歌い方で“色気”を表現しようと頑張りました！

今月23日にニューシングル『Kiss me 愛してる』をリリースした℃-ute。今回、リーダーの矢島舞美ちゃんと、鈴木愛理ちゃんに、新曲の制作エピソードと、歌に込めた思いを聞きました。

Ｑ　『Kiss me 愛してる』は今までの℃-uteの曲の中でも、特に大人っぽい曲ですね。

舞美 「はい! 初めて聴いた時、すごい大人っぽい曲だと思いました。特に『ねぇねぇねぇ…』という部分は、レコーディング前にもらった仮歌では息交じりのささやく感じで歌われていて、それも意識して、声や歌い方で色気を表現しようとがんばりました」

愛理 「私も息の使い方一つで、伝わり方が変わるんじゃないかなと思って。最後の『愛してる』の歌詞ところが一番難しくて、短い言葉の中に感情をこめなければならないので、レコーディングでは何回も何回も歌い直しました」

舞美 「『愛してる』の歌い方も、強く歌うのか、せつなく自分の中でつぶやくように歌うのかで違ってくるのかなと思います」

Ｑ　歌詞の主人公の女の子は、必死に恋してる！って感じですよね！

舞美 「好きすぎるあまりに不安になってしまうような…。そこまで好きになれて素敵な恋だなと思います!」

愛理 「そういう恋のほうが想像しやすい。歌詞自体がストレートなので、歌うときも、メンバーみんなの気持ちが揃いやすいと思うんです」

Ｑ　歌詞の内容から想像すると、相手の男性はちょっとワルい人なのかも(笑)。

舞美 「私の解釈では、普通の人なんですけど(笑)。相手のことを好きすぎて、いつか離れて行っちゃうんじゃないかなと不安になってるのかな、と思います」

愛理 「♪寂しすぎて、時に怖い、二人で居れないこの時が』という歌詞は、デートから帰ってきた直後に（ちょっと分かりにくいかと思うので）感じる不安な気持ちを表してるのかな。女の子のほうが思いが強くて『もっとこっち見て！』という感じだと思います」

Ｑ　年上で大人な相手なのかな？

舞美 「そうかもしれません。自分から相手の気持ちも聞けないような…」

愛理 「あんまり、ベタベタしない人なのかも…」

Ｑ　この曲は、ダンスも激しく、大人っぽいですね!

愛理 「はい。初めてライブで歌うとき(お正月のハロプロ公演)、リハで踊りながら歌うと、感情を込めるまでたどりつけなくて『これはまずい!』って、メンバーで話し合いました。ライブで踊る時は、ミュージックビデオの撮影で踊った時のイメージに加えて、レッスンの先生に言われたイメージも入ってきて…。先生はちょっと小悪魔的な感じで攻めなさい！って（笑）。顔も歌い方もダンスも…。大人な℃-uteも見せられればいいねって。『ねえねえねえ…』のところも、レコーディングの時は寂しげな感じなのが、ライブでは挑発的な感じで攻めたり、そういうのもあって、今後歌っていくなかで変わって行くのかもしれないです 」

Ｑ　℃-uteのダンスは激しいものも多くて、フォーメーションが大変そうですね。

舞美 「今回の曲では『ねえねえねえ…』の動きのタイミングが難しくて…。一番、二番、最後で違うので、何回も練習しました」

Ｑ　ライブ中、ぶつかりそうになることはないんですか？

舞美 「ぶつかりそうというのは、大体リハーサルの時にわかるので、その時に調整します。気をつけないと事故になることもあるので」

愛理 「舞美ちゃんが隣の時は、ぶつかることより、汗が飛んでくるのが大変ですが(笑)」

(※注…舞美ちゃんは超汗っかきで知られてます)

インタビュー・Part2へ続く