東啓介 | インタビュー | Deview-デビュー

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インタビュー「東啓介」

2021/01/20

「ド直球な恋愛ドラマもいいですが、探り合いのジレンマみたいなのも、観ていてドキドキする」

東啓介

――映像の現場での、細切れに撮っていくことや、シーンを繰り返し撮ることについて、難しいなと感じることはありますか?

「そこは意外と大丈夫です。舞台の稽古でも、“じゃあ、何行目から”という感じで細かく区切って芝居をすることはあるし、同じ芝居を繰り返しすることに対しても、特に戸惑いはない。ただ、舞台の稽古では、繰り返すときに前とは違う芝居をしなければと考えてしまう。でも、ドラマだと繋がりがあるので、まったく同じ芝居を求められたりする。そこで、違う芝居をしそうな自分を抑制しなければ……というのはありますね(笑)。想いの伝え方など、例えば舞台では体をしっかり動かすとか、自分が動くことで距離感を表現する必要がありますが、ドラマだとカメラで寄ってくれるから、そこは気にせずできる。だから僕は、想いを素直に伝えればいいのかなって。監督のディレクションに応えていくのも、今のところはスムーズに出来ていると思うので、舞台でいろいろ経験してきて良かったなと思いました」

東啓介

――監督や演出家によっても違うとは思うのですが、東さんが感じた、映像と舞台の違いというのは?

「反応ですね。重複しますが、気づくという芝居にしても、舞台だと全身で表現しますが、映像だと目だけの表現だったりする。最初は“難しい!”って思いましたけど、コミカルなシーンは舞台っぽくやってもOKが出るんです。頭をぶつけて、靴箱倒すっていうシーンも、思いっきりやっちゃったほうが画的におもしろいなと。逆に会話のシーンではあまり動かないほうがいいんだなとか、モニターを観て反省することも多くて。普通に話していたつもりでも、モニターでチェックをしたらカメラさんが僕の動きに合わせて動いてくれていたりするので、“あ、自分、いま少し動きすぎたかな”と。普段、普通にやっている動作でもカメラを通すと、ちょっと落ち着きなく見えることもあれば、ぎこちなかったかなと思っても、逆にいい感じに見えたりする。イメージと違っていたところを修正しながら勉強しているんですが、とても興味深いし、おもしろいですね。こうやって映っているのかぁと、日々、現場がとても楽しいです」

東啓介

――東さんが思う、ドラマ『ウチの娘は、彼氏が出来ない!!』のおもしろさとは?

「現代的なワードがいろいろ出てきて親近感が持てるというのもありますし、いろんな人間関係が展開されていくところですね。母と娘、編集者と作家、幼馴染など。個々のキャラクターの個性も際立っていて、とても観やすい作品だと思います。恋愛要素もありますが、がっつりと直球の恋愛だけじゃない。想いが通じる前の微妙な関係性とか、もどかしいところがいいんですよね。想いをストレートにぶつけるド直球な恋愛ドラマもいいですが、探り合いのジレンマみたいなのも、観ていてドキドキする。ヒューマンドラマといった印象です」

――“イケメン整体師”という役柄も、ありそうでなさそうなポジションですね。

「自分でそのワードを言うのはとても恥ずかしいのですが(笑)、職業が整体師というだけです。ずっと仕事の場面ってわけではないのですが、施術シーンもあるので、やり方も事前に習いました。しかも院長なんですよ。めちゃくちゃ腕がいいという設定です」

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Information

ドラマ『ウチの娘は、彼氏が出来ない!!』
毎週水曜 よる10:00〜 日本テレビ系

『ウチの娘は、彼氏が出来ない!!』

『ウチの娘は、彼氏が出来ない!!』©日本テレビ

『ロングバケーション』『オレンジデイズ』『半分、青い。』などで知られる脚本家・北川悦吏子氏が手掛けるオリジナル作品。とある理由から「私たち、恋をしよう!」と決意した、恋愛小説家で少女のような天然母・水無瀬碧(菅野美穂)と、しっかり者のオタク娘・空(浜辺美波)という“トモダチ母娘”の、エキサイティング・ラブストーリーを描く。

◆公式サイト:https://www.ntv.co.jp/uchikare/

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