山田裕貴「”負けちゃいけない”と、喰らいついていった」『闇金ドッグス2』が公開 | ニュース | Deview-デビュー

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2016/04/11 18:41

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山田裕貴「”負けちゃいけない”と、喰らいついていった」『闇金ドッグス2』が公開

映画『闇金ドッグス2』初日舞台挨拶に登壇した(左から)波岡一喜、山田裕貴、青木玄徳、土屋哲彦監督(C)Deview
映画『闇金ドッグス2』初日舞台挨拶に登壇した(左から)波岡一喜、山田裕貴、青木玄徳、土屋哲彦監督(C)Deview

 金と欲望にまみれた裏社会の人間ドラマを描いた映画『闇金ドッグス2』が公開初日を迎え、9日に新宿バルト9で行われた初日舞台挨拶に、主演の山田裕貴をはじめ、青木玄徳、波岡一喜、土屋哲彦監督が登壇。

 同作は、昨年8月に公開された『闇金ドッグス』の続編。ヤクザから足を洗い闇金業者になった男が、欲望と暴力の渦巻く世界でのし上がろうと苦闘するさまを描く。

 主人公・安藤忠臣を演じた山田裕貴は「新宿バルト9の中でも一番大きいスクリーンで、たくさんの人が集まってくださったこと、そして短い撮影期間でしたが、初日を迎えられたことを本当に嬉しく思っております」と喜びを噛みしめる。また、ヤンキーアクション映画『ガチバン』シリーズから“安藤忠臣”というキャラクターを演じているということで「『ガチバン』シリーズ、そして(来月公開の)『闇金ドッグス3』も含めたら、(安藤忠臣として)5作生きさせてもらうことになります。演じているというよりは、安藤忠臣を生きているという感覚でこの映画に臨めたので、そういう成長も感じながら観れるんじゃないかなと思います」とコメント。

 そんな山田に対して、土屋監督は「前回から9ヵ月ぶりくらいに仕事したんですけど、“何かあったのかな?”っていうくらい役者として成長していて。そのまま忠臣の成長として、映画の中でスクリーンに映せたのはすごい嬉しかった」と山田の成長ぶりを称賛。すると、山田は「こうやってみなさんがいる前で言われると、なんて顔したらいいか……」と照れつつも、一歩前に出て「山田裕貴です!」と嬉しそうなドヤ顔を見せ、笑いを誘っていた。

 安藤に雇われる元ホスト・須藤司を演じた青木は「いろんなシーンをやらせていただいて、今までやったことないことにもたくさん挑戦させてもらって、すごく感慨深い作品になりました」とコメント。また、スナックのあざみママを演じた伊藤裕子から「『青木くんって、同性愛の悲しいストーリーとかあったら、すごく映えそうだよね』って言われて(笑)。“どういうこと?”って思ったけど、『ありがとうございます!』と答えた」と撮影裏エピソードを語ると、波岡は「『闇金ドッグス3』では、僕と(青木で)そうなってるかもしれないですからね。顔は近づけたもんな」とそれに乗っかり、意味深な発言をして場を盛り上げる。

 また、今作で山田と波岡は共演だったということで、波岡は山田に対して「もっとヤンチャで尖った怖い人かと思っていて。まぁ、俺が言うなって感じですけど(笑)。でも会ったらすごく好青年で、謙虚でお芝居もちゃんとしていて……オドオドしていて、挙動不審で素晴らしいなって思った」と冗談交じり語ると、一方の山田は「バリバリの(波岡が出演していた)『クローズ(ZERO)』世代だったので、波岡さんと共演できるのがすごく嬉しくて、楽しみにしていた」と笑顔を見せた。

 さらに、波岡の芝居に関して山田は「波岡さんは、すごいイヤな感じで出てくるんです、それが素晴らしくて……」と語ると、波岡は「え?それはプライベートな話??」と問いかけ、山田は慌てて「いや、お芝居の話です(笑)」と否定し、「その存在感というか、忠臣でさえも嫌になる、そんな感覚のお芝居に圧倒されそうになって、”負けちゃいけない”と思って、喰らいついていきました」と当時の想いを告白。

 また、パート2では、闇金優良顧客・岡林を演じる黒田大輔との絡みのシーンも見どころの一つ。「ずっと共演したかった」と語った山田は「本当に素晴らしいお芝居をされていて、忠臣として黒田さん演じる岡林に面と向かって芝居する際に生まれてくるものがたくさんあって、勉強になった」としみじみ。さらに「やっている最中に、憧れ的な感情になってきちゃって、アカン!アカン!ってなって……」と話すと、「なんでそこ関西弁になった?」(青木)、「お前、関西人バカにしてるやろ?(笑)」(波岡)と共演者にツッコまれ、タジタジになりつつも「すごく楽しくお芝居ができました」と撮影を振り返った。

 本作の見どころについて聞かれた山田は「(『闇金ドッグス』シリーズの)定番になるのかなと思ったのは、駆け引きでどうやって相手に本音を出させるかという、話術で戦うシーン。セリフのトーンから音から、全部考えながらやってみたので、ラストのシーンは見どころです」とアピール。さらに「短い撮影期間でしたが、監督さんとスタッフさんのチームワーク、キャストのみなさんに支えられて、僕は主人公・安藤忠臣を演じられることができました。“闇金”ってタイトルが付いていますが、人間ドラマがちゃんと描かれております。そういうところも観てもらって、みなさんに楽しんで頂けたらと思います」と作品への想いを語って、舞台挨拶を締めた。

『闇金ドッグス2』は、新宿バルト9ほかにて公開中。5月21日には『闇金ドッグス3』が公開される。

(C)2016「闇金ドッグス2&3」製作委員会

関連写真

  • 映画『闇金ドッグス2』初日舞台挨拶に登壇した(左から)波岡一喜、山田裕貴、青木玄徳、土屋哲彦監督(C)Deview

  • 映画『闇金ドッグス2』で、主人公・安藤忠臣を演じた山田裕貴(C)Deview

  • 映画『闇金ドッグス2』初日舞台挨拶に登壇した山田裕貴(C)Deview

  • 映画『闇金ドッグス2』初日舞台挨拶に登壇した青木玄徳(C)Deview

  • 映画『闇金ドッグス2』初日舞台挨拶に登壇した波岡一喜(C)Deview

  • 土屋監督に「役者として成長した」と言われ、嬉しそうなドヤ顔を見せる山田裕貴(C)Deview

  • 「緊張している」という山田裕貴に対して、「両手でマイク持つのが可愛い」とイジる青木玄徳と波岡一喜(C)Deview

  • 今作で安藤忠臣と須藤司のコンビ感が生まれたと語る山田裕貴と青木玄徳(C)Deview

  • 終始笑いの絶えない賑やかな舞台挨拶だった(C)Deview

  

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