vol.92
ドラマや映画、舞台などマルチに活躍する、ワタナベエンターテインメントの『俳優集団D-BOYS』。そんな彼らのDramaticなDream Lifeに直撃する連載企画! 今回は、Dステ17th『夕陽伝』に出演する鈴木くん&高橋くんに加えて、この秋からレギュラー番組出演を控える阿久津くんが登場♪
撮影/宮坂浩見 取材・文/根岸聖子
高橋龍輝「15歳です」
鈴木「そうだ。当時、龍輝はミュージカル『テニスの王子様』で越前リョーマをやっていて、すごいな〜と思った。ダンスも歌もできるし。最初に共演したのはDステの『鴉〜KARASU〜04』(2009)で、そのときに“とんでもない子が入ってきたぞ”って思った。自分の15歳の頃を振り返ってみても、100%できなかっただろうな思うことを龍輝はやってのけたからね。年齢関係なく、同じ舞台に立つ人間として、素直に尊敬していました。阿久津はね、結構鮮明に覚えてるんだけど、確か『春どこ』のイベントで、阿久津がお客さんと一体になって、D2(D-BOYSの若手)メンバーがいかに阿久津を萌えさせられるか?みたいなパフォーマンスをやっていたんです」
鈴木「そうそう! あれはね、革命だと思ったよ。あんなパフォーマンス、反則やで!って。阿久津が萌えるという切り口で、お客さんの萌えポイントも見事に突いていて」
阿久津「え〜嬉しい!」
鈴木「いや、ホントホント。阿久津がいると、ステージと観客席の境界線がなくなるんです。阿久津はD-BOYSの中でも特殊な存在だと思うけど、他の若手メンバーもみんな、楽器やら歌やらできて、能力が高い。D-BOYSの年上のメンバー、そんなのできないですからね(笑)。入って来るメンバーの質が変われば、ユニットとしての空気も変わってくる。簡単に言うと、初期メンバーは男子校っぽくて、D2の子たちの楽屋は女子校っぽい。みんな、すごく仲がいいんですよ」
鈴木「『賢貴さん、そういうの古いっすよ』って言われちゃうやつだ(笑)」
高橋「僕は全然意識したことなかったな〜。入ったばかりの頃は緊張してたけど」
鈴木「嘘つけ!(笑)」
高橋「いや、してましたって! だって知らない人ばっかりですもん。人見知りだから、最初はやっぱりすごく緊張していました。どうやって話しかけたらいいのかな!?とか。話しかけられたら、ちゃんと答えないと!ってドキドキしてましたよ。でも、もう8年目ですから。少しずつ、上の人たちとも自然に話せるようになりました。荒木(宏文)さんは、まだちょっと緊張しますけど(笑)。ズッキー(鈴木)さんはD-LIVEも一緒にやってるし、“D-BOYSのお兄ちゃん”みたいな人だから、特に話しやすい。優しいし、まとめてくれるし、すごく頼りになります」
阿久津「意外にね、お兄ちゃんなんですよね」
鈴木「弟、溺愛してるらしいじゃん。なのに嫌われてるって?(笑)」
高橋「そう! こっちはすごい好きで『遊んで!』って絡みに行くんだけど、『ひとりで遊んで来い』って言われちゃう(笑)。だから、阿久津みたいにワァ〜って来てくれると、ホント嬉しいんだよね」
阿久津「僕、初期メンバーって、おもしろい人が多いなって印象だったんです。加治(将樹)さんとか和田(正人)さんとか。でも、ズッキーさんのことは、おもしろい人たちの輪の中に入って、それでおもしろいって空気にしてるのかな〜って、ちょっと思ってました(笑)」
鈴木「なんとな〜く、乗っかってるってイメージ!?(笑)」
阿久津「はい。でも一緒にD-LIVEやったら、めっちゃおもしろくて。一番おもしろい人だと思いました。話しやすいし、一緒に話している僕までおもしろくしてくれるんです」
鈴木「あ〜よかった。そういう結論で(笑)」
鈴木「龍輝の役、すごい可愛いから楽しみなんだよね。アホの子みたいな感じで」
高橋「そうそう! 怖い者知らずのアホの子です。僕もそういう役は初めてなので、楽しみです。前ちゃんとも、普段から仲がいいので、いい形で兄弟感を出していきたいです」
阿久津「江戸時代とか戦国時代とかよりも、さらにもっと昔の時代設定なのもいいですよね。僕、日本史が好きなんですが、そういう時代の話がすごく好きなんです」
鈴木「阿久津の人間力ってさ、根っこに“これが好きだ!”っていうのがあるから魅力になってるんだよね。マンガやアイドルに詳しいっていうのも、好きだから詳しくなっただけで、狙ってそうなったわけじゃない。“好きだから大学でもコスプレしてます”っていうのも、純粋に楽しんでるのが伝わってくるから、こっちも素直に“いいね!”って思う。しゃべりも上手いしね。去年の年末に阿久津と僕と、近江(陽一郎)と山田裕貴の4人でバラエティ番組に出たんだけど、全部、阿久津頼みでしたから(笑)。阿久津に振れば、必ずおもしろくしてくれるっていう安心感があるんですよ」
すずき・ひろき
1983年10月3日生まれ、岩手県出身。『鉄神ガンライザーNEO2』(岩手テレビ)主演。
たかはし・りゅうき
1993年3月28日生まれ、宮城県出身。10月31日放送のBSスカパー!藤沢周平新ドラマシリーズ『果し合い』に出演。2016年3月19日から上演されるSHOW HOUSE『GEM CLUB』への出演が決定。
あくつ・しんたろう
1995年6月21日生まれ、栃木県出身。『街活ABC』(日本テレビ)ほか様々なバラエティ番組で活躍の他、オタクを生かして様々な雑誌に寄稿中。
Dステ17th『夕陽伝』
【東京公演】10月22日(木)〜11月1日(日)サンシャイン劇場
【大阪公演】11月21日(土)〜22日(日)森ノ宮ピロティホール
『街活ABC』
毎週木曜 午後9:54〜 日本テレビ系
-
vol.123(2018.5)三津谷 亮×陳内 将
-
vol.122(2018.4)池岡亮介×山田裕貴
-
vol.121(2018.3)前山剛久×中尾暢樹
-
vol.120(2018.2)鈴木裕樹×宮崎秋人
-
vol.119(2018.1)荒井敦史×根岸拓哉
-
vol.118(2017.12)牧田哲也×三津谷 亮
-
vol.117(2017.11)瀬戸康史×堀井新太
-
vol.116(2017.10)三津谷亮×前山剛久
-
vol.115(2017.9)宮崎秋人×中尾暢樹
-
vol.114(2017.8)前山剛久×白又敦
-
vol.113(2017.7)陳内 将×土屋シオン
-
vol.112(2017.6)西井幸人×根岸拓哉
-
vol.111(2017.5)柳下 大×中尾暢樹
-
vol.110(2017.4)堀井新太×山田裕貴×三津谷亮
-
vol.109(2017.3)和田正人×瀬戸康史
-
vol.108(2017.2)荒木宏文×碓井将大
-
vol.107(2017.1)荒井敦史×池岡亮介
-
vol.106(2016.12)山田裕貴×根岸拓哉×白又 敦
-
vol.105(2016.11)宮崎秋人×三津谷亮
-
vol.104(2016.10)柳下 大×牧田哲也×前山剛久
-
vol.103(2016.9)三上真史×山田悠介×西井幸人×大久保祥太郎
-
vol.102(2016.8)堀井新太×三津谷亮×陳内将
-
vol.101(2016.7)山田裕貴×志尊淳
-
vol.100(2016.6)鈴木裕樹×牧田哲也×碓井将大
-
vol.99(2016.5)陳内将×三津谷亮×山田悠介×前山剛久
-
vol.98(2016.4)宮崎秋人×荒木宏文×白又敦
-
vol.97(2016.3)堀井新太×荒井敦史
-
vol.96(2016.2)志尊淳×中尾暢樹
-
vol.95(2016.1)山田裕貴×前山剛久
-
vol.94(2015.12)柳下大×三津谷亮
-
vol.93(2015.11)和田正人×宮ア秋人
-
vol.92(2015.10)鈴木裕樹×高橋龍輝×阿久津愼太郎
-
vol.91(2015.9)根岸拓哉×白又敦×土屋シオン×前山剛久×大久保祥太郎
-
vol.90(2015.8)瀬戸康史×荒井敦史×池岡亮介
-
vol.89(2015.7)堀井新太×志尊淳
-
vol.88(2015.6)陳内 将×池岡亮介
-
vol.87(2015.5)牧田哲也×三上真史
-
vol.86(2015.4)荒木宏文×柳下 大