vol.114
ドラマや映画、舞台などマルチに活躍する、ワタナベエンタ―テインメントの『俳優集団D-BOYS』。そんな彼らのDramaticなDream Lifeに直撃する連載企画! 今回は、この夏にそれぞれ出演作が控える前山剛久くん&白又敦くんが登場♪
撮影/草刈雅之 取材・文/根岸聖子 撮影協力/ジョンマスターオーガニック トーキョー
白又敦「確かに、前山さんは最近、2.5次元作品が多いのもあって、“前山剛久”という人間のベースををうまく活かしているなっていうのは思います。しかも、前山さん、すごくストイックなんですよ。作品の原作の研究も熱心ですし、とことん、突き詰めていく。根はすごく真面目な人です。確か、この間の『あんスタ』(『あんさんぶるスターズ! On Stage Take Your Marks!!』)でもトメに近い役でしたよね?」
白又「いつの間にか、そんな重要な役をやっているんだなと。真面目だからこそ、着実に役が大きくなっているんだと思いました。他の役者さんからも、『前山くん、良かったよ』という評判も耳にしますし、ああ、やっぱりすごいいい仕事してるんだなって」
前山「共通の知り合いが多いからね。こっちもさ、今ちょうど『歴史タメLive2017〜歴史好きのエンターテイナー大集合!〜』の稽古で、白又の話になったんだよ。ホントに、白又って、イジられポジションであり、愛されキャラだなって、改めて実感したからね(笑)」
白又「それ、4年前の話じゃないですか!!」
前山「きっと何か悲しいことがあったんでしょうね(笑)。出演者が楽屋に戻ったら、暗い部屋でソファーに座って一人で泣いていたって。その画を浮かべただけで、めちゃくちゃ笑いました。そういうエピソードがいっぱい、語り継がれているんです」
白又「いや。そのときは第1幕がほとんど出番なくて、楽屋で独りぼっちだったし、ちょっと暗くして集中していたんです。で、気づいたら1幕終わったみんなが楽屋に戻ってきて……。こっちからしたら、まだその話題、引っ張ってるんだって感じですよ(笑)」
白又「ありがとうございます! 僕が印象に残っているのは、去年のDステ19th『お気に召すまま』ですね。先輩たちがたくさんいる中で、メインのロザリンド役として引けを取らない、いいお芝居をしていて。シェイクスピアという伝統的な作品で、しかも女性の役をやっていたのも驚きでした。あの作品を経験したことで、前山さんが変わったなって感じて。周りからもそういう声をよく聞きましたよ。あの中であの役をやって、しかも誰にも負けていない。正直、嫉妬しました!」
前山「『お気にめすまま』は、今までで一番大変だった。でも、それを乗り越えられたことで、自分の中でちょっと変わったのは実感したかな」
白又「複雑な役でしたもんね。男性が女性を演じて、しかも劇中で男装するっていう設定で」
前山「デビューした当初は、やる気はあったけど、大学にも通っていたし、仕事に100%熱を注げなかったっていうのはあったと思う。だからこそ、意識が変わった今では、久しぶりにお仕事をご一緒する方がいるときは、“昔とは違うぞ”っていうのをわかってもらいたい、そんな強い思いはありますね」
白又「そうですね。あまり深く考えすに、“なんとかなるっしょ!”みたいな感じでした」
前山「まぁ、白又は当時10代半ばの頃だったし、若いというか、礼儀的な部分が足りなかった時期もあったと思う。でも、いろんな経験をして、いつの間にか、すごいしっかりしたよね」
白又「僕も大学を卒業してからですね。やっぱり周りの友達が社会人になって、みんな仕事の話とかをするようになって、“あれ? 俺だけ何も変わってないし、このままじゃダメだな”って気づいて。周りの環境が変わっていく中で自然と大人になれたのかなって思います」
白又「いいですねぇ。そういう意味では、僕も9月19日からの舞台、東京ハートブレイカーズ『サブマリン』は勝負どころです。ストレート芝居で、僕が役はとても難しい役どころなんですよ。伊坂幸太郎さんの小説が原作で、冒頭はずっと『はい』か『いいえ』しか言わないような役で。目の動きまで見えるような小さい劇場でやるし、劇団☆新感線さんやナイロン100℃さんなど、超有名な劇団の役者さんで、芝居のキャリアがある方々がご出演される中で、一番上に名前を出してもらっているので、かなりのプレッシャーです。すごく繊細なお芝居を要求される作品ですし、周りからも『きっと、この作品は転機になるだろう』と言われていたりするので、気合いを入れて、全力で頑張りたいです! 芝居が好きな人、興味がある人を含めて、ぜひ、たくさんの人に観ていただきたいです」
前山「気軽に行けるのは長所ですが、僕としては、“自分がどう見られたいか”“将来何をやりたいのか?”、ある程度研究して、対策を立てて行ったほうがいいと思います。書類審査がないということは、対面した瞬間の第一印象が大事なんですよ。僕は、“受けてみようかな?”っていう軽い気持ちだったけど、歌がやりたくて歌を練習していったし、見た目も考えて、可愛らしいスタイリングで臨んだんです。自分は何がしたいのかを考えて、それを伝えるためにも、セルフプロデュースはしっかりしてオーディションに臨んだほうがいいと思います」
まえやま・たかひさ
1991年2月7日生まれ、大阪府出身。主な出演作は、舞台『金色のコルダBlue♪Sky』、舞台『美男高校地球防衛部LOVE!活劇!!』、キャラメルボックス featuring D-BOYS『また逢おうと竜馬は言った』、Dステ19th『お気に召すまま』など。9月2日公開の映画『闇金ドッグス7』、10月19日から上演される舞台『K -MISSING KINGS-』に出演が決定している。
しらまた・あつし
1994年3月22日生まれ、神奈川県出身。主な出演作は、『仮面ライダー鎧武/ガイム』(テレ朝系)、「ミュージカル『薄桜鬼』黎明録」主演、ライブ・ファンタジー『FAIRY TAIL』、舞台『剣豪将軍 義輝 前・後編』、舞台『破壊ランナー』など。9月19日から上演される舞台、東京ハートブレイカーズ『サブマリン』では主演を務める。また、今年の年末年始に上演される『ゆく年く・る年冬の陣 師走明治座時代劇祭』への出演も決定。
『あんさんぶるスターズ!エクストラ・ステージ』〜Judge of Knights〜
【東京公演】9月7日(木)〜18日(月・祝)シアター1010
【神戸公演】9月22日(金)〜24日(日)新神戸オリエンタル劇場
©2016 Happy Elements K.K/あんステ製作委員会
斬劇「戦国BASARA」小田原征伐
【東京公演】8月11日(金・祝)〜8月20日(日)AiiA 2.5 Theater Tokyo
【大阪公演】8月25日(金)〜8月27日(日)立命館いばらきフューチャープラザ グランドホール
©2017CAPCOM CO., LTD. ALL RIGHTS RESERVED.
ワタナベエンターテインメント
Boys and Girlsオーディション
『Deview/デビュー』特設サイトでは、ドラマや映画等、話題作に次々と出演している「ワタナベエンターテインメント」の注目の若手俳優、志尊淳&中尾暢樹のインタビューも掲載♪
特設サイトはコチラ |
★音楽劇『金色のコルダBlue♪Sky First Stage』開幕。前山剛久「2.75次元くらいの気持ちでやってます!」
★『ハンサム落語』第7弾公演が開幕 初参戦の前山剛久「新人らしく笑顔と純粋なキモチで頑張りたい」
★ 衣装が裸同然!? 宮崎秋人主演、ライブ・ファンタジー「FAIRY TAIL」 荒木宏文が後輩にプレッシャー「本番では筋肉も揃っている」
★ 宮崎秋人主演、ライブ・ファンタジー「FAIRY TAIL」が開幕 荒木宏文「最高の夢の世界をお届けします」と宣言
★ ミュージカル『薄桜鬼』シリーズ最新作開幕。白又敦主演で新選組のエピソード0(ゼロ)を描く
件名:前山剛久×白又敦 サイン入りポラプレゼントと明記し、本文:[名前]、[年齢]、[都道府県]、[インタビューの感想]、[今後インタビューしてほしい人・要望]を記入して、下記メールアドレスに送信して応募。
【応募メールアドレス】
deview-oubo@oricon.jp
【応募締切】
2017年8月31日(木)23時59分まで。
※抽選の上、当選者のみにメールでご連絡いたします。当落のお問い合わせにはお答えできませんので、ご了承ください。
※当選者の発表は発送をもって代えさせていただきます。
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vol.123(2018.5)三津谷 亮×陳内 将
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vol.122(2018.4)池岡亮介×山田裕貴
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vol.121(2018.3)前山剛久×中尾暢樹
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vol.120(2018.2)鈴木裕樹×宮崎秋人
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vol.119(2018.1)荒井敦史×根岸拓哉
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vol.118(2017.12)牧田哲也×三津谷 亮
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vol.117(2017.11)瀬戸康史×堀井新太
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vol.116(2017.10)三津谷亮×前山剛久
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vol.115(2017.9)宮崎秋人×中尾暢樹
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vol.114(2017.8)前山剛久×白又敦
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vol.113(2017.7)陳内 将×土屋シオン
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vol.112(2017.6)西井幸人×根岸拓哉
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vol.111(2017.5)柳下 大×中尾暢樹
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vol.110(2017.4)堀井新太×山田裕貴×三津谷亮
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vol.109(2017.3)和田正人×瀬戸康史
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vol.108(2017.2)荒木宏文×碓井将大
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vol.107(2017.1)荒井敦史×池岡亮介
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vol.106(2016.12)山田裕貴×根岸拓哉×白又 敦
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vol.105(2016.11)宮崎秋人×三津谷亮
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vol.104(2016.10)柳下 大×牧田哲也×前山剛久
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vol.103(2016.9)三上真史×山田悠介×西井幸人×大久保祥太郎
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vol.102(2016.8)堀井新太×三津谷亮×陳内将
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vol.101(2016.7)山田裕貴×志尊淳
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vol.100(2016.6)鈴木裕樹×牧田哲也×碓井将大
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vol.99(2016.5)陳内将×三津谷亮×山田悠介×前山剛久
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vol.98(2016.4)宮崎秋人×荒木宏文×白又敦
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vol.97(2016.3)堀井新太×荒井敦史
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vol.96(2016.2)志尊淳×中尾暢樹
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vol.95(2016.1)山田裕貴×前山剛久
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vol.94(2015.12)柳下大×三津谷亮
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vol.93(2015.11)和田正人×宮ア秋人
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vol.92(2015.10)鈴木裕樹×高橋龍輝×阿久津愼太郎
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vol.91(2015.9)根岸拓哉×白又敦×土屋シオン×前山剛久×大久保祥太郎
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vol.90(2015.8)瀬戸康史×荒井敦史×池岡亮介
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vol.89(2015.7)堀井新太×志尊淳
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vol.88(2015.6)陳内 将×池岡亮介
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vol.87(2015.5)牧田哲也×三上真史
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vol.86(2015.4)荒木宏文×柳下 大