秋本帆華(TEAM SHACHI) | インタビュー | Deview-デビュー

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インタビュー「秋本帆華(TEAM SHACHI)」

2020/07/08

「『歌は苦手です』と伝えていたのに、そんな私がセンターになって、“どういう事務所なんだ?”って(笑)」

秋本帆華(TEAM SHACHI)

――モデル志望から女優への道へ!

「そうしたらですね、マネージャーさんに『アイドルをやってみないか?』と提案されて。当時、年に2回、スターダスト芸能3部のアイドルが集まるイベントがあって、そのステージにアイドルグループの一員として上がったんです。まだ『チームしゃちほこ(現・TEAM SHACHI)』ができる前の話です。あるとき名古屋に今、スターダストの社長になった藤下さんがやってきて『よし、アイドルになろう!』って。それで愛知県在住の子を集めて結成されたのが『チームしゃちほこ』なんですよ」

秋本帆華(TEAM SHACHI)

――急展開ですね! モデルから女優へ、女優からアイドルへ。

「最初はどうなるかわからなかったです。私、カラオケにも行ったことがなくて、『歌は苦手です』と伝えていたのに、そんな私がセンターになって、“どういう事務所なんだ?”って、アハハハ!(笑)。歌が下手だから与えられたのが『セリフ担当』。普通、センターってグループをひっぱっていく存在だと思うんですけど、私の場合は“周りに支えてもらうスタイル”でやらせていただきました(笑)。でも、それがスターダストの良いところというか、他の事務所さんのことはよくわからないんですけど、私たちは最初から『個性を出していいよ』って言われて育ててもらいました。その個性に合わせた曲を作ってもらえたり…」

秋本帆華(TEAM SHACHI)

――なかなかグループで活動していると、個性を前面に出すのは難しいですよね。

「それとすごくのびのびと活動させてもらえました。怒られた記憶がないんですよ、本当に。きっと大変なこともたくさんあったんでしょうけど、私の中では楽しいことが勝っちゃってるんですよね。比率でいったら楽しいが9.5で、大変なことが0.5ぐらい(笑)」

――そこまで言い切れるということは本当に楽しかったんでしょうね。

「ただ楽しすぎて最初は部活感覚でやっていた部分もあったんですけど、デビューしてから2年目で日本武道館のステージに立たせていただいて。そのときに客席を見て“こんなにたくさんのお客さんが、わざわざお金を払って見に来てくれているんだ”と感じた瞬間から、アイドルを“お仕事”として真剣に考えられるようになりました」

秋本帆華(TEAM SHACHI)

――誰かに言われたのではなく、自分で感じ取れたのは素晴らしいことですね。

「最初の段階ではアイドルになるというよりも“アイドルを演じろ”って言われたんですよ、当時のマネージャーさんに。本当に『アイドル5年』(彼女たちがステージに登場するときに流れる前口上のセリフ)だから5年間、アイドルを演じてくれって。もうアイドルを踏み台にしてもいいからって。結局、もう8年やっているんですけど……辞めろといわれても、辞めませんよ! このグループに愛着も湧いていますし、名古屋のみなさんに応援していただいたので、名古屋に恩返ししたい、という気持ちもどんどん強くなってきていますし、もっともっとTEAM SHACHIとして頑張りたいです」

――それにアイドルとして実績を積むことでお芝居の仕事が舞いこんできたり、モデルさんのような撮影の仕事も入ったりする。結局、小学生のころからの夢がすべて叶っていっているんですよね。

「だから、いま、女優さんになりたいな、とか、タレントさんになりたいな、と思っている方はアイドルをやってみたほうがいいと思います!」

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