林裕子 | インタビュー | Deview-デビュー

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インタビュー「林裕子」

2012/03/02

うまくいかないことが続くと「私なんて…」と思うけど、強い意思を持てばキラッと変わります!

林裕子
「ウェザーニュース」のお天気キャスターとして活躍後、ケータイサイト「デビューしようよ」をきっかけにスカウトされ、現事務所に所属した林さん。現在、webサイトなどで公開中の、「おサイフケータイ」のキャンペーン・ショートムービーにヒロイン・キノセキヨ子役で出演しています。今回、この作品の撮影エピソードや、普段のオーディションにあたっての心構えなどを語ってくれました。



林裕子

林裕子

Q 地味でさえない28歳のOLが、ひょんなきっかけから、自分に自信がついて、どんどん磨かれていくという、おサイフケータイのキャンペーン・ショートムービー“今年から本気出す”。劇中では謎の黒服集団に追われて、終始、街なかを走っていますが、撮影はかなりハードそうですね。

「撮影は12月の終わり頃で、寒中、白いブラウス姿で走り続けたので大変でした」

Q 今回はコメディ作品ですが、これまでコメディの経験はありましたか?

「初めてです。今までは、お天気キャスターのイメージもあってか、真面目な役や、さわやかな役を演じることが多くて…。コメディをやってみて、楽しくてはまりそうです(笑)」

Q お天気キャスターのイメージはまだ強いんですね。

「お天気のお仕事の経験について話すと『ああ、キャスターっぽいね』と言われることも多くて、やっぱり自分の中で葛藤はあります。もっとお芝居をやってみたいし、女優のイメージもついてくるようになればと思います」

Q 今回の作品はオーディションで選ばれたのですか?

「はい。オーディションでは、自分がイメージする、さえない女ときれいに変わった姿を演じたりしました」

Q オーディションの時には手応えがありましたか?

「審査員の方に爆笑してもらって、また自分を出しきって楽しくできたので、結果が出るのが楽しみでした!」

Q オーディションで手応えがある時って、やはり受かることが多い?

「うーん、全然手応えがなかった時にも、『あれ!?』って感じで受かる場合もあるんですけど、やっぱり、審査の部屋に入った時の雰囲気や審査員の方の目の感じとかで、可能性があるかなんとなく感じます」

Q 今回、撮影に入る前に準備したことは?

「電車に乗っている時など、周りの人を見て、観察していました。見ていると、ずっと猫背の人が結構いて、こういう感じなのかなとか目で追ったり…。また自分も猫背で一日歩いてみたりして。そうすると本当に暗い気持ちになりました。あとは、走るシーンが多いので、当日の朝は柔軟体操を入念にしました」

Q 作品の中では、全シーンの6〜7割くらいは走っている印象があります。

「はい。ずっと走ったり、『ぎゃーっ』と叫んだりしています(笑)。走るシーンでも、さえない姿の時と、イキイキとなった後との動きの差を出したいと思いました。コメディ作品なので、わかりやすくギャップが出たほうがおもしろいと思ったので…。特に、さえない時と明るくなった時の中間という微妙な変化を表現しなければならない姿があって、そこが難しかったですね」

Q 最近はオーディションの勝率は高いほうですか?

「昨年の前半はなかなか結果が出なくて、悩んだ時期もありました。でも、昨年末から、このショートムービーをはじめ、いくつか出演が決まりました。結果が出ない時というのは、あれこれいろんなことを考えすぎてしまうのですが、『もう、やるしかない!』という吹っ切れが表れたのかもしれません。一つ決まると『あ、よかった、もう少し頑張れるかな』という気持ちがわいてきます」

Q 先ほども話に出ましたが、林さんはもともとCS&モバイル放送の「ウェザーニュース」でお天気キャスターをしていて、その後、ケータイサイト「デビューしようよ」をきっかけに、今の事務所にスカウトされたんですよね?

「はい。声をかけてもらったタイミングもすごくよかったんです。2007年にウェザーニュースでデビューし、そこから3年半くらい活動していました。2010年の3月末で卒業させていただいて、その年の5月、6月くらいから、新しい環境で仕事をしたいと動いていました。キャスターの仕事は順調だったんですけど、お芝居などもっといろんな仕事もやりたいと思ったタイミングだった事とキャスター卒業後にポリープの手術もして、いったん休養して、自分の土台を作り直そうと考え、いよいよ本格的に動くぞ!と思っていたタイミングで、声をかけていただいたんです」

Q 今後、取り組んでみたいことは?

「ドラマ、CMなど、いろんなジャンルのお仕事に挑戦したいですが、しゃべりの仕事の経験があるので、それを生かさないのはもったいないので、ナビゲーターとかキャスターとか、発信できる立場にもなりたいです」

Q 最近はお芝居の仕事も徐々に増えている林さん。ドラマ『早海さんと呼ばれる日』で、29日放送分に出演するそうですね。

「はい。松下奈緒さん演じる優梨子さんが訪れるスーパーで、ワインを売る店員さん役です。優梨子さんに試飲を勧めますが、やっぱりぜいたくはできないと、去って行っちゃう、というワンシーンです。
実は私、以前、スーパーの試飲キャンペーンのアルバイトの経験があったので、感覚はつかみやすかったです。台本にはちょっとしかセリフがなかったので『どうぞ』と呼びかけたりとか、自分なりに工夫して演じました」

Q では最後に“今年から本気出す”のショートムービーで観てもらいたいポイントを。

「作品の最初は、さえない時のキヨ子で『私なんて…』と思っているんですけど、“私がこうするんだ!”と意思をもった瞬間から、キラッと輝いていく、そんな姿をぜひ観てほしいなと思います。なかなか思うようにならず『私なんて…』と思うことが多い方も、“こうなりたい!”という強い意思をしっかり持てば、変わっていけるということを感じてもらいたいです」

インタビュー・おわり

はやし・ひろこ●1985年8月23日生まれ、長野県出身(神奈川育ち)。10代の頃から芸能活動をスタートし、2007年、21歳の時に「ウェザーニュース」の番組『おは天/中部エリア』のキャスターに。その後、現在の事務所に所属し、幅広いジャンルで活躍。今後の予定としては2月下旬発表予定の作品と、春から放送開始予定のCFなどがある。(クィーンズアベニューα所属)
Felica Networks「今年から本気出すWEBムービー」
下記にて2月29日まで公開中。またJR首都圏全線の車内吊り広告も掲示中。
PC
http://www.pitsquare.jp/campaign/honki/
スマートフォン
http://ap.pitsquare.jp/sp/campaign/honki/

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