原嶺衣奈 | インタビュー | Deview-デビュー

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インタビュー「原嶺衣奈」

2010/12/16

初めてのアクションで壁にぶつかりそうですが、頑張っています!

原 嶺衣奈
12月7日から、池袋シアターグリーンで上演される舞台『OASIS』で初ヒロインをつとめる嶺衣奈ちゃん。世界が砂漠化した時代、人々が水を奪い合い、争いをくり返す中、水を生み出すことができるという特殊能力を持ったマヤ役を演じています。マヤはその能力を持つために、常に周りから狙われる存在なのだ。先週に引き続き、今回の舞台への思いや、舞台で大切なことなどを聞きました。



原 嶺衣奈

原 嶺衣奈(撮影/厚地健太郎)

Q 今回の舞台の稽古で特に大変なことは?

「苦戦しているのはアクションですね。私は逃げる動きが多いのですが、逃げて、敵に遭遇した時にびくっとなったり、また違う方向に敵が現れて、追いつめられた時に今度は後ろに逃げるとか、そういう動きの段取りが多くて、難しいんです。でも私の動きがずれると、他の人の動きも変に見えてしまうので、それを合わせていくのは難しくて…。 演出家の方が、リズムに合わせて動きをつけていかれるので、『ワンツースリーフォー…エイトでこっち、次のエイトでこっち』というように。こういう感じのお芝居は初めて。また新しい壁にぶつかりそうです」

Q その壁を乗り越えるために心掛けていることは?

「図で描いて動きを覚えていくんですけど、手に台本を持ちながらやっていてもどんどん進んで行ってしまうので、身体で覚えるしかない。何回も何回もやらないと覚えられなくて。 でも、周りの男性キャストの方のほうが大変で、剣とか振り回さなければならない。私は、逃げたり、隠れたりという動きだけなので、大変と言ってると怒られそう(笑)。また殺陣って、ひとつ動きを間違えると、当たっちゃうじゃないですか。だからケガにだけは気をつけようとみんなで話しています」

Q 現在大学生の嶺衣奈ちゃんですが、学業との両立はできていますか

原 嶺衣奈

舞台『OASIS』

「大変です。稽古が始まってからは、ほぼ毎日稽古に通っています。学校に行って、稽古に行くまでの移動時間に台本覚えて、家帰って夜学校の課題をやって、また学校へ、という、繰り返しですね」

Q 最後に舞台に向けての意気込みを

「今年の夏に出た舞台『こもれびの中で2010』では、反省点がいろいろありましたね。もっと自分から動きのバリエーションをつけなきゃいけないと思いましたし、発声ももっとできなきゃいけないと思いました。テクニックも足りてないし、課題だらけだったと思うんですよ。でも2ヵ月の舞台を通して少しは成長できたと思うので、今回も舞台が終わった時に成長していたらいいなと思います」

インタビュー・終
【Profile】はられいな●1990年1月6日生まれ、東京都出身。特技はフランス語で、仏検2級。
舞台『OASIS』:東京・シアターグリーン BIG TREE THEATERで上演。
開催期間は12月7日(火)〜12日(日)

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