チームで協力しなければならないのは、フットサルも芸能界も同じ。

現在テレビ朝日系『小児救命』に看護師役で出演している立花彩野ちゃん。芝居にグラビアに、そしてダンスボーカルユニット“BeForU”として音楽に多方面で活躍中です。フットサルチームのキャプテンも務める彼女が、デビューから今日に至るまでを、元気いっぱいに話してくれました。

Ｑ　今年の2月からは、ダンスボーカルユニット“BeForU”のメンバーとしても活動していますね。

「私、歌手になるのは不可能だと思ってたんです。歌は好きだけど、“好き”と“うまい”は違うと思っていて。舞台で何度か歌えたことがあったけど、それだけでうれしかったんです。だからお話が来たときはビックリしました」

Ｑ　歌とダンスを一緒にするのって大変？

「踊りながら歌うのはとっても楽しいです。ただ、ほかのメンバーが振り付けを覚えるのが早いので、追いつくためにダンスを録画したビデオを家で見て練習したりしています。まだ実家に住んでいるんですけど、この前リビングで練習しようとしたらコアダンスにはまっているお母さんがビデオ見ながら運動中で…。“ちょっとごめん、ダンスの練習したいから”って休憩してもらって練習しました(笑)。そこに飼っているトイプードル２匹が邪魔しに来ましたが、頑張って覚えました(笑)」

Ｑ　ちなみに普段はどんな曲を歌っているの?

「今ドキの曲は歌えるように頑張ってついていくようにしています(笑)。必ず歌うのはAIさんの『Story』。あと、お母さんの影響で松田聖子さんの『大切なあなた』や工藤静香さんの曲も歌ったりします。それにお父さんとのデュエットでは『愛が生まれた日』も」

Ｑ　芸能人女子フットサルの“ミスマガジンフットサルチーム”ではキャプテンも務めてるよね？

「まさか自分がやるとは思ってもみなかったです。3年前に結成したとき、わたしを含めてメンバーは二人！　でも、どんどん人が集まって、最初は負けてばかりだったけど今年は準優勝したんです。私自身も、夏の試合で初めて点数を入れることができました！　PKは外したことがなくて“PK職人”って呼ばれているんですけど、試合での得点は今までなかったから、すっごいうれしかったです。でも、喜び過ぎて疲れちゃって交代してもらいました(笑)」

Ｑ　フットサルをしていて芸能活動に役立っていることは？

「チームプレーだと思います。一人でできるものではないんです。協力して理解し合わないと点も入れられないし、守りもできない。チームで協力しなきゃいけないというのは芸能界の仕事でも同じだと思います。というのを監督に言われて初めて気づいたんですけどね(笑)。芸能人のフットサルは、同じ夢を持って集まったみんなに、フットサルをきっかけにいろんなことを学んで欲しいということから始まったんだと思うんです」

Ｑ　彩野ちゃんは、女優、グラビア、歌手と幅広く活動しているけど、今後はどんなことをしていきたい?

「今いろんなジャンルのお仕事をさせていただけて本当に満足していますが、『星の金貨』に憧れてこの世界に入ったので、やっぱり女優のお仕事は大好きです。これまでは今ドキの女のコの役が多くて、本格的な恋愛ドラマはまだ経験したことがないので、早くラブストーリーをやってみたいですね。好きじゃない人を好きになるというのを演技で経験したいです。恋したいですね(笑)」

Text／関根安紀子(日刊編集センター)