綱啓永 | インタビュー | Deview-デビュー

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インタビュー「綱啓永」

2019/04/11

「僕は勇気を出して一歩を踏み出して良かったなと思うので、少しでも興味があるのなら、応募してみてください!」

綱啓永 撮影/mika 取材・文/根岸聖子

瀬戸康史、志尊淳、山田裕貴らが所属するワタナベエンターテインメントが、10〜22歳までの男性を対象とした『BOYSオーディション2019』を開催。2017年に『第30回ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト』でグランプリを受賞し、現在『騎士竜戦隊リュウソウジャー』にリュウソウブルー/メルト 役で出演している綱啓永にインタビュー。オーディションに応募したきっかけやグランプリ受賞後の反響、そして憧れのスーパー戦隊シリーズへの出演がきまったときの想いなど、今後の活躍が期待される新人・綱の素顔に迫った。

綱啓永

――『ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト』を受けたきっかけは他薦だったとか?

「母親の友人が応募してくれました。僕自身、もともと芸能界に興味はあったんですが、自分から行動を起こす勇気はなかったんです。そんな中、母の友人から『ジュノンボーイコンテスト、受けてみない?』と持ちかけられて、どこまで行けるかわからないけど、受けるだけ受けてみよう!と思ったんです」

――芸能界に憧れた理由は?

「昔からテレビが好きで、ドラマにバラエティといろんなジャンルを観て育ってきたので、その影響だと思います。好きな世界に興味を持つという感じで。だたジュノンボーイコンテストを受ける前までは、芸能界って僕の中では雲の上の世界っていう感じで、入れたら楽しいだろうなとは思っていたけど、オーディションを受けるとか、一歩踏み出すことができなかったんです」

綱啓永

――オーディションを受けていく中で、どこまで行けるか…という気持ちが、“残りたい!”に変化したのは、いつぐらいでしたか?

「ジュノンボーイコンテストは、書類と地方予選を経て、BEST100に選ばれた人たちが雑誌に掲載されて、そこから人気投票とかで掲載される人数が徐々に減っていくという方式なんですが、人数が減っていくごとに、自分の中でどんどん熱が上がっていきました。僕のときはSHOWROOMでの動画配信をするという課題もあって、そういうのをやるようになると、自分の周りの友だちとかにも知られることになる。そうなると、やっぱり応援してくれている友達もたくさんいましたし、余計に、“ここで落ちたくない!”という気持ちが強くなりました」

――審査の過程で印象に残っていることは?

「一次が書類審査で、二次審査が面接とカメラテストだったんですが、面接のときに特技披露があって、今まで人前で特技を披露する機会なんてなかったので、本当に緊張しました。僕はバク転を披露しようとしたものの、ミスってしまって、ただの後転みたいになってしまって……。あのときは心臓バクバクだったし、“あっ、しまった!”と焦りました(笑)。あと、SHOWROOMでの動画配信というのも初体験で、すごく印象に残っています。応援してくださるみなさんと交流できる場でもあったので、毎回プレッシャーに押しつぶされそうになる日々でした。当時は大変だったけど、今振り返ると楽しかったなって思います」

綱啓永

――そんな綱くんは、最終選考目前で落ちてしまい、敗者復活を勝ち抜いてファイナリストになったんですよね。

「そうなんです。15人から10人に絞られるところで落ちてしまって。ファイナリストになったら、いわゆる“ジュノンボーイ”と呼ばれるんですが、あとちょっとのところで落ちてしまったので、すごく悔しくて泣きました。母親も応援してくれていたので、ダメだったと伝えたときはけっこうショックを受けていましたね。でもファイナリストに入れなかった5人の中からひとりだけ、復活できる敗者復活戦というチャンスがあって、そこでなんとか勝ち上がれて。悔し涙を流した分、ファイナリストになれたときは本当に、嬉しかったです」

――しかも、敗者復活戦からしかもグランプリに輝くという、ジュノンボーイコンテスト史上の快挙を成し遂げました。なんともドラマチックな展開です。

「ファイナリストになれたときに、過去のジュノンボーイコンテストについていろいろ調べたところ、敗者復活した人でグランプリを受賞した人はいなかったので、僕もグランプリは無理だろうなと勝手に思っていたんです。なので、最終選考のときは“何か賞がいただけたらいいなぁ”と、むしろリラックスして臨めた気がします。もちろん、特技披露に向けての練習とか努力は惜しみませんでしたが、“グランプリを狙うぞ!”というよりは、“最後だし楽しもう!” という気持ちで挑みました」

綱啓永

――グランプリ受賞後の反響はいかがでしたか?

「しばらく連絡を取っていなかった人からもたくさんメッセージが来ました(笑)。ただ、大学に行ったら、ちょっとキャーキャー言われたりするのかな!? なんてちょっと期待して登校したんですけど、全然、いつもと変わらず普段通り、“あれ?”って、ちょっと寂しかったです(笑)。唯一、声をかけてくれたのが、マッチョで強そうな男性で。声をかけられた瞬間はちょっとビビったんですが、『綱くん? ジュノンボーイおめでとう』と言ってくれて、嬉しかったです(笑)」

――その後、ワタナベエンターテインメントに所属することが決定。芸能人としてのスタートラインに立った当時の心境は?

「“頑張らなきゃ”って気持ちが一番大きかったです。今までの人生で、サッカー部に所属していた中学時代くらいしか、何かに夢中になったり、努力したりっていうことがなかったんです。だから、ここで頑張らなきゃ!! 頑張りどころだ!と気が引き締まりました」

綱啓永

――最初の現場はドラマ『文学処女』でしたが、やはり緊張しましたか?

「めちゃくちゃしました! お芝居のレッスンは受けていましたが、カメラの前でお芝居するのは初めてだったので、オーディションのときよりも緊張していました。僕は森川葵さん演じる月白鹿子の後輩の役を演じたんですが、クランクインの日に僕が『月白さん!』と呼ぶシーンがあったんです。テストのときに僕が『月白さん!』って言ったら、なぜか周りの人がみんな笑っていたんです。“あれ? 何か失敗してしまったのかな!?”とすごく焦って……。なんでだろうと思ってスタッフさんに聞いたら、僕が『月島さん!』と言い間違えていたらしいんです。僕はそのことにまったく気づいてなくて、それくらい緊張で頭が真っ白になっていたんだと思います(笑)」

――同じ事務所の先輩である、城田優さん、中尾暢樹さんは、どんな風に接してくれましたか?

「言い間違えた時には中尾さんもその場にいて、明るく笑ってくれていました(笑)。僕が初めての現場ということもあったので、たくさん話しかけてくださったり、芝居のことを教えてくださったり、それ以外のこともいろいろとお話をしてくださって。あの場に中尾さんがいてくれて、本当にありがたかったです。城田さんもすごく気さくな方で、お芝居のことはもちろん、新人の僕に必要なことをいろいろとアドバイスしてくださいました。現場の雰囲気がとても明るかったので、失敗はしてしまいましたが(笑)、とてもいい思い出になっています」

綱啓永

――そして『騎士竜戦隊リュウソウジャー』のオーディションで、リュウソウブルー/メルト役に選ばれました。こちらも緊張しましたか?

「『騎士竜戦隊リュウソウジャー』のオーディションのときは、それまでも何度かオーディションを受けていたこともあって、少しずつ落ち着いて臨めるようになっていた頃で。“今日はあまり緊張しなかった。自分を出せるようになってきたかな?”と実感できるようになっていた時期に、いい流れで戦隊のオーディションに挑むことができたんです。なので、受からなかったオーディションも、ちゃんと結果に繋がっているんだなと思いました」

――いいこと言いますね! それはデビューを目指す人たちにとっても励みになると思います。

「だと嬉しいです(笑)。僕も最終審査まで残って受からなかったときは、落ち込むこともありました。もともとすぐ緊張してしまう性格なんですが、緊張しないようにと自分をコントロールしようとすると、さらに緊張感が高まってしまう。ネットで“緊張しない方法”とか、調べたりしたんです(笑)。“緊張するのは当たり前。だから気にしすぎないほうがいい”といったことが書いてあって、確かにそうだなと。緊張はするものだと理解した上で経験を積んでいったら、いつも通りの自分で臨めるようになったんです。だから、たくさんチャンレジするのは悪いことじゃないと思います!」

綱啓永

――『リュウソウジャー』の現場は楽しいですか?

「すごく楽しいです。実はオーディションのときに、リュウソウレッド/コウ役の一ノ瀬颯くんと同じ組だったんです。そのときはまったく面識もなかったんですが、一ノ瀬くんが話しかけくれて、オーディション終わったあとに一緒にランチを食べに行ったんです。僕は人見知りなので、話しかけてもくれたことがありがたかったし、ご飯食べながらいろいろな話をして。そのときに、せっかく仲良くなれたのに、どちらかしか残らなかったら悲しいなぁ……と思っていたら、二人とも受かって共演することが決まって嬉しかったです。それに、僕は昔からスーパー戦隊シリーズや仮面ライダーが好きで観ていたしずっと憧れていたんです。しかも『リュウソウジャー』のモチーフとなっている“恐竜”や“剣”は僕の中でTOP2の大好きなものでもあって。もう、これは僕のためにできた戦隊なのかな?って思うくらい、運命的なものを感じました(笑)。『リュウソウケン』という剣で戦うシーンがあるんですが、それを持ってアクションの撮影をやっているときが一番楽しい!! 憧れのヒーローを演じることができて、好きなものだらけの現場なので、毎日、とても充実しています」

綱啓永

――大好きなものに囲まれて充実しているというのが、表情で伝わってきます(笑)。先程先輩の話もしていただきましたが、事務所のマネージャーさんとはどんな関係を築いていますか?

「細かいところまで見てくださって、いろいろとアドバイスをしてくれるので、安心して身を任せています。僕はそこまで深く悩むことはなくて、寝たら解決しちゃうほうなんですね(笑)。反省して、一晩で切り替える。だから、深刻な相談というよりは、わからないことを教えてもらう感じです」

――芸能活動をしていく上での抱負、こんな人になりたい、というのはありますか?

「“好きな芸能人は誰?”と聞かれたときに、僕の名前が挙がるような俳優になりたい。そのためには、今後お芝居や演技力を磨くのはもちろんですが、キャラクターや人柄など、全部ひっくるめて名前を言ってもらえるように、これから努力を重ねていきたいと思っています」

綱啓永

――これからオーディションを受けようと思っている人たちへ、最近まで近いポジションだった綱くんならではのアドバイスをお願いします!

「僕がそうだったように、憧れはあるけれどアクションを起こせないという人は、たくさんいると思います。僕自身、他薦ではありましたが、勇気を出してその一歩を踏み出して良かったなと思うので、少しでも興味があるのなら、LINEで簡単にエントリーすることも可能なので、迷わずポチッと応募しちゃいましょう!(笑)。オーディションって、落ちたとしても絶対にいい経験になると思っていて、それは僕も実感していることですので、マイナスな結果を考えるよりは、勢いで一歩踏み出したほうがいいと思います。一度挑戦してみたら、芸能界への憧れが強くなってまた別のチャンスに挑む勇気が湧いてくるかもしれない。なので、この機会に、ぜひ新しい扉を開いてみてください! それと、今回のBOYSオーディションは他薦も大歓迎ということなので、周りに“いいな”と思う友達がいたら、その子の背中を押してあげてもらえたらと思います」

『騎士竜戦隊リュウソウジャー』に出演中の綱啓永がオーディションをアピール!

PROFILE

綱啓永(つな・けいと)●1998年12月14日生まれ、千葉県出身。2017年『第30回ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト』グランプリ。現在、『騎士竜戦隊リュウソウジャー』にリュウソウブルー/メルト 役で出演中。

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ワタナベエンターテインメントBOYSオーディション2019

BOYSオーディション

幅広いジャンルで活躍するスターが所属している「ワタナベエンターテインメント」が、今春、10〜22歳までの男性限定(自薦他薦は問わず)で、俳優・モデル・歌手・声優などを目指す次世代スターを発掘するオーディションを開催。

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