吉川友・秋山ゆりか(THE ポッシボー)・後藤夕貴(THE ポッシボー) | インタビュー | Deview-デビュー

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インタビュー「Cheerfu11y」

2011/11/05

女の子11人が目標に向かって団結していく過程がリアルに感じられると思います

Cheerfu11y
今話題の女性アイドルが一堂に会し、チアダンスに挑戦する、究極の青春アイドル映画『Cheerfu11y』が10月22日に公開! 出演する11人のアイドルたちのなかから、吉川友ちゃん、秋山ゆりかちゃん、後藤夕貴ちゃんに、アイドルたちの素顔が見える興味津々の映画制作のウラ話を聞いちゃいました!



Cheerfu11y

映画『Cheerfu11y』より

Q 「アイドルが勢ぞろいする映画」って聞いたときの率直な感想を教えてください!

吉川友(以下:吉川) 「最初はこの映画に誰が出るとか言われていなかったので、ほかにどんなコが出るのかなぁって、すごい気になりましたね」

後藤夕貴(以下:後藤) 「あっきゃんと2人でチアダンスの映画に出るよってことしか聞かされてなかったので。誰が出るんだろうとか、頭の中にいろんな妄想が(笑)」

秋山ゆりか(以下:秋山) 「ほかのアイドルはどんなコが来るんだろうとか、スゴイ有名な人だったらどうしよう!とか。そうなっちゃいますよね(笑)」

Q ファーストコンタクトはどきどきでしょうね!

秋山 「まずはダンスの基礎から始めて、簡単に本読みをやったんですけど、その頃は個人個人の性格も分からなかったので、明日からどうしよう!って感じで不安でした」

後藤 「最初のうちは、“ぱすぽ☆”は“ぱすぽ☆”で、NICE GIRLプロジェクト!の私とあっきゃん(秋山)とみっきー(にわみきほ/キャナァーリ倶楽部)で…とか、グループで固まってたところがあったんですけど。撮影前の練習を重ねていくうちに、一つのクラスみたいにワイワイやれましたね」

Q 吉川さんはソロで活動していますけど、女の子の集団の中に入るというのはどうでした?

吉川 「そうですね、最初は難しかったですね。グループに飛び込んでいくというのが夢ではあったんですけど…ソロでさびしかったんで(笑)。でも今回この映画を通して、みんなでやる楽しさっていうのを改めて実感しました」

Q 撮影に入る前には、チアダンスの特訓があったんですよね?

秋山 「私とごとぅー(後藤)はプリンセスチャッターズとしてチアダンスをやったことがあったんですが、ブランクがあったし、みんなは初心者で知識がない感じだったので」

後藤 「ホントにやっていけるのかって思いました! すごくハードだったし、基礎中の基礎の動きから教えられていたので、“これで撮影に間に合うのかな?”って、不安でしたね。先生もきっと大変だったよね」

吉川 「私も“アップアップガールズ(仮)”のこなつ(古川小夏)と森ティー(森咲樹)とハロプロ エッグ時代に一回だけチアダンスの経験があったんです。でも今回みたいに本格的な、ここまで集中してやりこむダンスは初めてだったので。体も柔らかくないし、最初のレッスンから全然出来ないままでいたら、先生から“きっか(吉川)はみんなを引っ張っていく役なんだから、もっと頑張んないとヤバイよ”って言われましたね。私が演じたカンナは役の上ではそうなんですけど…みんなが引っ張っていってくれる感じでしたので」

■石川カンナ/吉川友(生徒会・会計)会計担当ではあるが性格は大ざっぱ。明るく元気だが、優秀な姉と比較されることが嫌だったり、家庭環境に対する不満もあり。

Q 実際にリーダーシップを取っていたのは誰?

後藤 「やっぱりみっきーかな? “みんなで声出そう!”とか言って、みんなをまとめてくれたと思います。一応最年長なので」

Q それぞれの役は本人のキャラクターに似ている感じなのかな?

吉川 「もりし(森詩織/ぱすぽ☆)とか? マリモ(卓球部部長)役のもりしは、役通りの元気なコで。目立ちたがりというわけじゃないけど、前に出て行く子でしたね。ムードメーカーというか」

秋山 「みんなと仲良くなれるコでしたね」

Q では、ここにいる3人はお互いをどんな風に感じていましたか? まずは秋山さんについて。

■数子/秋山ゆりか(数学研究部)大きな分度器を持ち歩く数学少女。理論は誰にもわからないが、チアダンスにおいては正確なリズムとフォーメーションを割り出していく。

Cheerfu11y

左から秋山ゆりか、吉川友、後藤夕貴

吉川 「あっきゃんはハロプロエッグ時代に一緒だったから、ちょっと分かってたんですけど。それでもコンサートがないとなかなか話す機会はなくて。最初の印象は喋りにくいんですけど、喋るとすごく優しくて、あっきゃんの笑顔に惚れてますね(笑)。ツンデレみたいな感じですね。笑顔にやられてます」

後藤 「あっきゃんはTHE ポッシボーで常に一緒にいるんで、第一印象とかはもう覚えてないんですけど。今回の映画での役は合ってると思います。逆に私がやったら“作ってる感満載”になっちゃってたと思う。一見悪そうな役に見えるけど本当は優しいんだよっていうのが、あっきゃんだから自然に出てたと思うんで。(一匹狼的な?)あっ、そうですね、THE ポッシボーのなかでも一歩引いて見ているところがあるから」

秋山 「結構そういうところありますね、第一印象悪いんで(笑)。Sなところがあるし」

吉川 「そのギャップにやられるんでしょうね」

後藤 「チアのメンバーになるのも映画の最後のほうだし」

秋山 「映画の半分以上はずっと別々で、皆が練習していてもコッチは知らないよ、って言う役だったので。ちょっと寂しい感じもありましたけど、そんな役も楽しかったです。私自身も自分からああいう場に入っていけなかったりするところはあるので、そういうところは共感できました。でも数学は苦手です(笑)、そこは真逆です」

後藤 「あっきゃんが分度器持ってるの、すごく違和感があった(笑)」

秋山 「ほぼ持ったことないですからね」

吉川 「しかも“デカッ!?”っていうね!」

Cheerfu11y

映画『Cheerfu11y』より

Q 続いて後藤さんについては?

■塚ぽん/後藤夕貴(放送部)機械に詳しく、撮影機材やDJ卓も使いこなす。練習風景を撮影したり、大会用の音楽を編集したりすることも。リズム感があり、ヒップホップダンスが得意。

吉川 「ごとぅーは最初から明るいイメージもあったし、年下なのにすごい意見もしっかりしてて……え、年下?」

後藤 「1コ下」

吉川 「こうやって間違っちゃうぐらい大人っぽいコですね。でもたまにボロが出るって言うか、天然な発言をするんで、そこがいいところだなと思いました」

後藤 「最近言われるんですよねぇ“天然だね”って。ちょっと求められていることと違うことを言ってしまうな、というのは自覚してたんですけど。天然なんだね……」

秋山 「“ココでそれいっちゃダメでしょ!”っていうこともあるし、“あれ、ちょっと期待と違った”みたいな(笑)。でも今回の役は、明るくて皆を楽しませるという役で、気を遣うコだなって思ったので、近いと思いましたね」

後藤 「KYなんですけど“気ぃ遣い”なので、目配りは出来るんじゃないかと。でも音楽が好きな役で、私も実際にいろんなジャンルの曲も聴いたりしてたので、合ってると思いました。DJ卓を持ちこんで操るシーンがあったんですが、一回ポッシボーのイベントでやらせていただいたこともあるんですよ。だから普通に楽しませていただきました」

Q 最後に吉川さんのことを聞いてみましょうか。

吉川 「(小声で)いいコトいって、いいコト!!」

後藤 「きっかこそ天然じゃない?」

吉川 「きっかは天然じゃない! ほんっとに頭が良くてぇ…」

後藤 「この発言が天然ですよね!(笑)でもきっかは独特の、きっかにしか出せない雰囲気を持ってると思うんで…」

吉川 「やだ、なに〜…こわーい(笑)」

秋山 「でも、嫌いになれないタイプ」

吉川 「ウソー!」

秋山 「みんなから好かれるというか、ほっとけない感じ?」

後藤 「映画の中で、捨てられた子犬のように可愛い顔をしてるシーンがあったんですよ。家出して、アサミ(早見あかり)の家に行くところ! ……癒されますね」

秋山 「普段からナチュラルな感じなんで、すごく好きです」

吉川 「モテモテです! いいコト言いました(笑)。でも恥ずかしいですね。あんまり現場でほめられたことないんで」

Q 撮影の現場はホントに楽しそうですね。

後藤 「ホントにみんな自由でしたね。お菓子食べてる子もいれば、しゃべってるコもいて」

吉川 「舌足らずみたいな喋り方流行らなかった? これ文字だと伝わらないか…一人が始めるとみんな真似してやるんで」

秋山 「ぱすぽ☆が始めたので、誰かが“バンビーノ!”って言ったら、“バンビーノ!”って乗らないといけないとか」

吉川 「普通に学校みたいでした」

Q 映画のなかの学校生活や、女の子同士の描写も結構リアルで自然な感じでしたよね。

後藤 「私は実際にやったことないんですけど、みんなで朝日を浴びて、のどかな田んぼ道を自転車でみんなで走るシーン、すっごい青春だなって思いました」

吉川 「私、学生時代ずっとそれでしたよ。ヘルメットかぶって、自転車で田んぼ道」

後藤 「電車の車両が短い感じも良くて。ああいうところに住みたいなって思いました」

秋山 「朝5時で、一番最初の撮影がそれだったので、特に印象に残ってます」

吉川 「朝日がきれいだった。青春だなって思いました」

秋山 「カンナがアサミん家にいきなり行って、一つのベッドで一緒に寝てるっていうシーンがあって。友だちの家に泊まったりしたときは、あぁ、あるあるって」

Q ほかに現場で印象深かったことは?

吉川 「撮影の時はすごく暑かったんで、ラムネがすごく流行りましたね。差し入れにたくさんもらったので」

秋山 「一人で2〜3本飲んで」

後藤 「私5本以上飲みました。すっごく美味しかったんですよ。学校でのシーンは空調もつけられなくて、ずっと窓も閉めてたので。シーンを撮り終わったらまずラムネ開けて飲んでって。お風呂上りの牛乳より美味しかった(笑)。あのラムネの味は忘れないですね、最高でした、この夏の記憶ですね」

Q 特訓したチアダンスをステージで披露するクライマックスはどうでした?

Cheerfu11y

映画『Cheerfu11y』より

吉川 「何回も撮り直しましたから…」

秋山 「本格的なチアダンスを踊っている方々が観に来てくれて、客席に人が入っている状態で撮影をしたので、すごく緊張しました」

後藤 「終わったあとの拍手はすごく嬉しかったです。まだ撮影は全部終わってなかったんですけど、やり切ったなって。その時点で泣きそうになっちゃって」

吉川 「最後の締めに円陣を組んで、一致団結した達成感がありました」

後藤 「皆さんが手拍子をしてくれるから自然と笑顔が出てきて、楽しかったですね」

Q このチアのメンバーでグループ活動ができたら面白いですよね。

秋山 「やりたーい!!」

吉川 「やりたいね!」

後藤 「それぞれのグループのイベントを観てみたいねとか話してたんですけど。この前、『TOKYO IDOL FESTIVAL2011』というイベントでぱすぽ☆とポッシボーがばったり会って」

秋山 「この間きっかとも一緒にイベントに出て。けっこう終わってからもみんな会ってるね! 新しい繋がりが生まれました」

Q 最後にこの映画の見どころをお願いします!

吉川 「チアダンスのシーンもそうなんですけど、私は家族のシーンでおねえちゃん役の肘井美佳さんにビンタされて泣いたり、2年ぶりに自転車にも乗っているので、頑張ってる吉川友に注目してほしいです。家族のシーンもいい話なので」

後藤 「バラバラに過ごしていた女の子たちが、一つのことに向かって頑張るという物語なんですけど、実際に私たち11人もそうだったので、ホントにリアルに感じ取ってもらえるんじゃないかな。この映画をみて何か一つでも感じ取ってもらいたいし、元気になってもらえたらと思います。チアスピリットで!」

秋山 「映画の見どころは最後のチアダンスだと思うんですが、クライマックスに行くまでに、ハプニングがあってだんだんギクシャクしてきて…、でも11人で頑張ってその壁を乗り越えて一致団結できたんだよっていう過程が、すごくシンプルに伝わるように描かれているので、そこは注目して観てほしいなと思います」

Q そして吉川友さんの2ndシングル『ハピラピ〜Sunrise〜』がこの映画の主題歌になっています。

吉川 「今回の曲はさわやかで、朝に聞くとすごく元気が出るという朝の定番ソング。映画にもシンクロするし、聞いたらハッピーになる曲なので聞いてください」

インタビュー・終わり

映画『Cheerfu11y』あらすじ
都心からちょっと離れた片田舎の女子高校。ひょんなことから、学校の大事な銅像を壊してしまった11人の女子高生たち。自分たちの責任を自覚し弁償すると決意した彼女たちは、地元で開催されるチア&ダンス大会に出場し、その賞金で銅像を直すことを誓う。チア&ダンスの経験は誰一人として無い彼女たちは、ぶつかりながらも、やがてチア&ダンスの魅力に気付き、少しずつ一致団結をしていく・・・。果たして、彼女たちはチア&ダンスを成功させ、大会に優勝することができるのか!?
【キャスト】
吉川友/早見あかり/安斉奈緒美(ぱすぽ☆)/森詩織(ぱすぽ☆)/佐久間夏帆(ぱすぽ☆)/玉井杏奈(ぱすぽ☆)/にわみきほ(キャナァーリ倶楽部)/秋山ゆりか(THE ポッシボー)/後藤夕貴(THE ポッシボー)/森咲樹(アップアップガールズ(仮))/古川小夏(アップアップガールズ(仮))
松本 圭未 長野 克弘 越村 公一 /肘井美佳

2011年10月22日(土)より ユナイテッド・シネマ豊洲 他 1週間限定ロードショー
きっかわゆう●07年、ハロプロエッグに加入。11年5月11日、デビュー・シングル『きっかけはYOU!』がユニバーサルJからリリース。2nd『ハピラピ〜Sunrise〜』が10月5日に発売。
あきやまゆりか●04年、ハロー!プロジェクトエッグオーディションに合格。NICE GIRL プロジェクト!に所属し、THE ポッシボーのメンバー。
ごとうゆき●04年、ハロー!プロジェクトエッグオーディションに合格、ハロプロエッグの一員に。NICE GIRL プロジェクト!に所属し、THE ポッシボーのメンバー。


映画『Cheerfu11y』あらすじ
都心からちょっと離れた片田舎の女子高校。ひょんなことから、学校の大事な銅像を壊してしまった11人の女子高生たち。自分たちの責任を自覚し弁償すると決意した彼女たちは、地元で開催されるチア&ダンス大会に出場し、その賞金で銅像を直すことを誓う。チア&ダンスの経験は誰一人として無い彼女たちは、ぶつかりながらも、やがてチア&ダンスの魅力に気付き、少しずつ一致団結をしていく・・・。果たして、彼女たちはチア&ダンスを成功させ、大会に優勝することができるのか!?
【キャスト】
吉川友/早見あかり/安斉奈緒美(ぱすぽ☆)/森詩織(ぱすぽ☆)/佐久間夏帆(ぱすぽ☆)/玉井杏奈(ぱすぽ☆)/にわみきほ(キャナァーリ倶楽部)/秋山ゆりか(THE ポッシボー)/後藤夕貴(THE ポッシボー)/森咲樹(アップアップガールズ(仮))/古川小夏(アップアップガールズ(仮))
松本 圭未 長野 克弘 越村 公一 /肘井美佳

2011年10月22日(土)より ユナイテッド・シネマ豊洲 他 1週間限定ロードショー

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