社交ダンスでは、いまいちセクシーさが……(泣笑)

日本テレビ系のドラマ『学校じゃ教えられない！』で内気な女子高生・可奈役を好演している柳生みゆちゃんに直撃！ドラマの裏話やデビュー秘話、オーディションの秘策などを、思わずこちらも顔がほころぶ程の満面の笑みで語ってくれました。

Ｑ　社交ダンス部のパワフルな女子組の中で可奈は大人しい女のコ。演じる上で気をつけていることは？

「最初はセリフのあとに必ず“ハハ”って入ってたんですよ。常に周りに合わせるために作り笑いをしているという設定だったので。最近はそれが無くなって自然な言葉になってきたんですけど、それでも周りに気を使っているんですよね。ただ変な意味じゃなくて、部員のみんなが好きだから。そういう意味で、気を使いながら話している感じにはしています」

Ｑ　可奈はダンス部に入る前は、嫌われたくないが故に周りに合わせていたよね。

「私もケンカが嫌で、周りの意見に合わせちゃうことがあります。でも可奈みたいに嫌だなと思いながら合わせることはないです。ただ自分が可奈のように孤立しちゃったときに、きよし君（柳沢太介）のような人に“君じゃなきゃダメなんだ”って言われたら……ほれちゃいそうですよね、多分(笑)」

Ｑ　そんなきよし君をはじめとした男の子たちの生態も暴かれてきました(笑)。

「1話で男のコたちが可奈の“アイコラ”を作ったじゃないですか。作られるって聞いてはいたんですけど、実際に見たら何だか複雑な気持ちに…… (笑)。しかもそれを破るシーンを撮るために、何枚も予備の写真があったんですよ。スタッフさんに“記念に持って帰る？”と聞かれたけど“いやちょっとそれは……”って、断りました(笑)」

Ｑ　民放連続ドラマのレギュラー出演は今作が初めて。ここまでの撮影を振り返ってみてどうですか?

「最初は(撮影期間が)長いなって思ったけど、始まってみると“早い！”と思いますね。すごく楽しいですし」

Ｑ　現場はみんな仲が良さそうだよね!

「仲いいですよ。みんなで撮影の後にご飯を食べに行ったり、カラオケに行ったりしてます。男のコたちがとにかく元気!　カラオケではみんなでハモったりとかして(笑)。楽屋でも女のコは音楽を聴いたりテレビを見たりと、わりとまったりしているんですけど、隣の男のコたちの部屋からはガシャガシャーンって音が聞こえる(笑)。あと、たまに部屋が真っ暗になっているので何してるのかなってドアを開けて見てみたら、みんなで集まって携帯電話で怖いムービーを見ていて(笑)。それで“ぎゃー!!”とか言ってこっちに逃げ込んでくるんです。面白いですねー」

Ｑ　ドラマもいよいよ終盤。これからの見どころは？

「今後もどんどん事件が発生していくので、本当に何が起こるか分からない、ってところでしょうか(笑)。あと自分としては、社交ダンスのシーンを頑張ります。最近、割と激しい情熱的なダンスが入ってきていて、指導で“エレガントに”って言われるんですけど、難しくて。ほかの女のコたちはけっこう背が高くて、160センチ以下は私だけ。そのせいか、みんなと同じ動きをしようとしても、いまいちセクシーさが……(泣笑)。でも、最後まで自分なりに楽しんで踊ろうと思います！」

PART2へ続く・・・

Text／松木智恵(日刊編集センター)