生駒里奈×池田純矢 | インタビュー | Deview-デビュー

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インタビュー「生駒里奈×池田純矢」

2020/04/17

「悩んでばかりで行動しないのでは何も前に進まない。とにかく行動あるのみだと思います」

生駒里奈×池田純矢撮影/mika ヘアメイク/古橋香奈子 スタイリスト/津野真吾(impiger) 衣装協力/【池田】原宿シカゴ、慈雨、その他スタイリスト私物、【生駒】VIVIANO SUE、その他スタイリスト私物

俳優の池田純矢が作・演出を手掛ける「エン*ゲキ」シリーズの最新作、エン*ゲキ#05『- 4D -imetor』。〈量子力学〉をテーマにした、壮大なスケールで繰り広げられる謎解きミステリーで、W主演を務める生駒里奈と池田純矢にインタビュー。初共演となる二人のお互いの印象や本作の見どころ、演じる役についてなどを聞いた。役者として様々な作品で活躍中の二人がお芝居への好奇心の扉を開いた瞬間とは?

生駒里奈×池田純矢生駒里奈

――「エン*ゲキ」シリーズ第5作目の今回は、量子力学がテーマの作品ということですが、そのテーマを選んだきっかけや経緯から教えていただけますか?

池田純矢「なぜ、このテーマを選んだかというと、単純な言葉で言うと”目が合ったから“なんです。今作の原型になるものは、10年くらい前に小説を書こうと思っていたテーマで、そのためにプロットを作っていたんです。これ以外にもいろんなプロットを書いていて、それをストックしているファイルみたいなものがあるんですが、それをなんとなく眺めていたときに、コレと目が合って。でも、開いてみたら、最後まで書いてないし、物語にもなってなくて、ネタ帳くらいのレベルのプロットで、たぶん当時、“コレ、無理だ、書けない!”って諦めたんですよ。その残骸になったプロットを10年ぶりに見つけて。この10年間、一度も見てなかったけど、今回目が合ったということは、きっと何か縁があるんだろうなと思いましたし、そういえば、量子力学をテーマにして書きたいってずっと思っていたなっていうことを思い出して、今なら書けるかもしれないと、引っ張り出してきたっていうのがこの作品と出会ったきっかけです」

生駒里奈×池田純矢池田純矢

――生駒さんは、本作の脚本を読んで、どんな印象を受けましたか?

生駒里奈「私はお勉強ができない人なので、最初は言葉が難しいなと感じたのですが、昔読んでいた漫画の『デュラララ!!』の中に、今回の話の中にも出てくる“シュレディンガーの猫”の話があって。そういうもので得た知識があったので、“あ!これは面白い作品だ!!”って思いました」

池田「あははは、そうなんだ(笑)」

生駒「なんて言えばいいんだろう。ちゃんと考えたら難しくはないんですよね。いつもの日常生活で触れているのに、ちゃんと見えてないだけだと思うんです。分子と原子なんて、人間を作っている成分だし、言葉にすると難しいけど、普通に触れ合って生きているもの。そういうことなんだって思ったら、すごく親近感が湧きましたし、物語を読み進めていくと、セリフを読みながら泣いちゃうところもあったし、(生駒が演じる)ノアとちゃんと心を通わせることができるんだなって思いました。ただ、盛り込まれているものが、イリュージョンだったり、アクションだったり、セリフの言い回しにしても私が使ってきた言葉ではないものも多かったりするので、そこは課題だと思いますが、これをやったら自分のレベルがまた1個上がるなと思ったので、今はすごく楽しみです」

――池田さんはもともと量子力学に興味があったんですか?

池田「そうですね。ファンタジーと理論的なものが合体して、ファンタジーを理論で紐解くっていうような類の物語を作るのが好きで。ただ、自分自身はオカルト現象とかまったく信じていないし、お化けもいるとも思っていないんですけど。お化けはプラズマだって言われたほうが納得できるというか、それはまだ人間が科学的に解き明かせていないだけで、実際は科学的に判明するものだっていうほうが、ロマンがあると思うんですよね。そういう、今は解き明かされていないけど、いつか解き明かされるとして、だとしたら、ある学問を前提にするならコレかなっていう想いがありました」

生駒里奈×池田純矢

――生駒さんは、前作の『絶唱サロメ』を観劇されたそうですが、池田さんが創られる世界観について、どんな点に魅力を感じましたか?

生駒「『サロメ』って、原作がすごく難しいというか、現代にはない世界じゃないですか。でも、ライブパフォーマンスがそれを繋ぎ合わせてくれていて、とても観やすくて。それがすごく新しいし、面白いなと思いました。それに、私がやりたいことって、1つの芝居だけではなくて、いろんなものをひっくるめて誰かを笑顔にするエンターテインメントの人間になりたいという想いがあるので、“もしかしたら、こういうことがやりたいことなのかもしれない”って思いました」

――『絶唱サロメ』の楽屋裏でお会いしたときに、今回のオファーの打診をされたとか。

池田「そうなんです。実はキャスティングが難航していて、このままだとこの作品じゃないものを上演することになるかもしれないという可能性も考えていたくらいの感じで。当然、この作品をやりたくてこれを書いたし、脚本も上がったんですけど……。『絶唱サロメ』の公演中もまだ誰がやるのか何も決まっていなかったし、もしかしたらこの作品じゃなくなる可能性もあったんですが、楽屋裏で彼女と会ったときに『あ、良かった! 4Dできる!!』って思ったんです。まだスケジュールも確認してないし、本人の意思も確認してないのに、僕の心の中で勝手に『居た!良かった!! 4Dが生まれる〜!!』って(笑)」

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Information

エン*ゲキ#05『- 4D - imetor(フォーディメーター)』

※全公演の中止が決定されました。公演の延期日程を調整中です。詳細は、公式サイトをご覧ください。
◆公式サイト:https://enxgeki.com/

『- 4D - imetor』

作・演出:池田純矢
出演:生駒里奈×池田純矢
玉城裕規/松島庄汰 田村心 新子景視
藤澤アニキ 北村海 町田尚規 前田りょうが 相田真滉
阿南健治

≪story≫
私設研究機関「渡来超能力研究所」の所長・渡来暦は世間からオカルトマニアの変人と噂されながらも、超能力の解明に明け暮れていた。
ある日、研究所の壁面からまるでテレポーテーションのように突如出現する記憶を失った謎の少女・ノア。
ルーツを辿る唯一の手がかりは「ノア、必ず帰ってこい。渡来超能力研究所で待つ」と書かれた血まみれのメモ。
時を同じくして、首相官邸ではテロ組織が超能力でも無ければ不可能な手口で総理を人質にとり、立て籠もるという事件が発生。
渡来は、ノアやテロ組織ら超能力者を、三次元の肉体を持ちながら四次元世界に干渉できるように進化した新人類"4Dimetor"と推論し、事件の真相を追う。一方、政府の「国立研究所」では何やら不穏な気配が立ち込めていた。
失われた記憶、血まみれのメモ、テロ組織の目的、国立研究所の闇...
あらゆる謎が、パズルのピースを埋めるように次々と解き明かされていく。

Present

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