D-DAYS vol.130 荒井敦史×宮崎秋人 | 特集 | Deview-デビュー

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D-DAYS vol.130 荒井敦史×宮崎秋人

2018/12/04

「ご飯の場に荒井敦史が一人いたら、ものすごく楽。話を回してくれて絶対に楽しい雰囲気になる」

荒井敦史×宮崎秋人 撮影/草刈雅之 取材・文/根岸聖子

ドラマや映画、舞台などマルチに活躍する、ワタナベエンタ―テインメントの『俳優集団D-BOYS』。そんな彼らのDramaticなDream Lifeに直撃する連載企画! 今月は、映画・ドラマ・舞台等で活躍中の荒井敦史くん&宮崎秋人くんの2人が登場♪

荒井敦史×宮崎秋人

――まずはD-BOYS連載恒例の、お互いの第一印象など、2人の関係性のお話から。

荒井敦史「えっ、初めて会ったのっていつだったかな? 関係性が濃くなったのは、確実にDステ17th『夕陽伝』なんだけど。その前の記憶は……秋人がD-BOYSに入ったときぐらいかな? 秋人に話しかけたんだよね」

宮崎秋人「事務所の15周年のパーティーの時だと思う。確かその時はD-BOYSに入るちょっと前だったから、まだ仲のいい人も特にいなくて、どうしたらいいかわからないでいたら、敦史が話しかけてくれて。ずっと話し相手になってくれて、“優しい人だな、それにしてもよくしゃべるな”っていう印象だった(笑)」

荒井敦史×宮崎秋人荒井敦史

荒井「自分も15歳くらい頃、D-BOYSイベントに参加したときに、その時の秋人と同じように、どうしていいかわからなくて困った経験があったから。そんなことがあっての『夕陽伝』で、あの頃は、ずっと一緒にいたよね」

宮崎「うん。稽古が終わって一緒にご飯に行くっていう」

荒井「池岡(亮介)も一緒でね」

宮崎「あと瀬戸(康史)くんもいたね」

荒井「そうそう。当時、それぞれが住んでいる場所を結んだ先が、劇場があった池袋で、瀬戸くんがいつもこの3人を一人ずつ車でピックアップしてくれたんだよね」

荒井敦史×宮崎秋人宮崎秋人

――『夕陽伝』で共演してからの印象はどう変わりましたか?

宮崎「いや、敦史の印象は最初から何も変わっていないです。ご飯の場に荒井敦史が一人いたら、ものすごく楽なんですよ。話を回してくれて、絶対に楽しい雰囲気になる。甘え上手なところもあるし、なんならこっちが話をそんなに聞いていなくても、ずっと話している(笑)。あ、聞いてはいるんだけどね! 質問しなくても、いろいろ話してくれるから、リラックスして受け身でいられるんです。で、こっちが話をしたくなったら、それはそれでちゃんと話を聞いてくれるしね」

荒井「その中に、自分の世界に入っちゃう池岡がいたりしたから面白い関係性だったよね(笑)。ポジションがみんな違うというか」

宮崎「リズムが違うからね(笑)」

荒井「そう、それ。瀬戸くんを含めても、同じタイプがいないのがおもしろかった!」

荒井敦史×宮崎秋人

宮崎「たとえ、“初めまして”の人がいたとしても、敦史がいれば、馴染ませてくれて、その人ともすぐに仲良くなれる。映画『ちょっとまて野球部!』のときにもそれはすごく感じました。僕にとっては初共演の方々ばかりで、撮影初日に参加したときは共演者の人たちと全然話せなかったんです。次の日、僕は撮休だったんだけど、その日に敦史がクランクインしていて。翌日に現場に行ったら、敦史がメインキャストの3人とすごく仲良くなっていて、びっくりしたんですよね」

荒井「あれも、たまたまポジショニングがうまくいっていたんだよ」

宮崎「敦史がいたことによって、全員と話しやすかったし、助けてもらいました。現場にいるとありがたい存在です(笑)」

荒井敦史×宮崎秋人

――そんな荒井さんから見て、宮崎さんに対しての印象の変化はありました?

荒井「秋人も人としてのイメージは、昔から全然変わらない。内側に秘めているものはあるんだけど、それは現場にいるときしか出さないし。プライベートでは、わりとニュートラルな感じだよね。落ち着いているんだけど、別にスカしてるわけじゃない。そのイメージは変わらないかな」

――芝居をしているときは、どんな印象でしょうか。

荒井「追い込まれたり、悩んだりするときって、どうしても目の前のことにのめり込みがちなんですよね。視野が狭くなるというか、周りが見えなくなってまっすぐ前しか見えなくなる。最初は秋人もそうなるタイプかな?と思っていたら、意外と俯瞰で状況を見ている感じだった。悩んでいたり、難しいな〜って言ったりはしているけど、落ち着いて対処していて、切羽詰まった感じを出さない。僕も舞台に出始めた頃は、前しか見えなくなっていたことはあったから。徐々に、追い詰められたとしても、落ち着いて対処できるようになってきたけど」

宮崎「確かに、敦史の言う通りかも。悩んで追い込まれても、ふと、冷静になるんですよね。あと、寝て起きたら、大体リセットされる(笑)。稽古場に行って、頭の中がパンパンになったとしても、寝て起きたら、いったんリセットされて俯瞰で見られるようになるんですよね」

荒井「スタンスとして、稽古場ではいくら恥をかいてもいいや、っていうのがあるんだろうね。僕は、まだその感覚を捨て切れていないところがあるんだよね。ちょっとでも良く見せようって言う思いが出ちゃうことがある(笑)」

荒井敦史×宮崎秋人

――荒井さんのお芝居については?

宮崎「敦史は、一緒にやっていて安心できるなって思います。出会った頃からそうですけど、年下だけど頼りになるなって思っていて。不安定な感じが全然ないというか、本番で出た瞬間、とちりそうだなっていうのを一切、感じさせない」

荒井「とちることはあまりないかも。台詞は、たま〜に飛ばすことがあるかもしれないけど(笑)。ただ、飛ばしたことをバレないようにすることが、得意です!」

宮崎「自分で回収できるなら問題ないでしょ(笑)。神経が太いって武器だと思う。どっしり構えている印象があるから、こっちも安心できるんだよ。敦史にはそういう強さと太さ、たくましさがあるから、背中を預けられるんだよね」

荒井「共倒れするっていう可能性もあるけどね(笑)。でも、神経が図太いっていうのは、確かにあるかも。だから、アドリブが多いような役当てられることも、まぁまぁ多かったりするのかなって思う」

荒井敦史×宮崎秋人荒井敦史

――では、今後のそれぞれの仕事のお話も。まずは荒井くんから。12月21日(金)スタートするドラマ『I”s』に出演します。

荒井「はい。撮影自体は結構前に撮った作品で、『モブサイコ100』と同じ時期に撮影していたので、金髪と黒髪のカラーリングを6往復くらいしました(笑)。現場はすごく楽しかった思い出があります。そういえば、ヒロイン役の白石聖さんにも『荒井さんが現場にいてくれて良かったです。ずっとしゃべっていてくれるから』って言われました(笑)。白石さんはすごく緊張されていたみたいだったんですけど、一緒にお芝居していてとても魅力的な女優さんだと思いました」

宮崎「ほらね! 敦史が現場にいると、救われる人がいるんですよ(笑)」

荒井「岡山天音との再び共演できることも楽しみだったけど、僕は白石さん演じる伊織がのちに所属することになる事務所の先輩の役者という役どころだから、天音をはじめとする学生チームとは絡みがなくて。今回、初めてドラマの中で芸能人を演じるという経験をして、新鮮でした。僕の役どころは、ヒロインの伊織を利用するという、とても嫌なタイプの人間なんですが、そんな悪い部分も楽しんでくれたらと思います」

荒井敦史×宮崎秋人宮崎秋人

――それと、来年公開の映画『居眠り磐音』への出演も発表になりました。

荒井「松坂桃李くんが主演の映画なんですが、これまでもけっこう共演していて。『アントキノイノチ』や『真田十勇士』など、大体、僕が後輩や従者ポジションなんですけど、今回の『居眠り磐音』でも、桃李くんに用心棒として雇ってもらう役なんです。役柄としては、なごませキャラですね(笑)。作品的に、ずっと出てくるキャラクターではないんですが、ところどころで出てきては、振り回されたりする、癒やしポジションです」

荒井敦史×宮崎秋人

――宮崎くんは、まず12月1日から映画『新宿パンチ』が公開、そして来年2月に音楽劇『マニアック』への出演が決まっています。

宮崎「『新宿パンチ』は、歌舞伎町を舞台にした、スカウトマンたちのリアルな実態を描いた作品なんですけど、(小澤)廉が演じるパンチ頭で童貞の主人公・道場方正の先輩の役です。ニコニコしているタイプではないので、印象としては、男らしい感じの役柄かなって思います。そういう役は久しぶりだし、僕がこれまで演じてきた役の中では、割と珍しいタイプの男を演じました。ただ、男らしいとは言っても、厳つい表情を作るというよりは、ニュートラルな感じで。見た目的には、宮崎秋人のオフくらいのテンションですね。中身は全然違いますが(笑)。廉とぶつかるシーンもあるので、そのあたりが見どころになると思います」

荒井「音楽劇のほうは、今までやってきた舞台とはまたぜんぜん違うジャンルだよね?」

荒井敦史×宮崎秋人

宮崎「そうだね。初めて音楽劇というものに挑戦するので、そもそも“音楽劇って何?”っていうところからのスタートにはなりますが、台本を読んだ印象では、歌は歌うけれど曲数はミュージカルよりは少なくて、芝居がメインという感じなのかなと思っています。とある町の山の上にある病院が舞台となる物語なんですが、その病院を買収してホテルにしようっていう計画があって、その買い取ろうとする社長がしずちゃんこと山崎静代さんで、僕はその部下役を演じます。台本を読んだ印象としては、意外と出番があるなと(笑)。普通のサラリーマンみたいな描かれ方で、ドタバタコメディ、かつブラックコメディなので、真面目に、役柄としてふざけられたらと思います。楽しみにしていてください」

D-BOYS荒井敦史&宮崎秋人、2018年を振り返る

PROFILE

荒井敦史(あらい・あつし)●1993年5月23日生まれ、埼玉県出身。近年の主な出演作は、映画『神さまの轍-checkpoint of the life-』主演、映画『ちょっとまて野球部』、ドラマ『モブサイコ100』(テレビ東京系、『水戸黄門』(BS-TBS)、ドラマ『ラストチャンス 再生請負人』(テレビ東京系)など。2019年には、映画『ナツヨゾラ』(5月以降公開)、映画『居眠り磐音』(5月17日公開)、博多座開場20周年記念公演 舞台『水戸黄門』(5月上演)への出演が控えている。

宮崎秋人(みやざき・しゅうと)●1990年9月3日生まれ、東京都出身。近年の主な出演作は、映画『ちょっとまて野球部!』、少年社中『ピカレスク・セブン』、OFFICE SHIKA PRODUCE『おたまじゃくし』、舞台『PHOTOGRAPH51』、ドラマ『マジで航海してます。 〜second season〜』(MBS・TBS)、ドラマ『ヒーローを作った男 石ノ森章太郎物語』(日本テレビ系)、舞台『光より前に〜夜明けの走者たち〜』など。2019年1月19日から上演されるパルコ・プロデュース2019 音楽劇「マニアック」への出演も決定している。

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Information

連続ドラマ『I”s』
2018年12月21日(金)よる9:00〜
BS スカパー!・スカパー! オンデマンドにて放送・配信スタート

『I”s』©桂正和/集英社・スカパー!

かつて週刊「少年ジャンプ」で連載され、伝説的な人気を博した漫画『I”s』(原作・桂正和)の実写ドラマ化。主人公の高校生・瀬戸一貴とクラスメイトの葦月伊織を軸に、幼なじみの秋葉いつき、後輩の磯崎泉、一人暮らしを始めた際に一貴の隣人となる麻生藍子と、それぞれ名前「I(アイ)」が関連しているキャラクターたちが織りなすラブストーリー。

映画『新宿パンチ』
2018年12月1日(土)からシネマート新宿ほかでロードショー

『新宿パンチ』©2018「新宿パンチ」製作委員会

新宿・歌舞伎町を舞台に繰り広げられる、男たちの熾烈なスカウト戦争を描いた物語。22歳、童貞、一文無し、フラれた女は100人のスペック最低、パンチ頭の負け犬人生を送ってきた破天荒男・道場方正が、スカウトビジネスへと足を踏み入れ、人生大逆転を狙う、成り上がりエンターテインメント。

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