小学生のときの夢は吉本に入ること！

ドラマ初主演となる『東京少女日向千歩』(BS-i)で、さまざまな女のコの役を演じている日向千歩ちゃん。『non-no』の専属モデルやCMなどでも活躍する彼女に、初主演への意気込みやデビューするまでのいきさつについて話してもらいました。

Ｑ　学校では、どんな子だったの？

「授業中とかも先生にツッこんだりボケたりしていました。『吉本新喜劇』が大好きで、徳島では土曜日と日曜日に流れていたんですが、それを見るのが毎週楽しみでした。こっちではやってないんですよね、すごく残念。『新喜劇』を見て、よくネタをまねしてましたね。友達に“そんなに好きなら吉本に入っちゃいなよ”って言われていたこともあったし(笑)、実際小学生のときの夢は、吉本に入ることだったんです！　でも先生に“夢を見るな、笑いはそこまでにしておけっ”て言われて(笑)」

Ｑ　お笑いが大好きなんだ！

「『めちゃイケ』(『めちゃ×２イケてるッ！』フジテレビ系)も大好きで、よく昔は、面白い格好をしたナインティナインの岡村(隆史)さんをまねしたりしていました。家でも学校でもずーっと(笑)。よゐこ・浜口(優)さんの“どぜうモン”は、ついこの間までやってましたよ！　学校の友達にはやたら爆笑で、バイト中もやっていたら、先輩が笑いながら“おまえ怪しいからやめろ”って(爆笑)」

Ｑ　“どぜうモン”のまねは、さすがに勇気がいりそう…(笑)

「それを平気でやっちゃうんですよね(笑)。なんか動きが怪しいともいわれます。たまに出ちゃうんですよ、歩きだすときとかにキョロッとしたり。ツッコミも好きだけどボケるのも好きで、よく学校の教室に入るときも必ず何かしてから入っていて“なんでこんなに怪しく教室に入ってくるんだよ”ってよく言われてました(笑)。みんなをちょっと笑かしてみようっていつも思ってたんですよね」

Ｑ　学校は大好き？

「はい、大好きです。東京に来てからは通信の学校にしたので通えなくなってしまって、ちょっとさびしいです……。中学生のときなんて、夏休み中も毎日のように学校に通ってましたね。行かないのは日曜日くらいで(笑)。先生に“今日は休め！”って言われたこともありました。実は一度、友達を部活の練習に誘って学校に行ったら鍵が閉まっていたことがあったんです。それを開けて入ろうとしたらセンサーが鳴っちゃって、警備の人に先生まで駆けつける騒ぎになって……。そこで先生に言われてしまいました(笑)」

Ｑ　部活は何をしていたの？

「ブラスバンド部をやりつつ陸上をやっていました。ブラスバンド部の練習の音を聞きながら陸上をやって、陸上が終わったらブラスに行って、ブラスに行ったら、また陸上の練習が午後からあるっていう感じで、夏休みも一日中学校にいたって感じでした(笑)。中学２年生のときはさらに水泳もしていたんですよ！」

Ｑ　スゴイ！３つも掛け持ちなんて!!

「家でボーッとしているより、外に行って体を動かす方が好きなんです。高校に入ってからは、人と会話をするのもすごく好きだったので、ガソリンスタンドでバイトをしました。前から憧れていたんです！　学校でバイトの許可をもらったその日に電話もかけずにガソリンスタンドに直行して“バイトさせて下さい”って(笑)。自転車のパンク修理で来店したと思ったみたいで、皆“えっ！急に？”ってビックリしてましたね(笑)」

PART3につづく…

Text／田嶋路子(日刊編集センター)