前田敦子 | インタビュー | Deview-デビュー

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インタビュー「前田敦子」

2019/07/08

「やりたいことが見つかっているのであれば、行動しないともったいない。今を大事にして挑戦してほしいです」

前田敦子

――この映画は主演の二人が新人ということもあり、いつの間にか、そのお二人を支える立場になっていたわけですよね。

「本当ですよね! 実際に10歳くらい年下だったんですけど、めちゃくちゃしっかりしていましたし、『現場がすごく楽しいんです。勉強になります!!』って素直に言っている二人がすごく素敵に見えて。石井監督にはめちゃくちゃしごかれていたんですけど、二人はラッキーだなって思いました。私も怒られているような気分になるくらい、厳しくされていたけど、関水渚ちゃんは、泣かずに必死に頑張っていて。そういう現場に居られるのって幸せだよなと思いながら、心の中で二人のことをずっと応援していました。私も一番最初が市川準監督で、めちゃくちゃしごかれたので、それを思い出しました」

――12年前、16歳で参加した『あしたの私の作り方』(2007年)の現場はどうでした?

「私は“今すぐにも逃げたい!”って、毎日、号泣していましたけど(笑)。でも、そういう方に出会えていたことは絶対に今の糧になっている。だから、『町田くんの世界の』細田くんと渚ちゃんを見ていると本当に懐かしい気分になりましたし、“頑張れー!”って思っていました」

――初心を思い起こす契機にもなったんですね。

「そうですね。今回共演したみっちゃん(高畑充希)と私は同じくらいのキャリアなんですけど、『町田くんの世界』の現場で、みっちゃんと二人で『いいね〜!』って言いながら見守っていて。『こうして、若い人たちを見て“いいね”って言えるところまで自分たちがやってきたのも“お疲れ、私たち”って思うね!』って言い合っていました(笑)。みっちゃんとの共演も9年ぶりだったんですけど」

前田敦子

――2010年のドラマ『Q10(キュート)』以来ですよね。

「当時は18歳でしたから。でも、まだまだですよ、本当に。もっともっと上の方はたくさんいますから。あと20年くらいして、『お疲れ!』って言えたらいいのかなって思います」

――今年の秋に公開予定の映画『葬式の名人』では、『苦役列車』の高良健吾さんと共演しています。

「ちょっと不思議な映画なんですよね。私は皆さんより3日くらい遅れてのクランクインだったんですけど、映画好きの高良さんに『前田さん、この現場……すごく面白いよ』って言われたことを覚えていて。そういう映画好きの人の心も掴んでいるような作品です。いつもよりは撮影期間が短かったんですけど、みんなで作っている感をより感じられた現場でした。本当に映画好きの人たちが集まっていたので、映画への“愛”というものをすごく感じることができて。普段とは違う仲間意識というか、『私たち・俺たち、映画大好きだぜ!イエーイ!』みたいな雰囲気があって(笑)、とても楽しい現場でした」

――前田さん自身は、好きなことを仕事にした今、映画に対してはどんな思いでいます?

「映画が大好きっていう気持ちは今も変わってないですね。是非とも『デビュー』読者のみなさんにも経験してほしいって思います」

――いろいろなフィールドで活躍してきた前田さんが感じる映画の魅力というのは?

「本当にいい人ばかりで、悪い人には会ったことがないんですよねね。意地悪みたいなこともされたこともないですし、本当に頑張っている子を支えてくれるプロフェッショナルな人たちがたくさんいるんです。『町田くんの世界』もそうでしたけど、みんなが“頑張れ、頑張れ!”って背中を押してくれるんですね。私もそうやって背中を押してもらってきた一人だし、スタッフさんも、役者さんも、あの背中を追いたいって思える先輩ばかりなので、頑張りがいがあるというか。本当にオーディションと受けたいと思っている子には映画の世界を見てほしいなって思います」

前田敦子

――では、オーディションの話に戻りますが、前田さんが所属する太田プロダクションはどんな事務所ですか?

「本当にオールドなスタッフさんばかりというか……経験豊富な方達が多いので(笑)、違う部署のスタッフさんでもお会いすると『あっちゃん、ヤッホー』って声をかけてくださるんです。コミュニケーションを大事にしている事務所だなって思いますね。未だに給与明細は事務所に取りに行くというシステムなので、最低でも月に1回は必ず事務所に顔を出しますし、その時期になると同じ所属タレントの人たちにも会いますしね。私は俳優業なので、バラエティに出演されているタレントさんとお会いする機会はあまりないですけど、例えば、有吉(弘行)さんの番組に出させてもらう時は、すごく優しく接してくださいますし、仲間意識を感じたりしますね。直接関わる機会が少なかったとしても同じ事務所だっていう愛情はそれぞれが持っているし、“太田プロ愛”が強い人が多い気がします。あとは、最近の事務所では珍しいと思うくらい寛大で心が大きいです。自分で好きなことをやっていいよっていうスタンスでいてくれます」

――タレントの意思を尊重してくれるんですね。

「そうですね。でもその代わり、太田プロダクションに入るのであれば、何をやりたいのかを明確にしていた方がプラスになると思います。周りに決めてもらうんじゃなくて、“自分でこういうことがやりたい”っていうことが明確な人と一緒に夢を目指す場所がうちの事務所なのかなと思います」

――では最後に、芸能界を目指している読者への応援メッセージをお願いします。

「やりたいことが見つかっているのであれば、行動しないともったいないと思うので、いますぐに動いてください。何年後かにやれたらいいやっていう考えを捨てて飛び込んでほしいです。芸能界は特に生もので、一瞬で売れちゃう方もいる世界なので、入ったもん勝ちだと思います。“今じゃない”っていう言葉は使ってほしくないなと思いますし、迷っているのであれば、今を大事にして挑戦してほしいなと思います」

Special Movie

前田敦子、太田プロダクションの新人発掘オーディションをアピール!

PROFILE

前田敦子(まえだ・あつこ)●1991年7月10日生まれ、千葉県出身。太田プロダクション所属。2005年に「AKB48 オープニングメンバーオーディション」に合格。以降、2012年の卒業までAKB48の中心メンバーとして活躍。グループ在籍中の2007年に映画『あしたの私のつくり方』で女優デビューを果たす。その後、ドラマや映画等、数々の作品に出演。近年の主な出演作は、映画/『散歩する侵略者』、『探偵はBARにいる3』、『のみとり侍』、『食べる女』、『マスカレード・ホテル』、『コンフィデンスマンJP -ロマンス編-』、『町田くんの世界』、『旅のおわり世界のはじまり』(主演)、ドラマ/二夜連続ドラマスペシャル アガサ・クリスティ『パディントン発4時50分〜寝台特急殺人事件〜』、『学校へ行けなかった私が「あの花」「ここさけ」を書くまで』、 舞台/『そして僕は途方に暮れる』など。今後、高良健吾とのW主演映画『葬式の名人』(9月20日公開)への出演が控える。

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Information

太田プロダクション主催新人発掘オーディション!!

太田プロ

前田敦子や大島優子など第一線で活躍する女優、俳優、若手アイドル、旬のバラエティタレント、ベテランのお笑い芸人など、幅広いジャンルで活躍するタレントが多数所属する太田プロダクションが、俳優・タレント・モデル・歌手などを目指す次世代のスター候補を発掘するための新人オーディションを開催。

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