オーディションではとにかく“歌一直線”でした！

小2のときに「ハロー！プロジェクト　キッズオーディション」に合格し、現在℃−ｕｔｅ、Ｂｕｏｎｏ！のメンバーとして活躍中の鈴木愛理ちゃんが、オーディションの経験談やこれまでの歌手活動について語ってもらいました！

Ｑ　歌手になろうと思ったきっかけは？

「私は歌が大好きで、母によると2歳頃から松田聖子さんの歌を歌っていたらしいんですね。ＳＰＥＥＤさん、相川七瀬さん、モーニング娘。さんも好きでした。幼稚園の年長さんのときに「将来の夢は歌手」って書いていたらしいので、その頃から歌手になりたいと思っていたみたいです。そして6歳からアップフロントのミュージックスクールで歌とダンスを習うようになり、スクールで『キッズオーディション』のことを教えてもらって応募しました」

Ｑ　オーディションはどんな内容だった？

「オーディションの内容は面接、歌唱審査、演技審査。演技審査は当日に台本を渡されて5人一組でお芝居をやりました。私はもともと恥ずかしがり屋で演技が苦手だったんですけど、嗣永桃子ちゃん（現Berryz工房）の演技がうまくて“すごいな〜”と思いました。オーディションのときは緊張でアタマが真っ白になっちゃって、お芝居のセリフや面接で聞かれたことも全然覚えてないです(笑)」

Ｑ　オーディションで心がけたことは？

「オーディション会場に行ったら周りはお人形さんみたいな可愛い子ばっかりで、どうしよう〜と思いました。でも私は歌が好きでオーディションを受けたんだし、オーディション前に家でいっぱい練習してきたので、“とにかく歌を頑張ろう”と思って受けました。“歌一直線”でしたね。歌唱審査は緊張したけど、楽しかったです。 あと、当日は髪型にかなり気合を入れてたと思います(笑)」

Ｑ　合格して、レッスンを受けて学んだことは？

「最初、ハロー！プロジェクトキッズ15人でダンスや歌のレッスンを受けていました。その頃は、みんな今よりもダンスを覚えるのが遅かったし、先生も厳しくてよく怒られました。ダンスができなくて残された日もありました。できない自分が悔しくて泣いちゃったりもしましたね…。途中でBerryz工房がデビューしたんですけど、Berrys以外の私たち７人は、“私たちもデビューしたいね”と頑張ってレッスンを受けていました」

Ｑ　デビューが決まったときのことを教えて

「小3のときに『あぁ！』というユニットに参加したんですけど、その後℃−ｕｔｅでデビューすることが決まったときのほうがうれしかったです。それまでのレッスン期間も長かったし、ずっと一緒にレッスンを頑張ってきたメンバーで組んだユニットだったから。 インディーズからメジャーになったときも大きかったです。自分たちのＣＤがお店に並んでいるのを見たり、シングル『桜チラリ』でたくさん歌番組に出させてもらったとき、“メジャーだぁ！”って思いました」

Ｑ　いい歌を歌うために普段から心がけていることは？

「ノドが乾燥しやすいので、寝るときには必ずマスクをしたり、ホテルに泊まるときは加湿器を使ったり、ノドのケアには気をつけています。歌の練習も、湿気があるお風呂の中でよくやっています。 またＢｕｏｎｏ！で歌うときはバンドの音に負けないように太い声で歌うようにしているんですけど、Ｂｕｏｎｏ！を経験してかなり体力がついたと思います。Ｂｕｏｎｏ！で得たことは℃−ｕｔｅに活かしたいし、逆に℃−ｕｔｅで得たことをＢｕｏｎｏ！に活かしたいと思っています」

Ｑ　発売中の℃−ｕｔｅニューシングル『ＥＶＥＲＹＤＡＹ 絶好調!!』について教えて！

「10枚目のシングルは、元気で明るいナンバー。“イエ〜イ！”とか掛け声も入っていて、レコーディングのときも楽しく歌えました。 振り付けも、今までの℃−ｕｔｅにはなかったような動きがいろいろ入っていておもしろいし、みなさんも覚えやすいと思いますよ。今の６人の℃−ｕｔｅとして最後のシングルになるので、“ライブでも、１回１回大事に歌っていこうね”とみんなで話しています」

Ｑ　今、アップフロント「エッグ」オーディションが募集中だけど、これからオーディションを受ける読者へのメッセージを！

「私はモーニング娘。さんにあこがれてオーディションを受けたんですけど、今大好きな歌やダンスをやらせていただいていること、それ以外にもお芝居や声優などたくさんのことを経験させていただけたことは、すごく幸せだと思います。これから芸能界を目指すみなさんも頑張って『エッグ』オーディションにチャレンジしてみてください。みなさんが私たちと同じステージで歌ったり踊ったりできる日を楽しみにしています」