井新太
「赤ちゃんと僕たちはドラマの中で育っていくんですけど、このドラマを育てるのは……アナタたちです!(笑)」
――ドラマ『3人のパパ』の台本を読んで、魅力を感じたのはどんな部分でしたか?
堀井新太「赤ちゃんとお芝居をすることによって、僕らの素の表情が出るという部分ですね。そういう、お芝居を超えた瞬間が計算でなく出せるっていうのは、とても素敵なことだと思うんです。前に、TBSドラマ『表参道高校合唱部』に出演させて頂いていたときも、そういう手応えがあったんですよ。もともと、歌が得意なわけでもないメンバーが集まって、練習に練習を重ねてハモれた結果を画面を通して伝えられた感覚があって。その瞬間には、誰しもの目を惹く魅力が出る。役だけでなく、そこに滲み出る僕らの素の表情が、この作品の魅力になるんじゃないかって思っています」
堀井新太×山田裕貴×三津谷亮
山田裕貴
山田裕貴「確かに。僕も、これまで自分がやってきた“役を生きる”ということ以上に、滲み出るというプラスの部分も考えなきゃいけないなと思いました。人生もバックボーンも違う若者3人の成長物語であり、赤ちゃん=命の大切さと向き合う姿も大事な要素になるなって。僕ら世代の人たちにもたくさん共感してもらえると思うし、実際に今子育てをしている人たちにも、そうじゃない世代の人たちにも、響く作品になるんじゃないかなって思います」
――三津谷くんは連続ドラマのレギュラー出演が初となりますね。
三津谷亮「そうなんです! このドラマは毎回、次の話が気になる台本なんですよ。役を演じている自分たちからしても、毎回続きが気になるほど、1話1話がとても濃く、それぞれにテーマがあるんです。最初はお互い、あまり深入りをしない付き合いだった3人が、赤ちゃんが現れたことによって、関わらざるを得なくなっていく。小さな命だけど、存在自体はとても大きいんですよね。前半は、予期せぬ事態だけど、赤ちゃんとの出会いによって自分自身とも向き合えるっていうのが魅力で、後半になっていくと僕たちの物語に加えて女性キャストの方たちの恋愛とか人生も追えたりするのも、楽しみになってくるんじゃないかなと思っています」
堀井新太×山田裕貴×三津谷亮
三津谷 亮
――シェアハウスが舞台ということで、3人での芝居パートはかなり多い印象があります。
堀井「シェアハウス内では、基本赤ちゃんと僕らだけですからね。赤ちゃんに対して僕らがお芝居をしていくというスタイルなので、掛け合いはとても多いです。間とかテンポとか、掛け合いならではの工夫はしています。しかも、一連の芝居を長まわしで撮るので、いい緊張感の中でやれていて。それがいいスパイスになっているし、芝居をしながら本気で笑えたりしています。この3人だと最初から話し合いができるし、気を遣わずにやれる部分があるのでやりやすいです。だから本気で悩めるし相談できるし、一人の知恵じゃなくみんなで意見出し合ってやっている感じ。それは、僕たち3人だけじゃなくて、この現場自体がみんなで一つの作品を作ろうっていう意識でやっている感じです」
堀井新太×山田裕貴×三津谷亮
――役の上でのそれぞれのポジションは?
堀井「僕が演じる平林拓人は明るくて能天気なキャラクターなんですが、3人のポジションで言ったら天然ボケなタイプかな。でも、天然ボケって演技でやるのは難しいので、本能的に、感覚でやっています。台本を読んだときには、“天然の人は、このタイミングでこう言うんだろうな”って想像はしつつ、現場ではその場の感覚で芝居をしています」
三津谷「僕はクールでちょっとミステリアスな存在の岡山朔を演じるんですが、口数が少ない役柄です。人を信用していないので、あまりしゃべらないっていうか。常にヘッドフォンをしていたりして、他人に対して壁を作っていて深入りしないようにしている。この3人でいるときは、俯瞰で見ているポジションかな。そこにはいるけど、関わらないっていう」
堀井「3人でいるときの(三津谷が演じる)朔ちゃんは、視聴者目線な感じだよね。観ていてツッコミたくなるところでツッコんできたりするし」
三津谷「ツッコミに関しては共感できるけど、精神的な本心は、なかなかわかってもらえない気がする」
堀井「観ているうちに、わかってくるよ!」
堀井新太×山田裕貴×三津谷亮
――山田くん演じる、大手商社に勤めるエリートの羽野恭平は、一番常識人っぽい感じですが。
三津谷「恭平はバランサーだよね」
山田「でも、それをリアルにやると、テンポ感やスピード感のない芝居になってしまうと思うんです。なので、ちょっと誇張した芝居でやっているんですね。新太が自然発生的なボケで、三津谷さんがボソッとしたツッコミを担っている感じで。赤ちゃんやこの2人、恋人に対するボケとツッコミの両方をやる立場ですね。中間管理職的なポジションです(笑)」
堀井「感覚的には普通なんだよね。ちゃんとしている恭平が必死になるってところが、キャラとしてのおもしろさだなって」
山田「何もかも完璧だから、一旦、計画が崩れると全然ダメっていう(笑)」
三津谷「計画性を持って動いているもんね」
山田「普通に働いて、きちんと準備して動くから、何事もなく生活していけるハズだったのに、赤ちゃんが来ることによって崩されていくし、この2人と深入りすることで崩されていく……っていう」
堀井「うん、そうやって恭平が追い込まれていく状況も面白いんです(笑)」
堀井新太×山田裕貴×三津谷亮
――この作品の現場を通して、お互い、お芝居の面で新たに気づいたことや印象が変わったということはありますか?
三津谷「あります、あります! 新太に対しては、一緒に芝居をするのは初めてなので、“こういう芝居をするんだ!?”っていう新鮮さがありました。というのも、僕は新太って感覚と勢いでお芝居をするタイプかと思っていたんですね。でも、すごく繊細な一面もあったので、驚きました。裕貴に関しては、舞台で一緒だった経験はあるんですけど、毎回、役と真摯に向き合いつつ、プラスαを与えてくれるところが、すごくありがたい。裕貴のアイディアからヒントをいっぱいもらって、自分の表現の幅が広がったから。“こんなに想像力を与えてくれる人なんだ!?”って、以前の彼とは印象がだいぶ変わりましたね。すごく刺激をもらっています」
堀井新太×山田裕貴×三津谷亮
――山田くんは二人に対していかがですか?
山田「新太に関しては、まったく一緒。ターザンのような本能で生きている男かと思ったけど、意外と繊細でナイーブなんだなって(笑)。真っ直ぐで、頑固な部分も結構あるけど、それを突き通せるのがすごい。そしてハートは強いんだけど心配症っていう二面性が意外だった。三津谷さんは、個性の強さを改めて感じたな。感受性が本当に豊かで、羨ましいなぁって思います」
堀井「いや、2人ともホントに真面目なんですよ。僕は分析とか上手くできないけど、とにかく頼りになるんですよ。尊敬できる面ばかりだから、2人と芝居するのが本当に楽しい。みんないろいろ考えながら積んできた経験値をすべて出してくれていて、それが芝居を通してマッチした瞬間があると、役者やっていてよかった〜って思う。よく、僕ら芝居をしていて、いいシーンにできたなって思ったときは、『勝ったな!』って言い合っているんです。もちろん、勝ち負けじゃないんだけど(笑)、そのマッチした瞬間が最高に気持ちいい。各々が、自分のために役を作っているんじゃなくて、他の2人を立たせるためにやっているから。その心意気がすごく嬉しいし、頼もしいんだよね。その結果、みんながよくみえていくっていう。それがこの作品の要なのかなって思う」
堀井新太×山田裕貴×三津谷亮
――では最後に、『3人のパパ』の見どころを!
堀井「今までにない、新しいジャンルのドラマになっていると思うし、笑って泣けて癒される作品です。赤ちゃんがとにかく可愛いので、本当にそれだけで観る価値があると思う。そんな赤ちゃんと触れることによって、僕らが芝居を超える瞬間が必ずある。そのバランスがとても素晴らしいドラマなので、まずは1話を観て欲しいです!」
山田「そして話題にして、広めてもらえたら嬉しいですね。僕ら3人の知名度的なことを言えばまだまだです。だからこそ“背水の陣”みたいな感覚で、みんな本当に真剣に作品と向き合っています。すごく大変な現場ですけど、ファミリーみたいな感じスタッフさんたちと一緒に作っている最高の作品ですから」
堀井「SNSやっている方は、ハッシュタグは“#3パパ”で拡散してください!」
三津谷「とにかく観てもらわないと始まらないですから、僕たちも必死で宣伝しますよ(笑)。面白かった、面白くなかった含めて、このドラマの存在を知っていただけることが何よりなので、ぜひよろしくお願いします!」
山田「赤ちゃんと僕たちはドラマの中で育っていくんですけど、このドラマを育てるのは……」
3人「もちろん……アナタたちです!(笑)」
堀井新太 堀井新太
ほりい・あらた
1992年6月26日生まれ、東京都出身。近年の主な出演作は、連続テレビ小説『マッサン』、大河ドラマ『花燃ゆ』、創作テレビドラマ大賞『川獺』主演(ともにNHK)、『表参道高校合唱部!』(TBS)、『下町ロケット』(TBS)、『人間の証明』(EX)、映画『青空エール』など。5月21日から上演されるM&Oplaysプロデュース舞台『少女ミウ』に出演する。
山田裕貴 山田裕貴
やまだ・ゆうき
1990年9月18日生まれ、愛知県出身。今後の出演作にAmazonオリジナル・ドラマ「ガキ☆ロック」(4月14日よりAmazonプライムビデオにて配信)、映画『破裏拳ポリマー』(5月13日公開)、ドラマ&映画『トモダチゲーム』(ドラマは4月3日よりtvk他順次放送、映画は6月3日公開)、映画『HiGH&LOW THE MOVIE 2・3』(2は8月19日公開、3は11月11日公開)、映画『亜人』(9月30日公開)、映画『二度めの夏、二度と会えない君』、映画『あゝ、荒野』(今秋公開)などが控える。
三津谷亮 三津谷亮
みつや・りょう
1988年2月11日生まれ、青森県出身。近年の主な出演作は、舞台『真田十勇士』、學蘭歌劇『帝一の國』、大河ドラマ『真田丸』(NHK)、ミュージカル『黒執事〜NOAH'S ARK CIRCUS〜』、Dステ20th『柔道少年』など。2017年11月・12日に開催される『超歌劇「幕末Rock」雷舞』に出演決定。
堀井新太&山田裕貴&三津谷亮が、出演ドラマ・テッペン!水ドラ!!『3人のパパ』の見どころを語る
「3人のパパ」 「3人のパパ」
テッペン!水ドラ!!『3人のパパ』
4月19日スタート 毎週水曜 よる11:56〜 TBS
今を生きる“ゆとり・さとり世代”と呼ばれる男たちが、過去の無責任な行動が原因で赤ちゃんを育てることになり、困難にぶつかりながらも目の前の命と向き合い、共に成長する姿を描く、ハートフルコメディ。
≪story≫
高校時代の友人とシェアハウスに暮らす主人公・拓人が帰宅すると、部屋の中で赤ちゃんがすやすやと眠っていた。共に暮らす友人・恭平と朔も帰宅し、突如現れた赤ちゃんに困惑。状況がつかめないまま、3人は机に置かれた手紙に目を通す。
「この子はあなたの子どもです」
誰の子かと詮索するが、3人はそれぞれに心当たりがあるようで…。責任転嫁したまま時間だけが過ぎるなか、赤ちゃんが熱を出していることに気づく。どうすればいいのか分からない3人は、ようやく目の前の命に対して責任を感じはじめ、その子を育てる決意をしたように見えたが…。
白黒つけることが怖い無責任な若者3人の“ドタバタ子育てライフ”がいま始まる!
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