SKE48に入ったときはもやしみたいなコだったんです(笑)

7月7日にリリースされるSKE48の3rdシングル『ごめんね、SUMMER』を歌う“選抜メンバー”から、松井玲奈ちゃん、矢神久美ちゃん、木�ｱゆりあちゃん、石田安奈ちゃんが登場。さわやかなサマーチューンとなっている曲の魅力やプロモーションビデオ撮影秘話を語ってくれました。初の選抜入りを果たしたゆりあちゃんと安奈ちゃんを、玲奈ちゃんと久美ちゃんがしっかりフォロー、そんなチームワークの良さが伝わってくるインタビューをチェック！

Ｑ　選抜メンバーとして集まったみんなをまとめるリーダー的な役割は誰がやってるの?

矢神「7人の中で1番しっかりしてるというか、お姉さんなのは玲奈ちゃん。まとめてくれるリーダー的存在ですね」

松井玲「恐縮です(照笑)。この選抜メンバーではいちばん年上だから、みんなをまとめなきゃっていう自覚はあるんですけど、チームSに戻っちゃうといつもの自分に戻るので、7人で動いているとき限定です(笑)。でもSKE48に入ってから精神的にも体力的にもたくましくなったと思います。入ったときは本当にもやしみたいなコだったんです(苦笑)」


石田「私はしゃべるときにちょっと言葉が足りなくなることがあって、そういうときに玲奈さんはフォローしてキレイにまとめてくださったりするので、いつも助かってます」

松井玲「でも安奈もしっかりした面があるよね。この7人になるまで一緒にいることがあまりなくて、ただのイタズラ好きな元気なコと思ってたんですけど(笑)、ライブのDVDを観たらいろんな表情を持ってるなと思って、ちょっとビックリさせられました。けっこう色っぽい顔とかするんですよ(笑)」


矢神「生意気な(笑)」

石田「(笑)。曲によって表情を変えなきゃダメだなっていうのはあって。入ったばかりの頃は笑顔ばっかりだったけど、舞台監督さんとかいろいろな方に教えていただいて、表情の研究をしました」

矢神「でもメンバーからは“オカメインコに顔が似てる”とも言われたり(笑)」

木�ｱ「ボーッとしてるときの顔が似てるって言われちゃうみたい(笑)」

松井玲「ゆりあは選抜に入って前髪を切ったのがいちばん印象的(笑)。ステージに立ってるときも顔が隠れちゃうくらい長かったんですけど、今はスッキリ顔が見えて前より明るいイメージになりました」

矢神「意外におっとりしてるように見えて、けっこうしっかりしてるんです。3期生の中には私たち1期生に気を使いすぎてオドオドするコも多かったりするんですけど、ゆりあはそれが全然なかった。気を使ってくれてるんですけど、オドオドはしない。しっかりしてるなあと思いました」

木�ｱ「恐縮です……(照笑)。矢神さんは、ふとした表情がすごい素敵なんです。DVDの映像とかを観ていて思いました」

松井玲「たしかに久美と同じ表情をできるコがSKE48のメンバーには1人もいない。それぐらい独特の表情を持ってると思います」

石田「“にやは〜ん”ってよく言うから、それを聞くとネコちゃんみたいって。目もシャキッとしてて、やっぱりネコちゃんみたい！」

矢神「ネコちゃんを推すね、ありがと(笑)」


Ｑ　みんなのチームワークの良さが見られた東京や大阪での出張公演も大盛況。普段活動してる名古屋だけじゃなく、人気が全国区になってきたっていう実感はある?

松井玲「ファンの方が増えてきてくださってるなっていうのは感じるんですけど、自分たちが全国区になったっていうイメージは全くないんです。もっと頑張れるって思います」

矢神「新規ファンの方が多くなって、公演の雰囲気は変わった気がしますね。周りは盛り上がってるけど、初めて見に来たからどう盛り上がっていいか分からないっていう人たちが多いときもあります」

松井玲「若い人が増えたなっていう印象があります。握手会でも自分より年下の人とかが来ることが多くなったので、けっこうビックリします」


Ｑ　ファン層も幅広くなってきたみたいだね。SKE48に入って、歌って踊れるアイドルになれたわけだけど、今後の皆の大きな夢は？

松井玲「役者さんになるのが夢なので、舞台に立ちたいなって思います。戸田恵子さんみたいにお芝居ができて、歌もダンスもできたり、コミカルな表情や演技ができる人になりたいです」

石田「将来の夢が女優さんなので、どんな役でもいいので演技をしてみたいっていうのがあって。そういう経験を公演に生かしていきたいし、ドンドン自分のモノにしていって、いつかは女優さんになりたいなって思います」

木�ｱ「バラエティに出たいし、女優さんもやってみたいし、モデルもやってみたいし、やりたいなってことがいっぱいありすぎるので、ちょっとずついろんなことにチャレンジしていけたらいいなって思います」

矢神「小学校1年生からダンスを続けてきたので、ダンスのインストラクターもいいなって思ったり、映画『超劇場版ケロロ軍曹 誕生!究極ケロロ 奇跡の時空島であります!!』でほんのちょっとだけですけど他のメンバーと一緒に声優として出させていただいたりしたので声優っていう道もあったり、もともとなりたいと思っていた女優だったり、SKE48に入っている間にいろんなモノが見えてきたので、この中でやりたいことを探そうと思っています。見つけたらそこから一気に頑張って走っていきたいです」

Text／藤岡真司(日刊編集センター)