“何でこれがわからないの”って思うときも(笑)

昨年行われた『ヘキサゴンで歌いたい人オーディション2009』で準グランプリに輝いたまいけるくんと、審査員特別賞を受賞したはなかちゃんのユニット「まいける＆はなか」が登場。4月21日にCDデビューをする2人が、オーディションの思い出、今後の目標などを語ってくれました。

Ｑ　北海道出身のはなかちゃんと、大阪府出身のまいけるくん。お互いの第一印象は？

はなか「初めて会ったときはテンションが高くてビックリしました。北海道の人と違っていつもテンションが高いっていうか、ハッキリ言うとうるさいっていうか」

まいける「悪うございました……(苦笑)。でも、この人は北海道から来てるから、冬の間“暑い、暑い”って言いまくるんですよ(笑)。大阪より東京はめっちゃ寒いのに!!」

はなか「逆に、この人がおかしいんだよ！」

Ｑ　お互いに“この人”呼ばわり(笑)。2人とも人見知りとかしなさそうだね。ヘキサゴンファミリー仲間入りのきっかけとなったオーディションもその調子でできたのかな？

はなか「決勝大会があったコンサート(2009年10月31日に代々木第一体育館で行われた『ヘキサゴンファミリーコンサート“クイズ！ヘキサゴンスーパーヒットパレード〜We　Live　HEXAGON　2009〜”』)のときは楽しかったのであまり緊張しなかったんですけど、小さい部屋にいっぱい人がいるその前の審査の方が緊張しちゃって……。合格が決まったときは戸惑いましたけど、1カ月くらい経ってからお母さんとかに“合格したんだから頑張りなさいよ”みたいなことを言われ始めてから、合格したって実感してきました(笑)」

まいける「(またしても突然小声で)実はですね……、代々木で歌う前に新型のインフルエンザにかかってしまって、家で寝てたんです。ギリギリで何とか治ったので、それからいっぱい練習しました。合格が決まったときはうれしくてうれしくて涙が止まらなくなりました。うわぁ、今も思い出すだけで泣けてくる！(笑)」

Ｑ　オーディションで印象に残ったことはある？

まいける「歌い終わった後に(島田)紳助さんに“まいける、お前は歌がめっちゃ下手や”って言われたんですよ。“何でそんなこと言うんかな”とか思いましたけど、上手い上手いって褒めたら僕が調子に乗ってしまうので、わざとけなしてテンションを下げてるんだって、僕のためを思って紳助さんは言ってくれたんだって分かったんです。それが分かった後にめっちゃ感動して…………(恒例の感慨タイム、そして小声で)泣きました(笑)。でも、列に並んでたらガッて肩をつかまれて、後ろを見たらカシアス島田(島田紳助が作詞活動する際の名義)さんがいたことにはビックリしましたね」

はなか「急に名前が変わった(笑)」

まいける「すごいうれしくて、その服洗わないでおこうと思ったけど、家に帰ったらさっそくお母さんが洗ってました(笑)」

はなか「ヘキサゴンファミリーって本当に優しいんだなって思いました。テレビだからそうしてるのかなって最初は思ってたんですけど(笑)、上地(雄輔)さんとつるの(剛士)さんが、ステージで歌う前に一緒にしゃべったり抱き合ったりしてるんですよ。控え室でもみんな楽しそうにしてて、仲が良いんだなと思いました」

Ｑ　そんなヘキサゴンファミリーに仲間入りして、テレビにも出演するようになったけど、テレビに出演するのは緊張する？

まいける「最初にヘキサゴンのスタジオに行かせていただいたときに足がガクガク震えて、笑うにも顔がひきつって笑えないぐらいめっちゃ緊張しました」

はなか「私はヘキサゴンのメンバーが好きで、その中でも里田まいさんがいちばん好きなんです。同じ札幌の出身だし、スタイルも良いし、歌も上手いし。初めて会えたときはうれしかったです。それを妹にいっぱい自慢したら、怒られました(笑)。でも、緊張はしませんでしたね」

まいける「えっ、緊張せえへんの？　何で緊張しないの？」

はなか「(いたってクールに)さて？」

まいける「“さて”って言われましても(笑)」

Ｑ　(笑)。ヘキサゴンで挑戦してみたいクイズは？

はなか「『仲間を救え！底抜けどぼんクイズ』で水に落ちてみたい！」

Ｑ　水に落ちるのは罰ゲームでしょ？ みんなすごく嫌がってるけど

まいける「ボッチャーンって落ちてみたいんですよ。」

はなか「やりたいよね、すっごいやりたい！」

Ｑ　ちなみにクイズには結構正解できている？

まいける「『行列早抜け！リレークイズ』では最初の難しい問題は絶対答えられないんですけど、残り4人くらいからはだんだん正解できてるんですよ」

はなか「確かに。“何でこれがわからないの”って思うときもある(笑)。辻(希美)さん、(山田)親太朗さん、森(公平)さん、RYOEIさんには勝てるかもしれません(笑)」

まいける「僕はmisonoさんに勝てるときと勝てないときがあって、引き分けのときが多いんです。だから、クイズで戦うことになったらmisonoさんに勝ちたいです！」

Text／藤岡真司(日刊編集センター)