友達とアフレコをするのがマイブーム！

デビュー作ドラマ『わたしが死んでも世界は動く』でインタビューに答えてくれた石橋菜津美ちゃんが、5月4&5日に放送のドラマ『ケータイ恋愛小説　君のせい』(TBS系)でヒロイン・柚梨奈役に！　撮影秘話では芝居をする上での葛藤（かっとう）をひたむきに話してくれた菜津美ちゃん。プライベートでは学校生活からユニークなブームの話もとびだしました。

Ｑ　高校生活についても質問!　学校ではどんな話題で盛り上がっているの？

「ミーハーな友達が多かったりするので、ジャニーズやＶ(ビジュアル)系の話題とかで、すごい盛り上がってますね」

Ｑ　『メイちゃんの執事』(フジテレビ系)に出演したときは、騒がれたでしょう？

「『メイちゃん〜』の時はすごかったです。“顔は？”“印象は？”って、共演者一人一人について聞かれちゃうんです(笑)。“どうなの？どうなの？”って、もう大変でした」

Ｑ　でも周りが気になってしまう菜津美ちゃんとしては、たくさんの共演者に囲まれての撮影は大変だったのでは？

「コンタクトは、ドレスで高いヒールを履かなきゃいけない時以外は取っていました(笑)。メイちゃん(榮倉奈々)をいじめる女のコの役で、最後の方は逆に皆にいじめられてしまうんですけど、その時は芝居とはいえ皆の顔が本当に怖かったです(笑)。でも、皆さんの演技を見て本当に勉強になりました。特に水嶋ヒロさんは、主演として現場を盛り上げてて尊敬しました。すごくビックリしたことがあったんですけど、番宣で“『メイちゃんの執事』、見てね！”とみんなでいうところを、水嶋さんがテストの段階で突然『メイちゃんの○○ヂ』って言ったんです(笑)。もうみんな大爆笑で、それで現場の雰囲気がさらに明るくなりましたね」

Ｑ　いま一番楽しいと思うコトは？

「友達とのおしゃべりですね。一番仲の良い友達はスタイリストを目指しているんですけど、私と似ていて人間観察が大好きなんです。いま二人の中では“アフレコ”がブーム。交差点の見渡せるコーヒー店から、ターゲットを決めて勝手にアフレコするんです(笑)。一番面白いのは海外から来たおばあちゃん。あちこち指を指して話す割には全く先に進まないんですよ。そういう様子を見ながら“あっちには○○があるんだよ”とか、声もおばあちゃん風にして言ってみるんです(笑)。おばあちゃんだけでなくいろんな人を見ています。でも外国の人は身ぶり手ぶりが大きいので楽しいですね。でも、たまにキスする人がいるんですよ、そうすると“あっ、見ちゃいけないのを見ちゃったね”って友達とちょっと気まずくなるんです(照笑)」

Ｑ　何ともユニークなブーム(笑)。

「学校が終わってからすぐにお店に行って、ずっと眺めているんです。もしかしたら無駄な時間なのかもしれないけど、見ていて人間の動作について参考になるし、予測しながらペチャクチャ話すのがすっごく楽しいんです。時間が経つのがあっという間で、気付いたら夜で“もうこんな時間だ”って急いで帰ることになるんですけど(笑)。本当に面白いんですよね、人間の動きって！」

Ｑ　では、そんな菜津美ちゃんがいま一番研究してみたいと思う対象は？

「下町育ちで、おばあちゃん子のせいか“東京育ちっぽくない”ってすごく言われるんですよ(笑)。なので、ガチガチの東京育ちの女子高生っていうのを研究してみたいなと思います(笑)」

Ｑ　いわゆる制服を着崩して着ていたりするような女のコ？

「不思議ですよね。リボンにしても“何であんなに緩くするんだろ”っていうぐらいに緩めるじゃないですか。第２ボタンぐらいまで開けて、ゆるゆるにして、スカートの丈も短くて。あとバッグをリュックにしてる子とかいるんですよ！　それで“手のとこ、切れたー”って騒いでいるんです。本来はバッグとして作られているのに、それをリュックにしちゃうんだから切れて当たり前じゃないですか！　それで突っ込むと“なんか田舎っぽい”って言われちゃうんです。本当にそういうタイプが多いんですよ、今の子は！(笑)。……って、私も今の子なんですけどね(笑)」