逢沢りな | インタビュー | Deview-デビュー

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インタビュー「逢沢りな」

2008/09/26

こんなに子供に憧れられる作品ってないんじゃないかな

逢沢りな テレビ朝日系『炎神戦隊ゴーオンジャー』でゴーオンイエロー・早輝役を好演し ている逢沢りなさん。“早輝とは負けず嫌いなところが似ているんです”という彼 女に、オーディションの話や戦隊ヒーローへの思い、これからの目標について聞きました。



逢沢りな

Q デビューのきっかけは?

「中学3年生の夏に両親と歩いていたら、急に両手を広げた女性の方に“すみません”て止められたんです。そこで、ファイルを取り出して事務所の説明をされて。原宿とかの都心じゃなくて郊外だったので、私も家族もみんなビックリしました(笑)」

Q 事務所の面接はどうだった?

「以前にもスカウトされたことがあったんですけど、軽い気持ちで受けに行ったら、やっぱり落ちて。今度は“絶対に受かりたい”という気持ちがありました。でも、一緒に受けた人たちは年上の方ばっかりで、しかも“いま芸能界で○○してます”っていう人もいて。私も自分のことを頑張って話したんですけど、ダメだろうなと思っていました。そうしたら、事務所の方から“レッスンから始めてみませんか”と、お話しをいただきました」

Q どんなことをレッスンしたの?

「動きながら声を出す発声練習とか。あと、台本に書かれてあるいろんな役をかわりばんこに演じて演技の練習をしました。初めてのレッスンは、本当に緊張しましたね。演技をしたことがなかったので“エッ!何? どうしたらいいの?”って(笑)。周りは知らない年上の方ばっかりだったし、みんな普通に演技をしていてすごいなと思いました。私は取り残されてるのかなって不安になったけど、頑張ればみんなと同じように演技ができると思って、台本を読み込んだり、早口言葉も一生懸命練習しました」

逢沢りな

撮影現場でのオフショット

Q 出演中の『炎神戦隊ゴーオンジャー』がデビュー作ですね。

「去年の夏の終わりぐらいにオーディションの話を聞きました。まず、戦隊ヒーローを知らなきゃなと思って、ちょうどその時期にやっていた『獣拳戦隊ゲキレンジャー』の映画を観に行きました。カッコよかったですね。映画館には子供がいっぱいいて、スクリーンのゲキレンジャーに“がんばれ!”と声をかけていたんです。それを見て“こんなに子供に憧れられるのって他にないんじゃないかな。すごくいいな。私もやりたいな”って思いました」

Q オーディションはドキドキした?

「緊張しましたね。お芝居にやっと慣れてきた頃だったので自信も全然なくて。 面接の前には、何を話そうかといろいろ考えたんですけど、面接の方の前に立ったら“もういいや、いっちゃえ”みたいな感じでした。あとで事務所の方に聞いたら、あんまり緊張しているようには見えなかったみたいです(笑)」

Q オーディションの感触はどうだった?

「自分なりに頑張ったけど、みんなすごい人たちばかりだったので不安で……。きっと落ちてるんだろうなと思っていたら、“1次審査に受かりました”って連絡が。その後も“もう落ちるんじゃないかな”と思っていたけど、受かっていって。 “次が最終です”と言われたときは“えっ、最終!?そんなに残っていいのかな”ってビックリしましたね」

Q 受かったときの気持ちを教えて。

「“うそっ、私になった!”(笑)。友だちに受かったって言ったら、ワァーッと喜んでくれて。家族もすごく喜んでくれました。実は、そのときちょっと、ウソをついたんです。お母さんにはちゃんと報告したんですけど、お母さんと“お父さんは、だましてみようか”って(笑)。“落ちちゃった”ってお父さんに話したら “そっか、次があるよ”って。すぐに“ウソだよ〜”ってばらしました(笑)」

Part 2 につづく...

Text/日刊編集センター

【Profile】あいざわりな●1991年7月28日生まれ、東京都出身。2008年、出演中のスーパー戦隊シリーズ『炎神戦隊ゴーオンジャー』(テレ朝系毎週日曜午前7時30分)がデビュー作。8月には映画『炎神戦隊ゴーオンジャー BUNBUN!BANBAN! 劇場BANG!!』が公開された。『全国消防協会2008年秋の火災予防運動』ポスター広告出演決定。(ボックスコーポレーション所属)

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