荒井敦史×池岡亮介 | D★DAYS Vol.107 | Deview-デビュー

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vol.107

ドラマや映画、舞台などマルチに活躍する、ワタナベエンタ―テインメントの『俳優集団D-BOYS』。そんな彼らのDramaticなDream Lifeに直撃する連載企画! 今回は、舞台『柔道少年』に出演する、荒井くん&池岡くんの同級生コンビが登場♪

荒井敦史×池岡亮介

撮影/宮坂浩見 取材・文/根岸聖子

荒井敦史×池岡亮介
「『柔道少年』は“この劇場から帰りたくないなぁ”って、思ってもらえるような舞台にしたいです」
――まず、この2人の共通点と言えば!?
荒井敦史「高校の同級生! 事務所に入ったのは、僕のほうが少し先だけど、ほぼ同期みたいなもんだよね。池岡が高校に編入してきたときは、かなり助けたし(笑)」
池岡亮介「うん。あっちゃん(荒井)には助けてもらった!」
荒井「同じ高校に入ってくるっていうことで、クラスメートに丁寧に池岡を紹介するくだりがね!」
池岡「その高校に入る前に、あっちゃんが『明日から池岡ってヤツが入るから、よろしく頼むわ』ってクラスの男子たちに電話してくれて。そのおかげで、初日から『イエ〜イ、いけぴー!』ってノリで、みんなと即馴染めたんだよね」
荒井「荒井敦史の周りにいる子たちだからね!」
池岡「そう、愉快な仲間たちで、すごく助かったわ〜(笑)」
――その逆で、池岡くんが荒井くんをサポートしたというエピソードはありますか?
荒井敦史×池岡亮介
荒井敦史
池岡「あるある! 俺、あっちゃんの持ちネタを考えた!」
荒井「Dステ12th『TRUMP』のときのだ! あれは助けられたわ〜(笑)。毎日、日替わりで違うギャグをやらなきゃいけなくて、そのときにイケがいろいろと考えてくれて、テッパンのネタをくれたんだよね」
池岡「稽古場で、みんなであっちゃんのネタを考えようっていう流れで、僕の提供したネタを一番使ってくれた」
――『TRUMP』をはじめ、Dステでは、2人は割と共演してきていますよね。
池岡「2010年の『ラストゲーム』が最初。あっちゃんは役があったけど、僕は初舞台でアンサンブルだったんです。それから『TRUMP』に『十二夜』、『夕陽伝』と、コンスタントに共演している」
荒井「『十二夜』なんて、俺らチューしたじゃん。同級生が観に来てくれてて、『気持ちわるっ』って言われた(笑)」
池岡「というか、今考えたら、僕の出たDステには、すべて、あっちゃんがいますよ」
――そんなお二人が、今度は2017年2月に上演される舞台『柔道少年』でも再び共演。それぞれの役柄について教えてください。
池岡「メインで出てくる高校生が、みんなちょっと残念な感じで、可愛らしいキャラクターなんです。あっちゃんが演じる、主人公のライバルでボクサーっていう役も、一見強そうなんだけど、ちょっと残念で可愛いんだよね。そこは、(荒井に)ソックリよ」
荒井「えぇ!? 残念なところがソックリって、それはマズイだろう(笑)」
荒井敦史×池岡亮介
池岡亮介
池岡「いやいや、いいと思うよ。“あっちゃんって、こんな面もあったのね!”って。僕は今まで、役としてのあっちゃんのカッコイイ、男らしい姿ばかり見てきたから、こういうダメな感じは新鮮です」
荒井「メインビジュアルをみると、君臨してるような強い感じのイメージだけど、実際のところ、そうはいかないっていうね(笑)」
池岡「一番、ギャップがある男だね。ちなみに、柔道部の3人(宮崎秋人、三津谷亮、池岡亮介)が田舎から出てきた子たちで、あっちゃんの役は都内の高校に通うシティーボーイ。宮崎(秋人)が演じる主人公と対立する役どころ。僕の役とは、直接対決はなさそうだけど」
荒井「イケの役は、どんなんだっけ?」
池岡「ちょっと! 僕の役にも興味もって(台本)読んでよ!!(笑)。僕は三津谷さんとコンビで動いてる、ダメな後輩です。一生懸命だけどできないっていう、空回りキャラになるのかな」
荒井「みっちゃんとイケがコンビになったら、なんかいろいろと爆弾ぶっこんできそうだよね」
池岡「そうね。ぶっこんでいきたいとは思っているよ。自由度が高いポジションだから、客席も目一杯、盛り上げていきたいし。もともとお笑いやコメディは好きなので、そこが試される楽しみはあるな。三津谷さんの爆発力もあなどれないし、頑張らないと!」
――演出家の中屋敷法仁さんについては、いかがですか?
荒井敦史×池岡亮介
荒井「僕は今回初めてご一緒させていただきます。何度か中屋敷さんの舞台を観に行ったときに、劇場で会ってご挨拶をさせていただいたことはあります。人見知りな方なんだよね? 三津谷さんとかといるときは、すごいキャッキャしてるのに、自分にはまだそっけないことが少し寂しかったり(笑)」
池岡「僕は一度演出してもらっているけど、中屋敷さんは、頼ったり、甘えた分だけ、返してくださる方。逆に、“僕はひとりでできますよ”っていう雰囲気でいると、あまり、踏み込んでは来ない。素直に寄っていったほうが、お互いにいいものが出せると思うよ。こちらの好きにさせてくれるし、やりたいことも尊重もしてくれるしね」
荒井「なるほどねぇ。このメンバーの中では、僕はまだ距離があるから、これからだな」
池岡「あっちゃんとは初めてだからこそ、中屋敷さんは一番楽しみにしてると思うよ。僕が一緒だった『ロマンス2015』の現場は、すごく和気藹々としていて、楽しかったし、大丈夫だよ!」
荒井「コメディだし、楽しくやりたいな!」
荒井敦史×池岡亮介
――柔道にボクシングと、練習も必要な舞台ですよね。
荒井「試合のシーンでは、誰かが投げられたりするってことですか!?」
池岡「うん、投げたり、投げられたりじゃないかな。だからちゃんと、体作りしないと。僕は見た目が、まだ細くて弱っちいからなぁ。ここのところ『男水!』の撮影で水泳やっていたから、逆に体が締まっちゃっているから、ここから大きくしていかないと。まあ、いい感じで、ヘナチョコ後輩になれる気はしますが(笑)」
荒井「俺が演じるボクシングはどうなるんだろう?意外と、そっちの主張は強くないんだよね。どこまで必要になるかわからないけど、準備はしていますよ」
池岡「スポ根というより、強豪校でくすぶっているような、そんなダメさもポイントなんだよね」
荒井「男からしたら、“あるある!”っていうのが、すごく多い」
池岡「高校生らしい、サボりたい気持ちとかもピックアップされていて(笑)」
荒井「そう、そこが、リアルな男子高校生なんだよ」
池岡「女子から見たら、思わず、クスッとなるシーンは多いと思います!」
――ザ・スズナリという、小劇場ということも含めて、この舞台で楽しみにしていることは?
荒井敦史×池岡亮介
荒井「俺はどの劇場でもそうなんですけど、楽屋が楽しみ。スズナリの楽屋はどんな感じになるんだろう? ちなみに、僕は畳が大好きなんです」
池岡「いやいや、なんといってもお祭り感でしょう」
荒井「カッコイイこと言うなぁ(笑)」
池岡「自分たちでアイディアを出し合って、お客さんと一緒に盛り上がるバレンタイン企画もあるからね。ザ・スズナリっていう劇場ならではの一体感が、今からすごい楽しみ。この劇場から帰りたくないなぁって思ってもらえるような舞台にしたいです」
荒井「いいこと言うようになったねぇ」
池岡「あっちゃんOKが出るようになって、うれしい限りですよ(笑)」
――では、それぞれに2017年のお仕事情報も。
荒井「新年は『新・幕末純情伝』の豊橋公演(1月3、4日)からスタートして、1月7日、8日には沖縄公演があります」
池岡「えっ、実家に戻ってたら、豊橋公演行こうかな!?」
荒井「おいでよ! 俺、すごくいい役やってるから(笑)。そのあとの沖縄公演も一緒に行こうぜ。それから、2017年は今発表されているだけでも、4月・5月に舞台『里見八犬伝』にまた出演させていただき、W主演映画『神さまの轍-CHECKPOINT OF THE LIFE-』も春公開の予定です。そのほかにもいろいろと作品が控えているので楽しみにしていてください!」
荒井敦史×池岡亮介
池岡「僕は1月スタートのドラマ『男水!』があって、さらに5月には舞台化されて同じキャストで上演するという、新しい企画に参加させてもらっています。ドラマの水泳のシーンは、バタフライの50m全力泳ぎを4、5本連続で撮影したりとか、僕も水泳をやっていたけど、やったことのないぐらいずっと泳いでいてかなり大変でした。迫力あるシーンになっていると思うので、ぜひ、観てください!」
荒井敦史 荒井敦史
あらい・あつし
1993年5月23日生まれ、埼玉県出身。2017年春公開予定の映画『神さまの轍-CHECKPOINT OF THE LIFE-』では、岡山天音とともにW主演を務める。4月・5月に上演される舞台『里見八犬伝』に犬飼現八役で出演など。
池岡亮介 池岡亮介
いけおか・りょうすけ
1993年9月3日生まれ、愛知県出身。1月14日スタートのWOWOW 土曜オリジナルドラマ 連続ドラマW『本日は、お日柄もよく』、1月22日スタートの日本テレビ系ドラマ『男水!』に出演。
D-BOYS荒井敦史&池岡亮介が舞台『柔道少年』の見どころ&2017年の抱負を語る
Dステ20th『柔道少年』
Dステ20th『柔道少年』
2017年2月9日(木)〜21日(火)ザ・スズナリ
2017年2月24日(金)〜26日(日)ABCホール
2014年5月に韓国・ソウルの演劇のメッカ、大学路で初演されると、年代性別を越えた幅広い観客を集め、1ヵ月の公演が延長。翌2015年には4ヵ月を越えるロングランでの再演が行われるなど、韓国で人気を博した舞台。高校生たちの青春、おバカな日常、恋愛のドキドキ、スポーツに打ち込む真摯な姿が描かれる青春群像コメディ。 Dステの13回公演として上演した、韓国の人気小劇場ミュージカル『チョンガンネ〜おいしい人生お届けします〜』の日本初上演の演出を手がけた、劇団「柿喰う客」主宰の中屋敷法仁が演出を務める。 キャストは、主人公の柔道少年に宮崎秋人、ボクシング選手でライバル役に荒井敦史、柔道部の後輩役に三津谷亮&池岡亮介、ヒロイン役に桜井美南、そして客演には、Dステ初参加となる劇団青年座・小林正寛が出演。
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