山田裕貴×根岸拓哉×白又敦 - D★DAYS Vol.106 | Deview-デビュー

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vol.106

ドラマや映画、舞台などマルチに活躍する、ワタナベエンタ―テインメントの『俳優集団D-BOYS』。そんな彼らのDramaticなDream Lifeに直撃する連載企画! 今回は、この冬に出演作を控える、山田くん&根岸くん&白又くんが登場♪

山田裕貴×根岸拓哉×白又敦

撮影/大槻志穂 取材・文/根岸聖子

山田裕貴
山田裕貴
「Dステ12th『TRUMP』の頃ずっと一緒にいたメンツ。根岸と白又は僕の家にもよく泊まりにきていたしね」
――この3人が揃うのは、この連載では初ですね。
根岸拓哉「他でもなかったと思います」
山田裕貴「マネージャーさんに『明日は誰と一緒?』って聞いて、根岸と白又って聞いて笑ったからね」
白又 敦「僕は安心しましたよ」
山田「2、3年くらい前かな? ずっと一緒にいたメンバーなんだよね。よく前ちゃん(前山剛久)の家や僕の家に集まっていたメンツだしね」
根岸「(山田)裕貴くんの家に、僕ら2人が泊まったりしてたよね。キッカケは、Dステ12th『TRUMP』で、いろいろ話すようになって。稽古が終わったあとに、裕貴くん家に泊まりに行くっていう流れになってたんだよね」
山田「根岸は家が遠かったからね。白又は、完全に僕の目覚まし役(笑)」
白又「そうそう。裕貴くんが朝弱いから、僕が起こしてた(笑)」
根岸拓哉
根岸拓哉
――そんなことがあったんですね(笑)。
山田「そういえば、この間、根岸から、『裕貴くん、悔しいってこういうことなんだね』って急に電話がかかってきて」
根岸「“うぉい、セカイ!!!”って、裕貴くんがよくブログとかに書いていた口グセがね、前はよくわからなかったんだけど、“ああ、こういう意味か”って、実感した日があったんです。僕も、裕貴くんがデカイものに対して叫んでいる理由、感覚が、この1年ぐらいで共感できた。それで電話したんだよ」
山田「僕が、ただふざけて言っているだけだと思っている人も多いかもしれないけど、すごい意味を込めて言っていたんです。それを『わかった』って言ってきてくれて、すごい嬉しかった。根岸、お前もこっちに来たな(笑)」
――それぞれの役者としての印象というのは?
山田「白又はここ最近ずっと舞台をやってるよね。途切れなくて、すごいなって思っていたよ」
根岸「最近、す〜ぐ脱ぐよね」
白又敦
白又 敦
白又「やっている役柄が、たまたまそういう役が続いただけだよ(笑)」
山田「白又は自分の居場所を見つけたのかな?っていう気がする。その辺はどうですか?」
白又「2.5次元舞台はキャラクターの個性がみんなすごく強いんですが、その中で、自分がどう役を作り込んでいくのかっていうことを学べました。自分の選択は間違ってなかったなって。ネギ(根岸)は二十歳なのに、すごく肝が据わってるよね。常に、攻めている感じだし」
根岸「僕ね、自分で言うのもなんだけど、実は真面目なんです。変わったことをしようとは思わないけど、今は“根岸拓哉です!”っていうのを出していきたいって気持ちが、すごく強くなってきている」
――山田くんに対しては?
白又「裕貴くんは、ホントにカメレオン俳優というか、染まるよねぇ〜って感じ」
山田「お前、何目線!?(笑)」
根岸「僕は裕貴くんの作品はよくチェックしているんですけど、『HiGH&LOW THE MOVIE』の村山とか、すごく共感できたし、羨ましかった。“負けてられないな”って思ったし、裕貴くんのお芝居はいつも、僕の原動力になってます」
山田「照れるっすね(笑)」
――では、みなさんそれぞれのお仕事のお話も。まずは、現在、ネスレシアターの連続ドラマに出演中の根岸くんから。
山田&白又
根岸「ネスレさんとスカイマークさんのタイアップ企画から生まれた連続ドラマで、『踊る大空港、或いは私は如何にして踊るのを止めてゲームのルールを変えるに至ったか。』という長いタイトルなんですが、僕はスカイマークのFA(フライトアテンダント)の木山和人役を演じています。今回、実際に飛行機を飛ばして撮っているシーンもあって」
白又「えっ、ホントに!?」
根岸「神戸空港でのロケがあって、そのまま、飛行機に乗って茨城空港まで帰ってきたんだけど、飛んでるときに、僕たちFAのシーンを機内で撮影したんだよ」
山田「貴重な経験したんだね〜」
根岸「スカイマークさんの全面協力でできたんだけど、ホントにリアルな撮影でした!」
白又「普段は行かないような場所も見られたりするの?」
根岸「そう! やっぱり男の子ですから、飛行機ってカッコイイなって思った。あとね、僕はクルーの役だから、撮影前にスカイマークさんの本社で研修を受けたんだけど、所作がすごく大変なの。お辞儀の角度とか、細かくチェックしてもらって、新入社員になった気分だった。でも、役柄上、不慣れな感じが見えてしまったらダメだから、自分が納得するまで、動画を見て練習しました」
山田「根岸みたいなFAさんがいたらさ、高いところの物が取りやすそうだよね!?」
山田&根岸
――確かに!
根岸「身長が高すぎてめっちゃ頭が当たりました(笑)。FAさんが座る待機場って、飛行機のカーブしているところだから、ちょっと天井が低くなっていて。油断していると頭が当たっちゃって……。だから待機場にいるときは、ずっとお辞儀の角度でした」
――後編が11月25日より配信となりましたが、後半戦の見どころは!?
根岸「ドラマパートとバラエティパート、スピンオフ作品などのショートストーリーで、飽きさせない構成になっています。後半ではドラマパートの物語が急展開して、前半の伏線が回収されていくので、そこも見どころです。僕のキャラも崩壊して、いい意味でふざけられるシーンもたくさんあったので、楽しんでもらえたら嬉しいですね。そしてスカイマークさんはとても素敵な飛行機なので、ぜひ乗ってみてください!」
――次は、白又くん。12月にもっと歴史を深く知りたくなるシリーズの第3弾『剣豪将軍義輝〜戦国に輝く清爽の星〜』(前編)が上演されます。
根岸&白又
白又「僕の役は日吉丸、のちの豊臣秀吉の少年時代を演じるんですが、その時期の資料って、ほとんど残っていないらしいんですよ。原作者の方からも『キャラクターは自由に作って大丈夫』と言われているので、今、稽古をしていておもしろいです。染谷(俊之)くんが演じる主人公・足利義輝は剣豪と呼ばれる人で、たちまわりが多い役柄なんですけど……」
山田「(ゲームの)『戦国BASARA』でも強いもんね」
白又「そうそう(笑)。でも、今回の僕の役は立ちまわりがほとんどなくて。戦うより、青春ドラマパートを担当している感じで、日吉丸は等身大の僕にとても近い役どころだと思います。ちなみに、前編である本作では日吉丸が織田信長のところに行く前までを描いていて、いわゆる“if”の話になるんですが」
根岸「ifの話!?」
――実際に資料としてはほとんど残っていないから、こうだったかもしれない……というストーリー展開ということですかね?
白又「そうですね(笑)。僕は豊臣秀吉として後編に出演することができるのか?といったあたりも含めて、前編・後編のどちらもご期待いただければと思います」
――山田くんは、『闇金ドッグス』の4と5の公開が決定しました。以前からシリーズとして続編をやりたいと言っていましたね。
山田&根岸&白又
山田「はい。続編が決まったときは、自分のライフワーク的に続けていきたいと、さらに強く思いました。しかも4は、自分の兄貴分が登場し、(山田が演じる安藤)忠臣の過去が描かれるんです。忠臣が昔に戻って、すごく笑っていたりするので、新しい表情を見せられるなと。そして5は、実話を元にしたお話でもあるので、メッセージ性のある作品になっています。新しいキャラクターも出てきて、これから先も続くのか!?という感じも出ていますので」
白又「“エピソード0”的なのもやったら面白いよね」
山田「『スターウォーズ』的なね(笑)。でも、安藤忠臣の物語としては、『ガチバン』シリーズを含めたら、全部で7作品になるからね! コレを機に過去作品も観ていただけたらと思います」
根岸「5には荒木(宏文)さんも出るんだよね? 僕もいつか『闇金ドッグス』に出たい!」
山田「お!そういう風に言ってくれるのは、すごく嬉しい!! スタッフさんに言っておく!!」
――最後に、今年1年の総括と、来年の抱負をお願いします!
白又「じゃあ、僕からいきます! 今年は仕事のために本や資料など、いろんなものを読んで吸収できた年だったので、来年はそれらを糧にして、さらに作品の幅を広げていきたいと思います。“これは白又じゃないだろ!?”って思われるような、意外性のある役にも挑戦したいです」
山田&白又
山田「僕は、自分が信じた道をやり続けてきた人が、結果的には評価されるということに気づいたた結果、自分の長所・短所についてじっくり考えた1年でした。芝居でも、自分がどういう表現ができるのか、色を出せるのかということを、来年も突き詰めて、掘り下げていきたい。役者としても人間としてももっと成長して、30歳までに土台をきちんと固めていきたいと思っています」
根岸「僕にとっては二十歳になった年でもあり、自分というより、大人として、まわりの方からの扱いが変わったというか、キャストのみなさんやスタッフさんとの関り方が変化した年だったと思います。現場でもそうですが、お酒の席で、より深いコミュニケーションが取れたりして、19歳と20歳って、“こんなに違うんだ!?”って、びっくりしました。いろんな現場を経験して、自分に足りない部分や、秀でている部分を冷静に見つめることができたと思います。さらに自分を高めていくべく、来年以降もとにかくいろんな現場を経験していきたいです」
山田裕貴 山田裕貴
やまだ・ゆうき
1990年9月18日生まれ、愛知県出身。12月17日公開の映画『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』出演。2017年は映画『破裏拳ポリマー』(5月公開)、『二度めの夏、二度と会えない君』、『あゝ、荒野』(来秋公開)を控える。
根岸拓哉 根岸拓哉
ねぎし・たくや
1996年3月12日生まれ、埼玉県出身。主な出演作に、ドラマ『お迎えデス。』(日テレ系)、『念力家族シーズン2』(NHK Eテレ)映画「好きでもないくせに」など1月6日には「口裂け女VSカシマさん」のDVDが発売。
白又敦 白又敦
しらまた・あつし
1994年3月22日生まれ、神奈川県出身。主な出演作は、『仮面ライダー鎧武/ガイム』(テレ朝系)、「ミュージカル『薄桜鬼』黎明録」主演、ライブ・ファンタジー『FAIRY TAIL』など。斬劇「戦国BASARA」関ヶ原の戦い(2/3〜12 天王洲 銀河劇場か)に出演が決定。
D-BOYS山田裕貴×根岸拓哉×白又敦が2016年を振り返る!
踊る大空港
根岸くん出演!
『踊る大空港、或いは私は如何にして踊るのを止めてゲームのルールを変えるに至ったか。』
ネスレシアターonYouTube及びスカイマーク機内にて配信中
ネスレとスカイマークのタイアップ企画から生まれた連続ドラマ。スカイマークのイメージ向上のため『スカイマーク・イイネ!推進委員会』では、ショートムービー製作に取り組むことに。しかし、制作会社から持ち込まれたVコンは、ハチャメチャなものばかりで、委員会メンバーは困惑。しかも、広報の水嶋は、案件を一任されて動揺するばかりで、その場を上手く仕切れず、ついには委員会が解散状態に……。果たして無事、Vコンはできあがるのか!? 根岸くんはスカイマークのFA・木山和人役で出演。

(C)2016「踊る大空港、或いは私は如何にして踊るのを止めてゲームのルールを変えるに至ったか。」Partners
闇金ドッグス
山田くんが出演!
「闇金ドッグス4」2016年12月10日(土)より
「闇金ドッグス5」2017年1月14日(土)より
シネマート新宿ほか、連続公開
金と欲望にまみれた裏社会の人間ドラマを描いた『闇金ドッグス』シリーズの最新作。ヤクザから足を洗い闇金業者になった男が、欲望と暴力の渦巻く世界でのし上がろうと苦闘するさまを描く。テレビドラマや大型映画では描ききれない、闇の世界を恐れもなく描く。実際に起きた事件にインスパイアーされたストーリー。 若くしてヤクザの親分になったものの、稼業を引退して、闇金の世界へ足を踏み入れた、ラストファイナンスの社長で、主人公の安藤忠臣役を再び山田くんが演じる。

(C)2016「闇金ドッグス4&5」製作委員会
剣豪将軍義輝
白又くんが出演!
舞台「剣豪将軍義輝〜戦国に輝く清爽の星〜」
前篇:12月8日(木)〜14日(水)/後編:2017年初夏
EXシアター六本木
教科書には載らないような歴史上の出来事を興味深く面白くエンターテインメントとして表現するシリーズ企画『もっと歴史を深く知りたくなるシリーズ』の第3弾企画「剣豪将軍義輝」。
戦乱の世を、将軍でありながら無双の剣士として生きた若き足利義輝の爽快な生涯を描いた“宮本昌孝”の長編歴史小説「剣豪将軍義輝」が原作。落日の室町幕府にあって、自ら剣の道を極め、その将器で斎藤道三や織田信長ら乱世の巨星たちの心さえ惹きつけた第十三代征夷大将軍・足利義輝。その命は二十九歳の若さで尽きたが、清爽たる輝きを放った凜乎たる武人の生涯を描く。白又くんは日吉丸役で出演。
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