前原滉 | インタビュー | Deview-デビュー

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インタビュー「前原滉」

2021/03/01

「覚悟と責任を持って、もう一段階自分レベルアップさせなければいけない」

前原滉 撮影/厚地健太郎 取材・文/児玉澄子

メインキャストを務めた連続ドラマ『直ちゃんは小学三年生』(テレビ東京)での好演も記憶に新しい俳優・前原滉。現在はドラマ『俺の家の話』(TBS)に出演中のほか、3月には映画『彼女来来』(3月4日公開)、映画『きまじめ楽隊のぼんやり戦争』(3月26日公開)と2作の主演映画の公開が控えている。俳優養成/演技研究所・トライストーン・アクティングラボ(TSAL)で芝居を学び、ここから着実にステップアップし、今や"若き名バイプレイヤー"として注目を集めている彼だが、コロナ禍の真っ只中に挑んだ主演を通して湧き上がってきた俳優としての意識の変化とは?

前原滉

──大人の俳優が小3男子を演じたドラマ『直ちゃんは小学三年生』。全6話と短い連ドラでしたが、振り返ってみていかがでしたか?

「撮影が始まってすぐの頃から“ザ・ムービーやりたいよね”という話がみんなの中で出たくらい、めちゃくちゃ楽しい現場でした。杉野遥亮くんが25歳、渡邊圭祐くんが27歳で僕が28歳。で、竹原ピストルさんが44歳なんですけど、カメラが回ってないところでも小学生男子同士みたいなバカなノリがあって。みんな普段から“ちゃん付け”で呼びあってたんですけど。

前原滉

──共演者というより、同級生みたいな感じですね。

「普段はもちろん共演の方は“さん付け”しますけど、小学生が遠慮しているのも違うなと思って。あと話数が短かったこともあって、早い段階で距離感を縮めたかったのもあります。なので最初から、杉野くんは遥ちゃん、渡邊くんは圭ちゃんと呼んでました。ただここで“竹原さん問題”がありまして(笑)。そうは言ってもけっこう年上の方ですし、どうしようかなと考えてたら、竹原さんが“ピーちゃんって呼んでよ”と」

前原滉

──ピーちゃんですか(笑)。

「それはさすがに……と思って“ピーちゃんさんでどうですか?”と提案したんですが、“いや、ピーちゃんで”と頑なに。『竹原さん』『ピーちゃんさん』と呼んでも振り向いてくれないんです(笑)。でもピーちゃんがそういうテンションでいてくださったおかげで、僕自身も(演じた)てつちんのガサツなキャラクターと自然とリンクしていけて。ここまでいい意味で、気構えずに自由にできた役は初めてだったかもしれないです」

──3月は主演映画が2作公開されますが、撮影はいつ頃されていたんですか?

「『彼女来来』は昨年夏頃で、『きまじめ楽隊のぼんやり戦争』は一昨年の9月頃に撮影したので、公開は前後するんですけど、『きまじめ楽隊』が初主演映画ということになるのかな。トランペット奏者の役で3ヵ月くらい練習して撮影に臨んだんですけど、唇がパンパンになっただけで音は出せず(苦笑)。ひとまず吹くときの口の形や運指くらいは格好が付いたかなとは思います」

前原滉

──一昨年というとコロナ禍もまだなかった頃。あの頃からは撮影現場も大きく変わったのでは?

「そうですね。僕自身が最初にコロナ禍を実感したのは、昨年1月13日に東京からスタートした舞台『FORTUNE』が、福岡初日の2月27日に休止になったことでした。その日の朝、役者陣で舞台に集まってアップしていたときに“今日が千秋楽です”と告げられたんです。きっと主催側もギリギリまで考え抜いての決断だったと思うんですけど、突然のことに泣いてしまったキャストさんもいて──」

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Information

映画『彼女来来』

3月4日MOOSIC LAB [JOINT] 2020-2021プログラム内にて上映開始
◆公式サイト:http://sherairai.com/

彼女来来©「彼女来来」製作委員会

Information

映画『きまじめ楽隊のぼんやり戦争』

3月26日より、テアトル新宿ほか全国順次ロードショー!
◆公式サイト:http://www.bitters.co.jp/kimabon/

『きまじめ楽隊のぼんやり戦争』©2020「きまじめ楽隊のぼんやり戦争」フィルムプロジェクト

Information

トライストーン・アクティングラボ
2021春(5月スタート)レッスン生募集

小栗旬や田中圭、綾野剛、木村文乃、坂口健太郎といった、人気・実力を兼ね備えた俳優が所属する芸能プロダクション、トライストーン・エンタテイメント直営の俳優養成/演技研究所。演技の未経験者から、演技術の向上を目指すプロの俳優まで、幅広く門戸を開いている。講師陣は多数の俳優を指導してきたエキスパートぞろい。また、映画や舞台の製作者、監督、演出家、俳優などによる特別講義も実施している。映画『クローズZERO』シリーズや『ルパン三世』そして『新宿スワン』といった大型映画を自社製作しているのもトライストーン・エンタテイメントの特色。TSALのレッスン生にもこれらの作品への出演の機会を提供している。もちろん、外部の映画、ドラマ、舞台のオーディションへも積極的に送り込んでおり、TSAL在籍中から俳優として現場に入る人は多い。レッスンで有望と認められたり、人一倍の努力が評価された場合には、トライストーン・エンタテイメント所属に向けて推薦が受けられる。前原滉も演技未経験からTSAL入所〜レッスンを経てトライストーン・エンタテイメントに所属をした一人である。

トライストーン・アクティング・ラボの詳細は下記まで
TEL:03-5433-2195
WEB: http://www.tristone.co.jp/tsal/

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