新曲を初披露するときは、毎回緊張します

ハロプロエッグの選抜メンバー・和田彩花ちゃん、前田憂佳ちゃん、福田花音ちゃん、小川紗季ちゃんの４人で結成されたユニット・スマイレージ（ Ｓ/ｍｉｌｅａｇｅ）。09年６月のインディーズデビュー以来、ＣＤリリース、ライブなど一歩一歩着実に前進中の彼女たちに、オーディションを受けたときのエピソードから、グループ結成、レッスン、新人公演など、これまでの歩みについて語ってもらいました。

Ｑ　みなさんはオーディションを受けてエッグに入ったんですよね？

前田「はい。私たち４人とも『ハロプロエッグオーディション2004』を受けて、それに合格してエッグに入りました」

福田「私はモーニング娘。さんやハロー！プロジェクトの大ファンで、エッグのオーディションを知って応募しました」

小川「私も小さい頃からモーニング娘。さんがすごい好きで、テレビを見ていてオーディションのことを知って、母と一緒に『応募しよう』って盛り上がりました」

和田「私もモーニング娘。さんが好きで、応募しました」

Ｑ　オーディションのときのこと、覚えてます？

小川「自己紹介をするとき、なぜかガラガラの声で『小川紗季です』って言ったのを覚えてます（笑）。面接で話したことは覚えてないですね、小さかったし。家では結構歌の練習をしていたので、『頑張って歌おう』と思って歌いました」

和田「エッグのメンバーで前田彩里（いろり）ちゃんって子がいるんですけど、その子が私の一つ前の順番で、すっごく元気だったんですよ。だから彼女に負けないように頑張ろうと思って、チョー元気にやりました。話した内容は覚えてません（笑）」

Ｑ　その後、ハロプロエッグでの活動を経て今回、スマイレージを結成したわけですが、このユニットでデビューすると聞いたときはどんな気持ちでした？

前田「私以外の３人がＡ型で、私だけＢ型でマイペースなので、ついていけるかな？って思いました（笑）」

和田「私は自分が選ばれてびっくり。４人で『本当かな〜？』って確認し合いました」

福田「私もびっくりしました。『夢じゃないよね』って自分のホッペをつねってみて痛かったから、『あ〜、夢じゃなかったんだ』って」

前田「それ、なんかマンガっぽい（笑）」

小川「４人とも仲良かったから、選ばれてびっくりだったし、うれしかったです」

Ｑ　デビューに向けてのレッスンは大変でした？

前田「そうですね。最初の頃のダンスレッスンで、先生に『スマイレージなのに笑顔が足りない。名前負けしている』と言われたり、毎回のように怒られてました」

福田「デビュー曲『ぁまのじゃく』を作ってもらって、グループで初めてダンスレッスンをやったとき、立ち位置や振り付けをみんなで揃えていく作業が難しかったです」

小川「『ぁまのじゃく』のダンスレッスンでは何回もビデオに撮って、それをみんなで見て、『ここが合ってないね』『もうちょっと表情をつけたほうがいいね』と話し合ったのが印象に残っています」

和田「新人公演で初披露する前は猛練習したよね」

小川「そうそう。『ぁまのじゃく』の初披露のときは、４人で歌うのも初めてだったから緊張しました。でも初めてもらった曲だから『頑張ろう』と思って練習もいっぱいしたし、今思うと楽しかったなぁ…」

福田「私も『ぁまのじゃく』の初披露は緊張したし、ハロー！プロジェクトのコンサートも緊張したなぁ。リハのとき、スタッフさん、先輩たちに見られていたし…」

前田「私が一番緊張したのは、セカンドシングル『あすはデートなのに、今すぐ声が聞きたい』の初披露のとき。私の声が目立つ部分があるんですけど、そこで外したら大変なことになるから緊張しました〜」

和田「新曲を初披露するときは、毎回緊張するよね〜。でもお客さんは初めて聴く曲なのに、初めてとは思えないくらい手拍子をしてくれるんですよ。あれで緊張がほぐれるし、勇気づけられます」