竹内夢 | インタビュー | Deview-デビュー

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インタビュー「竹内夢」

2026/05/29

「高校の芸術鑑賞会で観た『レ・ミゼラブル』に衝撃を受けて。こんな大きな舞台にいつか出れたら…と心に刻み込まれました」

竹内夢

――15歳で北海道から上京された竹内さんですが、まず表現の世界に興味を持ったきっかけは?

「まず最初は歌だったんです。おばあちゃんがゴスペルを聴くのが好きで、その影響もあって中学の頃、札幌のボーカルスクールにゴスペルチームがあったので加入しました。札幌芸術の森でショーをやったり、イベントにもいっぱい出るような本格的なチームで、おじいちゃんおばあちゃんたちに中学生が混ざって、“オー・ハッピー・デイ〜♪”ってやっていました。生バンドの演奏で全部英語詞で歌うのも楽しかったです。その後、ソロで歌を習い始めて、もっと活動の幅を広げたいと思った時にテアトルアカデミー札幌校に入学したんです。そこに入った時点で、芸能界に入るなら、東京のほうが幅広く活動できるし、母数も違うから東京に行こうと思っていました。そして中学校2年生の時、母親に“東京に行きたい”と相談したら、“行こう!”と」

――15歳の決断を尊重してくださったんですね。

「私の人生は、母の決断力に助けられています。だからこそ自分の直感を信じて、すぐ行動に移せる力を持とうと思っています。上京した頃は、歌を歌いたかったので『歌姫決定戦』のような番組に出ていたんですが、その後オーディションで初舞台が決まりました。舞台も演技のことも何も分からなかったのですが、いざ舞台に出てみたら本当に楽しくて! お芝居が楽しいというよりは、その時のキャストのみんなが大好きだったんです。だから、この人たちともう一回同じ舞台に立ちたいという思いが、この仕事に向かう最初のきっかけだったんです」

――そこから舞台、ミュージカルの世界へと進んでいくわけですね。

「次に決まったのが『美少女戦士セーラームーン』セーラーマーキュリー/水野亜美でした。『セーラームーン』で経験を積んだら、また舞台で一緒にできるかな…などと考えているうちに、どんどん『セーラームーン』によってミュージカルの舞台にハマって行きました。自分が演じることで、目の前にいるお客さんにラグなくすぐに心を届けられて、お客さんがラグなく拍手で迎えてくれて、感謝を伝えてくれるのが楽しかった。歌も歌えるし、好きだったダンスもできるならお芝居も頑張るか、という気持ちになっていきました」

――ミュージカルをきっかけに演技にも向き合い始めたと。

「お芝居には未だに苦手意識があるんですが、苦手だと思うからこそ人よりもやらないといいものが届けられないと、ひたすらお芝居に向き合って生きてきました。そのなかでもお芝居の目標が見えてきたきっかけがあるんです。高校の芸術鑑賞会で『レ・ミゼラブル』を観に行った時、こんなにも迫力があって、こんなにも心を動かされるエンターテインメントがあるものなのかと衝撃を受けました。高校の先輩がエポニーヌ役で出演されていたんですが、同じ人間だとは思えないぐらいすごいと思いましたし、カーテンコールまでもがカッコよくて、こんな大きな舞台にいつか出れたらいいなと心に刻み込まれました。『セーラームーン』が終わってからも、2.5次元の様々な作品に呼んでいただきましたが、ずっと視線の先はグランドミュージカルの1点でした。ですので、今回の『GHOST』への出演で、長年の夢が叶ったことに驚いています」

竹内夢

――思い続けることの強さを感じます。

「私は『夢を見る』ってきれいごとみたいであまり好きではなかったんです。グランドミュージカルがずっと夢ではあったけど、叶えられなかった時にショックを受けてしまうから、夢を叶えたいとはあまり表立っては言えなかったんです。事務所にはずっと言ってましたけど(笑)。でも今思うと、夢って叶うんだって。私がきれいごとだと思ってたことが、現実に自分に起きてしまって夢が目標に変わりました」

――『デビュー』のユーザーも夢を叶えるためにチャレンジしています。竹内さんがチャンスを掴むために大事にしていることは何ですか?

「『言い続ける!』コロナ禍の前からずっと “私はミュージカルがやりたいんだー!”ってずーっと言い続けました(笑)。今は言霊って本当にある気がします。“私は幸せだ”とか“すごく運がいいんだ”って言い続けたら絶対そうなるし、全部がそう見えてくると思うんです」

――最後にこの作品の見どころを含めてメッセージをいただけますか。

「モリーの芯の強さは、私がこの10年間夢を追い続けた気持ちの強さとリンクします。その勢いや気持ちの強さは、人一倍、言葉以上に伝わるものがきっとあると思いますので、観に来てくださる皆様の今日・明日・この先を変えるエンタメができるように真摯に向き合って、全国の公演を突っ走ります。私のチームも見てほしいし、星風さんのモリーを私だって観たいです! 愛や奇跡を信じる、心温まる作品の素晴らしさはもちろんですが、私が大好きで憧れている素晴らしいキャストの方々が、様々な表現で、いろんな感情にしてくださると思うので、ぜひエンターテインメントを浴びて確実に元気になってください!」

PROFILE

竹内夢(たけうち・ゆめ)●1999年10月15日生まれ、北海道出身
所属:舘プロ/テアトルエンターテインメント(業務提携)
趣味:ギター / 特技:バスケットボール・歌唱
2018年〜現在 NHK Eテレ『おとうさんといっしょ』うたのおねえさんとしてレギュラー出演中。2022年:少女☆歌劇 レヴュースタァライト‐The LIVE エーデル‐Delight リュウ・メイファン役、2024年:「ワールドトリガーtheStage ガロプラ迎撃編」香取葉子役、舞台「呪術廻戦」三輪霞役、2025年:ミュージカル「PandoraHearts」ヒロイン アリス役。2026年8〜9月東宝ミュージカル『GHOST』ヒロインモリー役、朗読劇『#真相をお話しします』

Information

ミュージカル『ゴースト』

【脚本・歌詞】ブルース・ジョエル・ルービン
【音楽・歌詞】デイヴ・スチュアート&グレン・バラード
【装置・衣裳】ジェームス・ブラウン
【演出】ダレン・ヤップ 【共同演出】鈴木ひがし
【出演】涌井健治 星風まどか/竹内夢 鈴木拡樹/太田基裕 森公美子 他

【公演】
東京:シアタークリエ/2026年8月8日〜8月30日
愛知:愛知県芸術劇場/2026年9月
大阪:梅田芸術劇場シアター・ドラマシティー/2026年9月
福岡:博多座/2026年9月
東京:北千住シアター1010/2026年9月

ミュージカル「ゴースト」

1990年公開、世界中を感動の渦に巻き込んだ大ヒット映画「ゴースト/ニューヨークの幻」。当時デミー・ムーアの代表作として世界中の観客に涙を流させた名作映画の舞台版として、ミュージカル「Ghost the Musical」はイギリスのウエスト・エンドやアメリカのブロードウェイで上演され、世界中を席巻し、至高の評価を得た。日本オリジナル演出版「GHOST」は2018年に初演、2021年に再演され、日本全国に感動の涙を届け、多くの再演希望が届く中、満を持して2026年夏にシアタークリエにて再演されることとなった。

◆公式サイト
https://www.tohostage.com/ghost/

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