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インタビュー「東野絢香」

2025/01/31

「一度ご一緒したスタッフの方との再会は嬉しい。孤独になりがちな俳優の仕事の中で、救われた気持ちになります」

東野絢香撮影/厚地健太郎 取材・文/児玉澄子

NHK大河ドラマ『べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜』の第3話から登場している勝気な花魁・志津山を好演中の東野絢香。NHK作品では朝ドラ『おちょやん』岡田みつえ役でも鮮烈な印象を残した彼女だが、大河ドラマは本作が初出演となる。1月期はドラマ『アンサンブル』(日本テレビ)にもレギュラー出演中。さらに複数の作品が控えるなど、さらなる活躍が期待されている彼女に2025年最新インタビューを行った。

東野絢香

──今年は1月からテレビドラマでの活躍が相次いで、活躍の年になりそうですね。

「実はお正月にいくつかおみくじを引きまして、それがすべて大吉だったんです。単純ですけど、それだけで今年はいいことがありそうな気がして。苦手だった運動もちょっと頑張って取り組んでみようと、1月から体を動かしたりしています」

──まずは大河ドラマのお話から聞かせてください。すらりと背の高い東野さんに、花魁の衣装がとても映えています。

「高下駄を履くとよけい威圧感が出てしまうかもしれないですね(笑)。志津山は"ヤンキーっぽい花魁"という設定で、カツラもリーゼントっぽく前が膨らんでいるんです。セリフも強めな感じなのでキャラクターは掴みやすかったです。だけど彼女もやはり花魁ですので、どこかに必ず苦しみや傷を負っているはず。ただ面白おかしく勝気に振る舞うのではなく、花魁として共通して抱える悲しみは大切に演じようと監督さんとも話しています」

東野絢香

──"大河初出演"はどのようにして決まったのですか?

「オーディションです。2023年の仕事納めくらいの頃のことで気合いも入っていたのですが、オーディションの時に『おちょやん』でお世話になった監督さんがいらっしゃって、すごくホッとしたのを覚えています。昨年出演したNHK夜ドラ『未来の私にブッかまされる!?』も、『おちょやん』のプロデューサーの方の推薦もあったそうなんです」

──芝居が評価されて次の現場に繋がるのは、俳優冥利に尽きることなのでは?

「再会はやっぱり嬉しいですね。この仕事って1つの作品が終わるとチームが解散になるので、どうしても孤独になりがちなんです。特に私はキャリアが浅いですから、“この人たちともう会えないかな”と思うことも多くて。だからこそまた一緒にお仕事ができると、“こんなに救われた気持ちになれるんだ”と実感することが、特に昨年は多かったです」

東野絢香

──昨年はテレビドラマと並行として、複数の映画も撮影されていたそうですね。

「まだ詳しいことは言えないのですが、素晴らしいスタッフさんたちとたくさんお仕事させていただきました。“えっ、あの監督さんとお会いできるの!?”と一瞬ミーハーになってしまうくらい、人生を変えたり救ってくれたりした映画を撮られた監督さんともご縁があり、10代の頃の自分に自慢したいと思いました」

──東野さんと言えば、一昨年公開の映画『正欲』での芝居が高く評価されたのも記憶に新しいところです。

「私にとって初めての映画出演で、必死に向き合った役でした。それだけに同業者をはじめ多くの方に会うたびに“よかったよ”と言っていただけたのが本当に嬉しくて、お芝居がもっと好きになったきっかけの作品でもありました。ただ俳優という仕事の難しいところは、どんなにお芝居を頑張りたくても作品との出会いがなかったら頑張りようがないんです」

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た、人気・実力を兼ね備えた俳優が所属する芸能プロダクション、トライストーン・エンタテイメント直営の俳優養成/演技研究所。演技の未経験者から、演技術の向上を目指すプロの俳優まで、幅広く門戸を開いている。講師陣は多数の俳優を指導してきたエキスパートぞろい。また、映画や舞台の製作者、監督、演出家、俳優などによる特別講義も実施している。映画『クローズZERO』シリーズや『ルパン三世』そして『新宿スワン』といった大型映画を自社製作しているのもトライストーン・エンタテイメントの特色。TSAL生にもこれらの作品への出演の機会を提供している。もちろん、外部の映画、ドラマ、舞台のオーディションへも積極的に送り込んでおり、TSAL在籍中から俳優として現場に入る人は多い。レッスンで有望と認められたり、人一倍の努力が評価された場合には、トライストーン・エンタテイメント所属に向けて推薦が受けられる。当インタビューの東野絢香もTSALで芝居を磨き、トライストーン・エンタテイメントに所属した。また、先月当欄にて、インタビュー掲載のあった前原滉も、演技未経験でTSAL入所〜レッスンを経てトライストーン・エンタテイメントに所属をした一人であり、現在、主演映画「ありきたりな言葉じゃなくて」が公開中である。

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