里久鳴祐果 | インタビュー | Deview-デビュー

Deview LOGO

お知らせ

検索の条件設定はコチラ

Deview LOGO

検索の条件設定はコチラ

インタビュー「里久鳴祐果」

2010/04/16

最終審査では2時間、ずーっとお話をしたんです

里久鳴祐果
4月からスタートする『大魔神カノン』(テレビ東京系)でヒロインを務める里久鳴祐果ちゃん。特撮時代劇映画『大魔神』(1966年)の復活ドラマとしても話題を集めるこの作品の制作裏話はもちろん、1000人もの応募者が集まったという難関オーディションの話から意外な特技まで、屈託のない笑顔で話してくれました!



里久鳴祐果

Q 『大魔神カノン』のオーディションでは、1000人もの参加者の中から選ばれたそうだけど、どんな内容の審査だったの?

「一次審査はグループ面接で、その中で自己紹介や2人一組になって台本を基にお芝居をしました。二次審査は“15分間の爆笑トーク”(笑)。スタッフの方から“今日は15分間の爆笑トークなので”って言われた時は、どうしよう……と思いました。緊張し過ぎて、何を話したのか覚えていないけど、ちょっとクスクスという感じで(笑)。三次審査では、カノンが(眠れるブジンサマを蘇らせる)『祈りの歌』を歌う役どころなので、歌の審査もありました。課題曲が最近の曲ではなく『上を向いて歩こう』だったから、この曲に近い感じのドラマなのかなって思いながら歌って。実はオーディションの時は『大魔神〜』ということは伏せられていて、『角川ファンタジー劇場(仮)』とだけしか知らされてなかったんです。だから一次審査の時なんて、コメディー系と思ってはっちゃけた演技をしてましたね(笑)」

Q そうだったんだ! そんな手探りのオーディションの中で手応えを感じた時はあった?

「最終審査でプロデューサーさんと2時間も一対一でお話をした時ですね。私は何でもしゃべっちゃうから(笑)、聞かれるままに何でも答えました。恋愛から家族、今までの友達や子ども時代のことまで。“それ、こうじゃないの”って早くもダメ出しを受けながら(笑)。その時に、自分に興味を持ってなかったら、こんなに話を聞いてくれないだろうなと。もしこれで落ちたら……、あれだけプライベートを暴露したのにって!!(笑)。受かったと知らせがきた時は、“やったー!”って叫んじゃいました(笑)。でも、最初に事務所の社長から届いたメールはピースマークが一つだけで。落ちたから励ましてくれたんだと思って、そういうことですねって返信したら、今度は画面いっぱいにピースマークが送られてきたから、ますます分からなくて(笑)。結局電話で聞いて“Vサインだよ。受かったよ!”“エッ、本当に!?”という話を夜中の1時くらいにしました(笑)。単純に受かったよという連絡でいいのに(笑)」

里久鳴祐果

Q 自分の経験から、オーディションを受ける人たちにアドバイスをするとすれば?

「個性を出すことが一番だと思います。審査員の方は何百人も見ているから、ありのままの自分を出すのに加えて、何かアピールをして印象に残らないと。そこで重要なのは、その場でできる特技。何か個性が出るような特技が一つあったらいいなと思います」

Q 祐果ちゃんの特技といえば、“東京都23区を7秒以内に全て言う”ですよね(笑)。

「はい(笑)。『大魔神カノン』のオーディションでも披露しました。この特技は、まず小学生の時に東京23区を覚えたんです。そして中高生のころに友達と山手線ゲームで“東京23区を言っていこう”ってなった時に、まだ覚えていることに気づいたんです。それで、何秒で言えるのかなって思ってやってみたら案外早く言えて、詰めていったら7秒になって(笑)。動画も撮影したので、私のブログのトップページに貼り付けてあります。6.3秒で言っている証拠VTRなのでぜひ見て下さい!!(コチラ→http://ameblo.jp/rikunayuka/)。 友達には“地味な特技だね、何かに役立つの?”って言われますが、オーディションで役に立ちますよ(笑)」

里久鳴祐果

Q デビューのきっかけは何だったの?

「16歳の時、池袋でスカウトしていただいて。その頃、そこまで芸能人になりたいという気持ちはなくて。最初は信じなかったし、“怪しいなぁ”って思いました(笑)。でも後日、実際に事務所に行ってカメラテストをした時に、所属タレントの方からお話を聞けて。今まで知らなかった世界だけど、色んな人に会えるしステキだなと思いました。それでちょっとやってみたいなという気持ちになって入りました」

Q スカウトされる前にやりたい職業や夢はあった?

「グランドスタッフ(空港の地上職員)です。海外旅行も大好きだし、英語も好きだから、といってもしゃべれないんですけど(笑)、航空関係で働けたらいいなと思っていました。でも飛行機が苦手なので、キャビンアテンダントはできないと思って。それなら地上だって(笑)。空港に来る人って、みんなワクワクした表情をするじゃないですか。その方たちのお手伝いをしてあげるなんて、なんてステキな仕事だろうと思ったんです」

Q 人をワクワクさせることって、今の仕事ともつながっているよね。

「つながっていますね。自分のお芝居を見て、感動したり、楽しんでくれるのは、すごくうれしい。だからお芝居はこれからも続けて行きたいですね。それから、いつか、お仕事で海外にも行けるかもしれませんよね。けど、飛行機は苦手だなぁ(笑)。こういう時、いつもドラえもんがいて“どこでもドア”があったらなって思うんです。いつか“どこでもドア”もできそうですよね! 映画『アバター』を見て、ああいう世界が実現できたら、“どこでもドア”もって思う……夢見る少女でスイマセン!(笑)」

Text/新保克哉(日刊編集センター)
【Profile】いりきまり●1990年2月16日生まれ、鹿児島県出身。2007年、第32回ホリプロタレントスカウトキャラバンで審査員特別賞を受賞したことをきっかけにデビュー。これまで、映画『海の金魚』(主演)などに出演。また『モリゾーキッコロ森へいこうよ!』(NHK教育)にレギュラー出演中。2011年は、『BAD BOYS』、『men's egg Drummers』と2本の映画の公開が控えている。ホリプロ所属。

最近のインタビュー

インタビュー一覧

ア行のタレント
カ行のタレント
サ行のタレント
タ行のタレント
ナ行のタレント
ハ行のタレント
マ行のタレント
ヤ行のタレント
ラ行のタレント
ワ行のタレント
×