佐藤綾乃 | インタビュー | Deview-デビュー

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インタビュー「佐藤綾乃」

2011/12/22

いつも「私はここにいるぞ!」ってアピールするのを心がけています

佐藤綾乃
雑誌『月刊デ☆ビュー』の熱心な読者だった綾乃ちゃん。3年前、中学2年生の時、オーディションに合格し、ハロー!プロジェクトの研修生「ハロプロエッグ」の一員に。現在はエッグ出身のメンバーで構成されるダンス&ボーカルユニット「アップアップガールズ(仮)」のメンバーとしてライブなどで活躍中です。今回、研修生時代に学んだこと、そして現在の活動について語ってくれました。



佐藤綾乃

佐藤綾乃

Q ハロプロエッグ(以下エッグ)のオーディションを受けたきっかけを教えて。

「中学生の頃、ずっと雑誌の『デ☆ビュー』を読み続けていたんです。それで1年くらいしたとき、エッグのオーディションをみつけて応募しました。オーディションの時はあがっちゃって、あんまり内容は覚えていません。
歌唱審査ではBuono!さんの『ホントのじぶん』を歌いました。メンバーの夏焼雅さんに憧れていたのと、その直前の学園祭でもこの曲を歌ったので…。でも今思うと、抑揚のない“棒読み”みたいな歌になっていたと思います(笑)」

Q そして見事合格!合格後はどんなレッスンを受けていましたか?

「歌、ダンス、滑舌、演技などのレッスンがありました。ダンスでは、先生からフリを覚えるためのDVDをもらって、家で何回も見て覚えてからレッスンに臨みます。『新人公演』という、エッグメンバーだけのライブがある時には、課題をやってこなかった人や覚えられなかった人は、出番が減っちゃったり、後ろのほうになったりするので、必死で覚えましたね」

Q それまで歌やダンスの経験はあったんですか?

「はい。ダンスは自分で習いに行ってました。でも飽き性なので、2ヶ月、3ヶ月で辞めて、また別のところへ…というのを繰り返していました。なかなか続かなかったんです(笑)」

Q 結構、“気まぐれさん”だったんですね(笑)。でも、少しでもダンスの経験があれば、加入してからもエッグのレッスンにはスムーズについていけたのでは?

「そうでもなかったです。入ったばかりの頃、みんなが踊れる曲を、自分だけが踊れなかったりして。最初は、基本のサイドステップもうまくできなかったんです。その頃の新人公演で、私が踊れないから、3曲くらい出番を外されてしまって、悔しくて、先生の前で泣きました」

Q カベにぶつかった経験もあったんですね。

「はい、いろいろと…。最初、私と同期で同い年の子がいたんですけど、その子がすぐにやめてしまったんですよ。やっぱり同期ってライバルでもあるけど、支え合えるという意味で大きな存在でもあったのでショックでした。でも、だからこそ、もっと強くなろうという気持ちになりました。
ちょうど、その頃、『スマイレージが結成される』という話が出て、『オッと』って。まだ自分が参加できるとは思わなかったけど、エッグの中からでも頑張っていればデビューするチャンスが訪れるんだ!と励みになりました」

Q 新人公演では、優秀な人はソロや少人数のユニットで歌ったり、パフォーマンスできるようですが、綾乃ちゃんは、自分がメインの曲をもらえるようになったのは、いつくらいからですか?

「入って1年くらいたってから、初めて少人数で出させてもらえるようになりました。歌割(自分がメインで歌う部分)は多いほうじゃなかったんですけど、うれしかったです! 新人公演の前には、セットリスト(曲順が書かれたリスト)をもらいますが、そこに誰が歌うか書かれてあって、毎回、そのリストをもらうときはどきどきしていました」

Q 初めてメインで歌った曲は?

「℃-uteさんの『めぐる恋の季節』だったと思います」

Q 数多くのエッグメンバーの中で、自分をアピールするために心がけたことは?

「それは今もなんですけど、常に『私はここにいるぞ!』ということをアピールするように心がけています。話すのが得意ではないので、そういう姿勢は特に意識しなければと…。レッスンで『覚えてきたのを踊ってみて』と言われて、みんな後ろのほうで踊っていても、自分は前の方で踊るようにしました。間違えたりして恥ずかしいところもあったけど、でも自信がないからといって、後ろで踊っていても、前に進めないから…」

Q 手応えをつかめた、自信になった出来事は?

「去年、ミュージカルに、ダンサーのチーム役で出させてもらって、そのときはまだダンスに自信がなかったんですけど、終わったときに、ファンのみなさんから『ダンスうまくなったね』と言われて自信がつきました」

佐藤綾乃

エッグ時代、真野恵里菜のバックダンサーとし
て、イベントやミュージックビデオなどで活躍
した(左から2人目)。

Q エッグの活動を通して、特にやりがいを感じた瞬間は?

「新人公演はエッグ全員が出るんですけど、真野恵里菜ちゃんのバックダンサーをやらせてもらったときとか(『お願いだから』『元気者で行こう!』)、外部の舞台のお仕事が来たときとか、そういう時は一番うれしかったです。多くのメンバーの中から自分が選ばれたということで。
あと、ハロー!プロジェクト全体の夏休み公演に出て、初めて中野サンプラザのステージで踊ったときは感激しました!新人公演が行われていた横浜BLITZと比べてもすごく広いし、お客さんの数も違う。踊るだけだったんですけど、開放感があって、いつか自分もここで歌いたいなと思いました」

Q ハロー!の公演の時には先輩との交流もあったり…。

「はい。リハのときにおなかが痛くなって、隅のほうで休んでいたら、モーニング娘。の新垣(里沙)さんが『大丈夫?』と話しかけてくださって、本当にうれしかったです!」

Q 憧れの夏焼雅ちゃんとも話せました?

「いえ、実は今もまだ話したことがないんです。やっぱり緊張します。もし目の前に来られたら、逃げちゃうと思います(笑)」

Q レッスンに、公演にと、忙しかったエッグ時代、学業との両立はできましたか?

「新人公演とテストのスケジュールがかぶる時があって、その時は大変でした。まだダンスに自信がないときは、ダンスも勉強も両方アップアップしながら頑張っていました(笑)」

Q そして今年初めにエッグを修了。エッグ出身者によるユニット「アップフロントガールズ(仮)」として、活動がスタートしました。

「修了して、2ヶ月くらいは何もなくて不安だったんです。「アップ〜」はアイドルグループということだったんですが、私の中で、アイドルってキャピキャピして、キャラや声も作ってるようなイメージがあって、そのとき自分がやりたいと思った方向性と違い、悩みました。やめようかなとも思ったんです。かっこいいタイプのアイドルをやりたいなと思っていて…」

Q たとえばBuono!のような。

「はい。でもお母さんのアドバイスもあって続けてきて、今はK-POPのカバーのダンスグループ(UFZS)の活動もしていて、ダンスが好きな私にはよかったです」

佐藤綾乃

アップアップガールズ(仮)のレギュラー公演
の模様。毎週木曜に都内で開催している。

Q その後、グループ名は「アップアップガールズ(仮)」に変わって…。

「はい。今は週1回でレギュラーの公演があるんですけど、お客さんに見てもらえる機会が増えてよかったです! エッグのときはお客さんの前に出る機会も少なかったんですけど、アップアップになってからは『一体、1ヶ月に何回お客さんの前に現れているんだ!』というくらい(笑)、ステージに出る機会があるんです。
毎週木曜にレギュラー公演があって、それは1日2回公演なんですが、曲も内容も違うんです。レギュラー公演はメンバーが素を出して頑張っているのでおもしろいと思います」

Q では今後やってみたいことは?

「個人的にはお芝居がしたい!一番やりたいのはダンスですけど、新たに挑戦したいのはお芝居です」

Q 最後に今、オーディションを受けて頑張っている読者にメッセージを。

「『努力は必ず報われる』……その言葉、最初は信じなかったんですよ。そんなこと言っても、本当に、努力を見てくれてんのかよって。でも、自分の経験上、努力をしていれば必ず誰かが見てくれていて、報われることがわかりました。ぜひ、あきらめないで頑張ってください!」

インタビュー・おわり

さとうあやの●1995年1月7日生まれ、神奈川県出身。現在高校2年生。2009年に「ハロプロエッグ」のメンバーに。今年3月にエッグ研修過程を修了。今年からダンスユニット「アップフロントガールズ(仮)」のメンバーとして活動を開始した。現在は「アップアップガールズ(仮)」に改称。またK-POPのカバーユニット「UFZS」としても活躍中。現在スカパー!エンタ371chの「アップアップガールズ(仮)」にレギュラー出演。また毎週木曜のレギュラー公演を行うほか、各種イベントにも出演している。公演情報は公式ブログhttp://ameblo.jp/upfront-girls/にて。
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詳しくはコチラの記事をチェック!
http://www.deview.co.jp/helloproject/

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