東野絢香 | インタビュー | Deview-デビュー

Deview LOGO

お知らせ

検索の条件設定はコチラ

Deview LOGO

検索の条件設定はコチラ

インタビュー「東野絢香」

2022/01/01

「日常の1つ1つを丁寧に送って、メンタルを整えておくことも芝居には大切なんだなと考えるようになりました」

東野絢香

──とても充実した1年だったと思いますが、2020年の自分との変化をどう感じますか?

「2020年は夏くらいから『おちょやん』の撮影が始まったのですが、私にとっては初のレギュラー作品だったこともあり、プレッシャーや焦りで思考がてんやわんやしていました。ちょっと眠れなかったこともあります。それが現場にも慣れたこともあってだいぶ落ち着いて、適度にストレスを緩和したり、心身を整えたりする時間が取れるようになりました。」

東野絢香

──心身を整えるために、どんなことをされていましたか?

「自炊が好きで、最近は牛すじを使った料理をよく作るんです。牛すじって煮込むのにけっこう時間がかかるんですけど、鍋に無心で向き合っているうちに、心も整ってきて。結果、作り過ぎてお母さんに大量に渡すことになるんですけど(笑)。でも、もともと芝居に集中すると私生活が疎かになるほうだったんですね。だけど美味しいご飯を食べたり、しっかり睡眠を取ったり、身の回りを整理整頓したり、そういった日常の1つ1つを丁寧に送って、メンタルを整えておくことも芝居には大切なんだなと考えるようになりました」

東野絢香

──俳優を目指してギラギラしていた頃は、そこまで落ち着いて考えられなかったですか?

「TSALに入る前の私はどちらかというと殻に閉じこもっていた感じですね。傷つけられたくないから、あまり他人と関係性を持たないようにして。つい先日もTSAL時代の同級生に会ったんですが、『初めて会った頃は一匹狼だった』と言われました(笑)。でも芝居は人との関係性で作っていくもの。今、自分が現場で感情を開放して芝居ができているのは、TSALの仲間たちがレッスンを通して私の心の蓋をこじ開けてくれたり、引っ張り出してくれたりしたおかげだったんだなと改めて思い出しました」

東野絢香

──俳優の仕事は多岐にわたります。今後は演じる以外の仕事にも広がっていくことが予想されますが、どう考えていますか?

「2021年はドラマの関係でバラエティ番組にも出させていただいたんですが、おしゃべりは本当に得意じゃなくて。だけど芝居の現場では出会えない方とお話させていただくことは、確実に自分の栄養になっていると感じます。もちろん自分のメインは芝居だと思っていますが、人生一度きりですし、チャンスがあればいろんな仕事に取り組みたいと思っています」

──最後に2022年に実現したい目標を教えてください。

「映画はまだ経験したことがないので、携わってみたいです。ドラマも演劇も演じるという点では同じですが、現場の空気感はやっぱり違うものがあります。映画の現場にもきっと流れている独特の空気を、ぜひ体感してみたいですね」

PROFILE

東野絢香(ひがしの・あやか)●1997年11月9日生まれ、大阪府出身。身長170cm。2018年VIPO主催アクターズセミナー賞優秀賞受賞。特技:大阪弁、ピアノ。趣味:カメラ、料理。舞台:イキウメ『獣の柱』、劇団ロ字ック『掬う』、『リボルバー〜誰が【ゴッホ】を撃ち抜いたんだ?〜』、ドラマ:KTV『猪又進と8人の喪女』、WOWOW連続ドラマW『夜がどれほど暗くても』等に出演。2021年はNHK連続テレビ小説『おちょやん』に岡田みつえ役、連続ドラマ『じゃない方の彼女』(テレビ東京系)に橋本彩菜役でレギュラー出演。
最新情報は、事務所の公式HP( https://www.tristone.co.jp/)、Twitter @ayaka_higashino、Instagram @aya_kirin にて公開。

関連記事

Information

トライストーン・アクティングラボ
2022春(5月スタート)レッスン生募集

小栗旬や田中圭、綾野剛、木村文乃、坂口健太郎といった、人気・実力を兼ね備えた俳優が所属する芸能プロダクション、トライストーン・エンタテイメント直営の俳優養成/演技研究所。演技の未経験者から、演技術の向上を目指すプロの俳優まで、幅広く門戸を開いている。講師陣は多数の俳優を指導してきたエキスパートぞろい。また、映画や舞台の製作者、監督、演出家、俳優などによる特別講義も実施している。映画『クローズZERO』シリーズや『ルパン三世』そして『新宿スワン』といった大型映画を自社製作しているのもトライストーン・エンタテイメントの特色。TSAL生にもこれらの作品への出演の機会を提供している。もちろん、外部の映画、ドラマ、舞台のオーディションへも積極的に送り込んでおり、TSAL在籍中から俳優として現場に入る人は多い。レッスンで有望と認められたり、人一倍の努力が評価された場合には、トライストーン・エンタテイメント所属に向けて推薦が受けられる。若手バイプレーヤーの前原滉も演技未経験でTSAL入所〜レッスンを経てトライストーン・エンタテイメントに所属をした一人である。

トライストーン・アクティング・ラボの詳細は下記まで
TEL:03-5433-2195
WEB: http://www.tristone.co.jp/tsal/

最近のインタビュー

インタビュー一覧

ア行のタレント
カ行のタレント
サ行のタレント
タ行のタレント
ナ行のタレント
ハ行のタレント
マ行のタレント
ヤ行のタレント
ラ行のタレント
ワ行のタレント

オススメ

×