『ミス・プラネット・ジャパン2025』グランプリ・杉山佳穂 | インタビュー | Deview-デビュー

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インタビュー「『ミス・プラネット・ジャパン2025』グランプリ・杉山佳穂」

2025/12/05

「新しい自分を知り、新しいコミュニティーや人に出会い、成長することができました」

杉山佳穂

美しさと地球環境保護を結びつけた国際的なミスコンテスト『ミス・プラネット』の日本代表を決定する『2025 ミスプラネット 日本大会』でグランプリを勝ち取った杉山佳穂さん。現役の看護師として働きながら「自分の世界を広げるために」コンテストにチャレンジした杉山さんに、コンテストで得た経験と成長、そして世界大会への意気込みについて聞いた。


『ミス・プラネット・ジャパン2025』グランプリ・杉山佳穂さんインタビュー


――『ミス・プラネット・ジャパン』に挑戦しようと思ったきっかけを教えてください。

「世界的なミスコンテストの存在は知っていたのですが、自分とは無縁なものだと思っていました。社会人となり看護師として働く中で、看護師は素晴らしい仕事ですが、狭い業界ですし、自分の世界を広げたり、看護師という仕事の魅力を広めるためにも、表に出る機会を持ってもいいのではないかと思い、コンテストへの参加を意識しました」

――多忙な看護師の仕事の傍ら、コンテストに参加に踏み切るまでは、高いハードルがあったのではないですか?

「職場である病院に許可を取るのは、確かに難しいところがありました。理解が得られる職場ばかりでは無いと思うのですが、看護師として務めながらでも挑戦できるということを、看護師自身がやってみないと社会は知っていかないと思うので、いい機会だと考えました。“仕事が忙しいしなぁ”って諦めてしまっている人の分も、自分が行動してみようという気持ちもありましたし、やり方次第で両立できることを証明したいという意味も含めて応募しました」

杉山佳穂

――『ミス・プラネット・ジャパン』にチャレンジして印象に残っていることは?

「みんなグランプリを目指していることが大前提で、しかもそれぞれ地方大会を勝ち抜いてきた、実力や表現力が備わったメンバーが集まっている。最初は自分と比較して、周りの子たちのほうが良く見えていたんですが、逆を言えば、相手も同じように私のこと見ていると思うようになりました。大会の当日は一緒にステージを作り上げなくてはいけないので“自分が、自分が”という場面も必要である一方、協調性も大切ということに気付いて。そうした場所での自分の出し方の使い分けを身につけられたと思います」

――お互いを認め合う瞬間もあったようですね。

「褒め合うというか、“ウォーキング上手だね”とか伝えることで仲良くなったりするので、お互いのいいところを見つけ合って高め合うことができました。ただし、大会本番が近づくにつれて、今度はお互いに注意し合うようになるのです。良いステージを作るために、自分が輝けるために何をすべきか、それぞれが追求する姿勢へと、ビューティー・キャンプを重ねることに変わっていった印象があります」

――看護師の仕事も並行して行う中、夜勤明けにビューティー・キャンプに参加したという話もお聞きしました。

「絶対に両立したいと思っていたので、職場にも迷惑をかけたくないし、看護師も好きでやっているお仕事なので、なんとか自分の体力を信じて、夜勤明けにレッスン行ったり、レッスン終わりに夜勤に入ったり…。でもそういう行動で示すことで、職場も応援してくれる環境になるのです。なかなかハードでしたけど、目標があるから両立できました、何か目指すものがあると、人って頑張れるのだなということを実感しました」

杉山佳穂

――実際に本番のステージに立った時はいかがでしたか?

「どんなに練習しても、あの場に立ったら体って震えるんだなって(笑)。私にとっては運命の日という思いもあったので、全身が震えて、手足も冷たくなって、こんなことでいいパフォーマンスができるのか?と直前になって追い込まれてしまいましたが、ステージに出たら気持ちは高まりますし、静岡事務局のスタッフや家族が自分の名前を呼んでくれるとちょっと落ち付くことができました」

――堂々としていて、そこまで緊張しているようには見えませんでした。

「みんな舞台袖ではガチガチでした。“できない!できない!”みたいな感じで。水着審査、ドレス審査という順に進んでいくんですが、水着審査が終わった後、みんなおかしなテンションになっていました。そこを上手くコントロールするのがきっとプロだと思うのですが、それはそれで得難い経験ができたと思います」

――グランプリとして名前が呼ばれたときはいかがでしたか?

「あと一人しか名前を呼ばれないという状況になったとき、一気に不安になりましたし、その瞬間にバーッと頭の中に、レッスンの時の辛かったことや、仕事との両立を頑張ったこと、いろんな講師の先生や一緒に頑張った子たちの顔が浮かんで、呼吸も心拍数も速くなって。名前を呼ばれた瞬間は、はぁ…終わったと、まずはホッとしたというのが一番でした」

杉山佳穂

――受賞からしばらく経ちましたが、現在はどのように過ごされていますか?

「『ミス・プラネット』の世界大会は2026年の3月なので、準備期間としてはある程度の猶予があるんですが、何月には何をやってと、大会までの計画について、ズームや対面で作戦会議を開いたりしています。ミスコンテストへの挑戦は今年から始めたばかりなので、世界にふさわしい姿については、まだまだ勉強中の段階なので、実際に世界を経験した先生や先輩方のお話を聞いてイメージを膨らませています」

――スタッフからはどんなバックアップやサポートを受けていますか?

「分からないことがあればすぐに連絡できる関係性や環境を用意してくれているので、不安はないです。みんなで勝ちに行こう、チームでやっていこうという思いで、コーチやセコンドのような感じでいろいろと教えてくれますし、メンタル面もサポートしてくれています」

――今回の受賞を経て、今後ご自身でどのようなことをしていきたいか、夢や目標はありますか?

「世界で結果を出すことが目標なので、世界一を叶えるための行動を取っていくのが一番です。世界大会が終わったら、看護師として、医療を必要としている人がより良い医療を受けられるような環境づくりに貢献したいです。看護師という立場だけではできないことも、ミス・プラネット・ジャパンという肩書があることによって、注目してくれる人が増えて実現に近づくと思うのです。私は救急の現場に携わっているので、BLS(一次救命処置)について、AEDの普及や、AEDをためらわずに使える人を増やす、困った時には声を上げて“誰か来てください!”“助けてください”と勇気を出して言える人を一人でも増やす、そうしたことにつながる活動をしていきたいと考えています」

杉山佳穂

――多くの人が意識しなくてはいけない問題だと思います。

「医療従事者だけではなく、一般の方で人命を救える瞬間がありますし、そこで新しい人生を歩み始めた人も実際にいるので、そんな奇跡を誰でも起こせるということを、もっと多くの人に知っていただけたらいいなと思っています。ミス・プラネット・ジャパンというプラットフォームで得た発信力で広く伝えたいです」

――最後に、これからコンテストに挑戦したいと思っている人にエールをいただけますか?

「やりたいなと思ったらやるべきだと思います。もちろんそこにかかるお金や時間、個人の事情はあると思うのですが、やらなくて後悔するくらいならやったほうがいいですし、新しい自分を知り、新しいコミュニティーや人に出会うことで、やってよかったという気持ちに絶対なると思うので、“迷ったら、やる!”と本当に思います」

PROFILE

■『ミス・プラネット・ジャパン2025』グランプリ・杉山佳穂(すぎやま・かほ)
職業:看護師
生年月日:2001年5月12日
出身地:静岡県
身長:169cm
趣味:お蕎麦屋さん巡り、スポーツ観戦、フットサル
特技:乗馬に挑戦中

Audition

■ミス・プラネット・ジャパン(Miss Planet Japan)とは

環境保護・社会貢献・SDGs(持続可能な開発目標)をテーマとした、次世代型の国際ミスコンテスト「ミスプラネットインターナショナル」の日本代表を選出する公式大会。美しさだけでなく、知性・品格・発信力を兼ね備えた女性たちが全国から集い、日本代表として世界へ挑戦するチャンスを掴む。地域貢献やエコ活動、ボランティアなど、持続可能な社会を創るためのアクションを積極的に実践している女性にふさわしい大会。

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