鈴木裕樹&荒木宏文 | インタビュー | Deview-デビュー

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インタビュー「鈴木裕樹&荒木宏文」

2013/08/29

『ズキ☆アラ』第2シーズン放送スタート!

鈴木裕樹&荒木宏文

ワタナベエンターテインメントの俳優集団“D-BOYS”。そのメンバーの中で最もコアで熱いファンをもつ、鈴木裕樹と荒木宏文のユニット“ズキ☆アラ”。今年30歳を迎える2人が『大人になったらたしなんでおきたいこと』をテーマに、毎回番組内で様々なことに挑戦中!! 第2シーズンに突入したズキアラに、“カッコイイ大人”とは何か、突撃インタビュー!!

“男が30歳になったらたしなんでおきたいこと”テーマに、様々なことに挑戦してきた『ズキ☆アラ』も第2シーズンがスタート。これまで番組をやってきた中で、印象に残っている回を教えてください。
荒木「全部から選ぶなら僕はオーダーメードスーツを作った回ですね。鈴木さんは陶芸の回だと思うけど」
鈴木「人の分まで言っちゃったよ! でもそうですね(笑)。スーツは荒木さんの明確なビジョンがすごかった」
荒木「もともと春夏物のセットアップが欲しいと思ってたから、ちょうど良かったんだよね」
鈴木「スーツをオーダーメイドしたのは、僕にとって良い経験でした。その後に第1弾のDVDの発売イベントがあって、そのオーダーメイドスーツを着て出るということになってたんですよ。でもスーツはあるけど靴がなくて。靴はスタイリストさんに用意してもらおうかなと思ったら、『せっかくだし、買ったほうがいいんじゃないの?』と勧めてくれたので、革靴デビューしました。それまで本当に良い革靴を買ったことがなかったし、スーツにしても一式の冠婚葬祭セットみたいなものを持ってなかったんですよ。で、番組を通して、スーツを作って革靴を買ったら、だんだん大人になるってこういうことかなって思いました」
荒木「オーダーメイトのスーツが4万円もしないで作れるって、大人としての知識だなって感じがしました。セットアップもそうだけど、何よりシャツをオーダーメイドが良かった。本当に自分の体にピッタリした物を着るのって気持ちが引きしまる感じがするんですよ。それは仕事をする上でもすごく影響するんじゃないかなと思ったから、シャツだけでもオーダーしに行くのもアリだなって思いましたね。仕事をする上でそういうことを考えられるのが大人だなって思いましたね」
鈴木さんが言っていた陶芸の回はどんな感じだったんですか?
鈴木「この番組ではいろいろ経験させていただいたんですけど、楽しくて印象に残るのは物作りの回なんですよ。コーヒーを豆から挽いてとか、教えていただく回ももちろん勉強にはなったんですけど、陶芸とかは自分が創作するものだから熱中しちゃいましたね。陶芸は一番しゃべらなかった回です」
荒木「うん、しゃべらなかったね! しゃべるとろくろを回してるから、作っている物が微妙に曲がるんですよ。それが本当にイヤで(笑)。無言で黙々と作りました。でも楽しかった。大人になると土遊びってしないじゃないですか。僕らは田舎出身だから、子供の頃は当たり前に遊んでたんですよ」
鈴木「そうだね。都会に来てから土に触れることってなくなったね」
荒木「うん、だから陶芸とかで土に触れられるのはいいなって思いました。結果、泥だらけになりましたけど」
鈴木「あの回はワンパクだったよね。多分、陶芸って本当はそんなに泥だらけにならないと思うんだけど(笑)」
荒木「いつの間にか泥だらけだったね(笑)。土が跳ねたとかそういうのも意識してなくて、気がついたら作務衣がエライことなってるなみたいな。あの回は大人の趣味を嗜みつつ、子供ゴコロにも帰れた回だったよね」
鈴木裕樹

鈴木裕樹

スイーツ作りも楽しそうでした。
鈴木「スイーツは特殊な回だったかもね。コーヒーを淹れるとかは“男のたしなみ”って感じがするけど、スイーツの回は、『女性にお勧めのスイーツ』ってことじゃないですか。材料も野菜だったし。楽しかったけど……ああいう男子ってどうなんでしょうね(笑)。彼氏が『スイーツ作ったんだけど』って持って来たら……」
荒木「おしゃれ過ぎない?(笑)」
鈴木「うん、そう思う!『トマトと豆腐でケーキ作ったんだけど』って男は、女性からしてみたらどうなんだろう?(笑)」
荒木「スイーツも作れたほうが得ですよって女性目線だったのかも」
でもキャンプでも楽しそうにお料理作ってましたよね?
荒木「あれは、陽が落ちると撮影できなくなるから、時間がなかったんですよ。だから超急いで、鈴木にどんどん指示しました(笑)」
鈴木「僕はひたすらたまねぎをみじん切りにするっていう(笑)」
荒木「そしたら『炒めろ』とかね。
いま振り返っていただいたように、いろんな経験をされたわけですが、この番組を通して自分で大人として成長したなと思うことはあります?
荒木「オープンになりました」
鈴木「以前からの気がしますけど」
荒木「この番組には“大人をたしなむ”というテーマがあるじゃないですか。そのテーマがあったからこそ、今までは若手俳優集団であるD-BOYSに所属して、“イケメン俳優”とか“若手”とか形容詞が付いていた頃には見せられなかった部分を見せられるようになったと思うんですよ。お酒を飲んで酔っ払った姿もさらけ出したし(笑)。そういう部分を出すのは、昔の僕ならイヤだったんですよ。情けない部分やちゃんとしていない部分を見せるのは好きじゃなかったから。でもそこも許せて、“自分はこういう人間なんですよ”って、まるまる観ていただく方に提示できるようになったのは大人になったからかなって思います。それはこの番組のおかげかなって」
大人ならではの大らかさ。逆を言えばかまわなくなったとか(笑)。
荒木「そうそう!(笑)。30歳を超えてからプレッシャーは無くなったかも。28、29歳のほうが頑張ってた気がする。まだ20代だから20代前半のヤツらと対等でいなきゃいけないとかね。だから体型維持を頑張らなきゃ、体力もつけておかないとって。D☆DATEだと(堀井)新太が9歳下なんですよ。そいつと一緒に歌って踊れる体力をつけておかないといけないってプレッシャーがあったけど、30歳になったのをきっかけに“もういっかなぁ”って。疲れたら疲れたって言っていいのかなって思いました(笑)」
鈴木「今のは良いコメントだね! 全部一緒で良いぐらいだよ(笑)」
荒木「別のコメントお願いします!」
鈴木「番組を観ていただけるとわかるんですけど、全編通して僕は本当に何もできてないんですよ(笑)。ドライブに行った初回から、まず自動車運転免許持ってなかったですから(笑)。だから僕は今、半々の気持ちがあるんですよ。テレビとしてはおもしろければいいかと思うんですけど、ちょっと出来なさすぎじゃないかって(笑)。そこにちょっとあらがっている部分があるんですよ。大人なんだからもうちょっと出来たほうがいいかなっていう。そこに気づけたことが大人ポイントですかね」
今まで経験して来なかったことを番組でできてるってことは、鈴木さんの大人経験値は上がりっぱなしでは?
鈴木「そうだと思います」
荒木「うん、すごく上がってると思います。だって年内に免許を取ろうかなって真剣に思うようになったもんね」
鈴木「うん、仕事の関係もあるけどね(笑)。ただ僕は、今はまだ荒木さんの1個下なんで(10月3日に30歳を迎える)、いろいろあらがってますね。でも30歳になったら余裕持ちたいです」
荒木「30歳になったら開き直るから(笑)。“いっか、何とかなるだろ”って」
鈴木「それは性格の問題だと思うんだよね。荒木の場合は開き直ったり、さらけ出すことが大人に繋がる感じがするんですよ。なぜなら今までがそうじゃなかったから。でも僕は今まで割とゆるゆるで来ちゃったから(笑)。さらけ出しても大人になる感じがしないんです。だからもうちょっとギュっと引き締まったほうが、僕の場合は大人になるんじゃないかって思います」


荒木宏文

荒木宏文

では二人が思うカッコイイ30代ってどんな感じですか?
荒木「カッコイイ大人のイメージとして、長年続く仕事アイテムを持っている人っていうのはあるかな。カバンとか靴とかね。新しい物に買い換えるんじゃなくて、例えば靴だったら、ひとつ良い物を買ってソールだけ変えて長年愛用しているような人。僕もそういう物を見つけたいですね。うん、自分が使っている物に味を出したい!」
鈴木「そういう意味では僕は身だしなみがちゃんとしている人ですかね。だんだん年齢を重ねて思うのは、“早く年取りたい!”って思うのはどこか浅はかな感じがするなって。若けりゃ若いでいいと思うんです(笑)。見た目は若いほうがいいじゃんって。そういう考え方もアリな気がしてきました。身近なところで思うのは、電車とかに乗ると、やっぱりオジサン臭みたいなものってあるじゃないですか。でもこの年齢になってくると、“オジサンって酸っぱいものですよって一般的なイメージを抱くのはやめてくれる?”って思うわけですよ。オジサンでも良い匂いがしたらステキだよね?」
荒木「うん、イメージとしては石田純一さんとかね(笑)」
鈴木「だから老け込むのはやめようと思います。でもD2メンバーとかと一緒にいると、“いやいや俺なんて。ここは若い者に任せますよ”って俺も思っちゃいがちなんですけど、それは思わないほうがいいのかなって気がします」
荒木「その考え方はすばらしいね!」
鈴木「だって僕らは、D-BOYSやD2とか若いやつらがいっぱいいるから、その中でみると年上なだけでさ。他から見たら、まだまだこれですからね(笑)。だから若々しく頑張っていきたいです」
今後番組でたしなみたいことは?
荒木「キャンプには行ったので、それとはまた違う自然との触れあいがしたいですね。何があるかな……。山とかロッククライミングとか川下りとか?」
鈴木「楽しそうだね。そうやって上げればキリがないけど、CMでもやってる水圧で空を飛ぶやつ(フライボード)とかやってみたいッスね。もともとスカイダイビングとか、自分ではどうしようもない物とか苦手だったんですよ。でもこの番組を通して、もっといろんなことを経験して新しい世界が見たいです」
8月31日には、『ズキ☆アラ Presents オトナのかくれんぼ@新木場STUDIO COAST』という、イベントもありますが、どんな感じになりそうですか?
荒木「大人のかくれんぼデス!(笑)。新木場スタジオコーストを貸し切っているのが“大人”ってことなんですけど。だってケイティ・ペリーとか海外の有名アーティストもライブをするようなライブハウスなんだよ」
鈴木「すごいところだよね(笑)。そこでかくれんぼしちゃうっていう」
荒木「脱出ゲーム的な感じで」
鈴木「謎を解いていくんですよね」
荒木「そう、ファンの方が謎を解いて進んでいった先には私たちがいます」
鈴木「賞品は俺らなんでしょ(笑)。ズキアラを貸し切りにできるらしいよ」
荒木「マジか!?(笑)」
鈴木「そんなわけで参加していただいた方は、普通に楽しんでいただけるアトラクションになってると思います」
荒木「番組でも脱出ゲームやってみたらおもしろかったもんね。このおもしろさはやらないと伝わらない! 良い機会だと思うのでぜひ来てください」

インタビュー・終
撮影/宮坂浩見
取材・文/佐久間裕子


Profile

(左)鈴木裕樹 すずき・ひろき●1983年10月3日生まれ、岩手県出身。ワタナベエンターテインメント所属。9月3日スタートのNHK総合ドラマ10『ガラスの家』、10月4日から上演されるDステ14th『十二夜』に出演。映画『俺たちの明日』(2014年新春公開予定)に出演が決定。

(右)荒木宏文 あらき・ひろふみ● 1983年6月14日生まれ、兵庫県出身。ワタナベエンターテインメント所属。9月15日(滋賀)、9月21日(東京)のイベント『テニプリフェスタ2013』に出演。10月13日から全国ツアー『D☆DATE TOUR 2013』を開催。

INFORMATION

『ズキ☆アラ 〜Don't think, Just feel〜』
毎週日曜 午後10:55〜11:00 BSフジ

ズキ☆アラ ズキ☆アラ

今年30歳を迎える2人は、俳優としての人生、そして男としての生き方を見つめ改めて考え直すとき。そこで、『男が30になったらたしなんでおきたいこと』をテーマに、毎週様々なことに挑戦。楽しくてためになる素敵な情報と“ズキ☆アラ”のさわやかな笑顔をお届け!いよいよ第2シーズンに突入! 8月31日(土)には、同番組のイベント『ズキ☆アラ Presents オトナのかくれんぼ@新木場STUDIO COAST』を開催。また、9月18日には、DVD第2弾『ズキ☆アラ〜Don't Trust Over30〜 あらやんお待たせ!』が発売。

©2013 ポニーキャニオン

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