カントリー・ガールズ | インタビュー | Deview-デビュー

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インタビュー「カントリー・ガールズ」

2015/03/18

「ハロプロの中でも異色なグループだと思うので、そこを強みにしていきたいです」

カントリー・ガールズ

99年に結成され、里田まいが在籍したことでも知られる「カントリー娘。」が、「カントリー・ガールズ」として生まれ変わり、3月25日に、シングル『愛おしくってごめんね/恋泥棒』でメジャーデビュー! “ももち”こと嗣永桃子プレイングマネージャーと、5人のフレッシュガールによる新生カントリーが、アイドルをめざしたきっかけやメンバーのキャラクターを紹介してくれました。


嗣永桃子

嗣永桃子

3月3日のBerryz工房ラストの武道館公演が終わって、プレイングマネージャーのももちが本格的に合流となりましたが、新しい環境にはもう慣れましたか?
嗣永「結構、スムーズにカントリー・ガールズに入って行けました。特に気持ちを切り替えたとかそういう感じもなくて……。メジャーデビュー直前ということで、戸惑っている時間もなく、目先の仕事に一生懸命という感じなので」
ももちが本格合流する前は、リーダー的な存在でイベントの進行をしていたのは5人の中で最年長の山木さんですね。
山木「はい。イベントの進行をももち先輩にバトンタッチして、『こんなやり方があるんだ』とか、横で見ていて勉強させてもらうことがすごくたくさんあります!」
稲場「ももち先輩って、トーク力だったり、尊敬できるところがいっぱい! 一緒にお仕事させてもらう機会が増えて、これからどんなことが学べるんだろうと楽しみです!」
嗣永「ちょっとぉ、やりにくい〜(笑)。今まであまり持ち上げられることがなかったので、どうしていいかわからない。褒められすぎると、逆に、『ももち、裏で脅してるんじゃないか?』と思われちゃう(笑)。内心で尊敬してくれるのは嬉しいんですけど、“こういう場で言わなくていいよ”って、今、本気で思ってます(笑)」
年下組の3人にとっては、嗣永さんの存在は“テレビに出てるももち”だったのかもしれませんね。
小関「はい。テレビで観ていた頃は、“おもしろいな、ももち”とか思っていました(笑)。まさか同じグループで活動できることになるとは!」
嗣永「うん、それくらいのほうがいいよ。小関最高!」
島村「私もテレビを観ていて、ももち先輩がしゃべるとその場の空気が明るくなって、“ももち、さすがだな!”といつも思っていました(笑)」
一同「笑」
嗣永「いいんだよ、芸能界に入る前の話だからね」
稲場「私も研修生になる前からテレビで拝見させていただいていたのですが、トーク力が素晴らしいなと。まるで芸人さんみたい!」
嗣永「リミッター外したら結構言ってきますね(笑)」

山木梨沙

山木梨沙

稲場愛香

稲場愛香

ところで、ももち先輩以外の5人は、モーニング娘。のオーディション出身なんですよね。
稲場「私が9期オーディション(2010年)で……」
山木「私が一回目の12期オーディション(2013年)。年下組の3人が2回目の12期オーディション(2014年)です」
そもそもみなさんが、この世界をめざしたきっかけは?
稲場「私は小さい頃から音楽が鳴ると踊り出す子だったみたいで、4歳から歌とダンスを習っていました。ハロー!プロジェクトは、歌もダンスもスキルが高くて、みなさん個性的で、ずっと憧れていたので、オーディションを受けたんです。落ちてしまったんですけど、研修生になることができました。研修期間はいろんなことを学ぶことができたのですが、私は最年長ということがあって、焦りがありました。モーニング娘。の12期メンバーが決まって、この先どうしようかなと思っていたところに、カントリー・ガールズのお話をいただいて……。ずっと応援し続けてくれた家族がすごく喜んでくれて、みんなで祝ってくれて、幸せでした!」
一方、山木さんは、もともとアイドルになりたかったわけではないそうですね。
山木「はい。私はハロー!プロジェクトが大好きで、アイドルになりたいというよりも、“モーニング娘。に入りたい”という気持ちが大きくてオーディションを受けたんです。でも、自分が受けたときのオーディションでは、“該当者なし”という結果になってしまって。すごく悲しかったんですけど、研修生になれて、たくさんの経験ができました。ただ、私が最年長だったのに、年下の先輩のほうが歌が上手ということが焦りになっていて、そんな中でモーニング娘。やアンジュルムの新メンバーとして、次々と決まって、本当にどうしていいのかわからなくなって悩んだ時期があったんです。でも『カントリー・ガールズに選ばれました』と言ってもらったときは、ホッとした気持ちでいっぱいでした!」
年下組の3人も小さな頃から芸能界を目指していたんですか?
小関「私はお母さんがモーニング娘。のメンバー募集をしているのを教えてくれて、応募しました。審査が進んでいくごとに“なりたい!”という気持ちが強くなって、“絶対に受かりたい”と思いました。結果、オーディションには落ちてしまったけど、カントリー・ガールズになれるということが決まって。ステージで歌うことが私の夢だったので、本当に嬉しかったです!」
島村「モーニング娘。が好きで、歌ったり踊ったりしてみたいなと思っていたら、お母さんが私の知らないうちにオーディションに送っちゃっていて(笑)。『えっ!?』ってびっくりしたんですけど、あと少しというところでダメになって、すごく悔しくて泣いていました。そしたらカントリー・ガールズの話をいただけて……。今はもうステージの上で歌とダンスができて本当に幸せです」
森戸「私は小学一年生の時からダンスをやっていて、モーニング娘。さんに興味を持って、オーディションを受けました。カントリー・ガールズのお話を聞いたときは、全く予想もしていなかったことなので、すごいびっくりしました。アイドルとしてデビューできるんだと思うと、嬉しかったです!」
ももち先輩から見て、5人のキャラクターの魅力は?
嗣永「うーん、どこまで言おうかな」
山木稲場「えー、緊張する!!」
嗣永「でも、あまり褒めすぎると、努力しなくなっても困るしぃ」
山木稲場「努力します!」
嗣永「(山木)梨沙ちゃんは今緊張するって言ってますけど、あまり顔に出さないタイプ。多分内面では、楽しいとか、恥ずかしいとか、いろいろとあると思うんですけど……。そこがプロっぽいと思う反面、もうちょっと感情を表に出せば、人間味が増してくるのになと思います。まぁ、人間味のないももちが言うのもなんなんですけどね(笑)。頭もいいし、学力もあるけど、不器用な子なのかな。あと、一番美人顔。大人っぽい雰囲気、お姉さんタイプが好きなら梨沙ちゃんへ! (稲場)愛香ちゃんは笑顔が可愛い! 大人の男性から見たらとりこになりそうな笑顔。ちょっと小悪魔的な雰囲気もあって。あと大人の人としっかり会話ができる。会話のラリーをずっと続けられるコです」
森戸知沙希

森戸知沙希

島村嬉唄

島村嬉唄

小関舞

小関舞

では年下組の3人については。
嗣永「(森戸)知沙希ちゃんはまだ色がついていないのが魅力で、周りの人間に“私色に染めてやる”と思わせる。“するめタイプ”、知れば知るほどファンがつくタイプ……ってなんだかアイドル評論家みたいになっちゃってますけど(笑)。自分の色をみつけた時に、すごい勢いで跳ねてくるだろうから、私もうかうかしていられないなと思う。いわゆる原石ですね。(島村)嬉唄ちゃんは、必要以上に恥ずかしがり屋。でもステージを見ていてオーラがあるんですよ。まだ芸能界に入って4ヵ月なのに、初めからオーラがあるということは、そもそも芸能人の素質があるのかなと」
島村「オーラなんて、わぁー(照れまくり)」
嗣永「あと、ちょっと弱々しい感じかなと思ってたんですけど、今インタビューの受け応えを聞いてたら、思ったよりしっかりしているし、文章力もあるし、そういうギャップもたまんないんじゃないかな。(小関)舞ちゃんは“悪ガキ”(笑)。一番年下なんですけど、年下ってずるくて、何をやっても許される。その笑顔や、ちょっとやんちゃなところが愛されるコだなと。ムードメーカーで、おしゃべりのほうも期待しています」
小関「ありがたきお言葉です!」
メンバーの中で一番よくしゃべるのは小関さん?
稲場「はい、楽屋とかでもずっとしゃべってるんです」
小関「でも、ちゃんと大人っぽい時もあるもん!」
嗣永「自分で大人っぽいとか言わないの! 私、そういう時代も全部経験してるんだから(笑)。そして、そんな5人を先頭に立って引っ張っているのが、私、ももち。10歳の年の差って結構大きいんですよ。でも、こんなにも馴染んでいる(笑)。そして負けていない! 素晴らしいなと思います(笑)。今後、みんなと関わる機会もどんどん増えてきて、いろんな化学反応が生まれたら、より楽しいグループになるんじゃないかなと思います」
逆に後輩から見て、ももち先輩の意外な面とか?
山木「意外だったのが、結構ケータイゲームをされること」
稲場「あ、私も思った!」
山木「ももち先輩のケータイをちょっと見る機会があって……」
嗣永「ちょっとぉ、やめてよー」
山木「ももち先輩がケータイを開くのを、その後ろで私が確認するという機会だったんですけど、それでパッと画面を開けた時に出てきたのが、パズルゲームをやっている最中の画面。さっきも楽屋でやっていて、すごくお好きなんだなと」
山木さんがももち先輩のケータイをのぞくというのは、ちょっとアヤしい匂いが……。山木さんは、道重さゆみさんの熱烈なファンとして知られていたり、ハロプロの先輩メンバーをかなり愛しているという噂もあるので。
山木「あ、ケータイは勝手に見たんじゃないですよ!(笑)」
嗣永「梨沙ちゃんのレッスン着、道重さんが大好きな人用のTシャツってあるじゃないですか、そういうのを着ているのを見ると、こいつはガチだなと(笑)」
自分のところに来る恐怖はない?
嗣永「多分、私に対しては、道重さんに対する興味みたいなものは持ってないと思うから」
山木「でも、ももち先輩が思っているより、私、ももち先輩のことを見てます♡」
稲場「私も! 私も! 気付いてないところで見てますよ♡。近くで見るとほんとにもう可愛くて!」
嗣永「(絶句)………やめて……」
今後アプローチがもっと積極的になったら……。
嗣永「そう感じたら、とりあえず楽屋から逃げよう! 私、スタッフルームにいます(笑)」

最後に今後のカントリー・ガールズとしての目標と、個人の目標をお願いします。
稲場「カントリー・ガールズは世界に通用するグループになるようにという想いも込められているので、いつかは海外でコンサートをやってみたいなと思います。でもまずは一人でも多くの人に知ってもらい、パフォーマンスを見てもらいたい。演技も好きなので、舞台だったりいろんなことに挑戦していけたらいいなと思っています」
山木「私はとにかくみんなで仲良くやっていきたいという気持ちが強いんです。ケンカをしないようにとかじゃなくて、6人で切磋琢磨して一歩一歩進んでいけたらと思っています。ハロー!プロジェクトは歌があってこそだと思うので、個人的には、歌を特に頑張っていきたいなと思っています」
小関「ももち先輩もいらっしゃるので、バラエティ番組にもたくさん出てみたい! 普段から元気にしていれば、その元気がパフォーマンスにも表れると思うので、それを自分の“掟”にして……」
一同「笑」
嗣永「小関、いいよー!」
小関「あ、それを心掛けて(笑)、みなさんにも元気を与えられるように頑張りたいと思います」
島村「将来的には海外でも活動できたらいいなと思います。自分としては歌、ダンスとも成長して、お客さんも一緒に楽しめるような、楽しいパフォーマンスができればと思います」
森戸「コンサートをたくさんやって、単独コンサートができるくらいになりたいです! 歌とダンスのレベルをもっと上げて、『上手だね』と言われるようになりたいです」
最後にももち先輩から、これからの意気込みを。
嗣永「ハロー!プロジェクトの中でも異色なグループだと思うので、そこを強みにしていきたいというのが一番にあります。私はプレイングマネージャーということで、一歩引いた立場からみんなの魅力を引き出しつつも、でも今までの自分の感じを曲げようとは思ってなくて、前に前に、おいしいところは全部持っていこうと考えています。みんなにはそれを嫌だと思ってほしいし、負けずにぐいぐい来てもらいたいなと。そうすると、相乗効果でいいグループになると思うので、いい意味でガツガツ、また謙虚なところのあるグループになればと思います!」

インタビュー・終
撮影/mika(f-me) 取材・文/田中裕幸


Profile

カントリー・ガールズ
1999年にデビューした「カントリー娘。」。その後、メンバーチェンジを繰り返すが、2007年頃から、唯一のメンバーだった里田まいがバラエティ番組で活動したこともあり、活動休止状態になっていた。そして昨年、再始動に向け、新メンバーオーディションを開催。合格者は出なかったが、Berryz工房(当時)の嗣永桃子をプレイングマネージャーに、ハロプロ研修生と、モーニング娘。オーディション参加者により、「カントリー・ガールズ」として再スタート。3月28日(土)、29日(日)、パシフィコ横浜展示ホールA/ホールBで開催される『Hello!Project ひなフェス 2015 〜満開!The Girls' Festival〜』に出演。


嗣永桃子(つぐなが・ももこ)●1992年3月6日生まれ、千葉県出身。2002年、ハロプロキッズオーディションに合格し、2004年Berryz工房としてデビュー。

山木梨沙(やまき・りさ)●1997年10月14日生まれ、東京都出身。モーニング娘。12期メンバーオーディションに参加。2013年、ハロプロ研修生に。

稲場愛香(いなば・まなか)●1997年12月27日生まれ、北海道出身。モーニング娘。9期オーディションに参加。2013年にハロプロ研修生に。

森戸知沙希(もりと・ちさき)●2000年2月19日生まれ、栃木県出身。
モーニング娘。12期オーディション出身者。

島村嬉唄(しまむら・うた)●2000年6月24日生まれ、神奈川県出身。
モーニング娘。12期オーディション出身者。

小関舞(おぜき・まい)●2002年2月10日生まれ、東京都出身。
モーニング娘。12期オーディション出身者。

INFORMATION

『愛おしくってごめんね/恋泥棒』

メジャーデビューシングル
『愛おしくってごめんね/恋泥棒』

昨年大晦日のハロー!プロジェクトのカウントダウンコンサートで初披露されて以来、楽曲の可愛さとメンバーの可憐なパフォーマンスで大きな話題になっていた2曲がついにリリース。80年代テイストの、少し懐かしさを感じさせられる正統派アイドルポップス曲だ。

「初回生産限定盤A、B」「通常盤A、B」の4種で、「初回生産限定盤」はDVD付き。「A」は『愛おしくってごめんね』のMVとメイキングに加え、メンバーQ&A(小関、森戸、山木)を収録。「B」には『恋泥棒』のMVとメイキングに加え、メンバーQ&A(島村、稲場、嗣永)を収録。

3月25日発売/初回生産限定盤A(CD+DVD)/1600円+税/zetima

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