D-DAYS vol.181 三津谷亮 | 特集 | Deview-デビュー

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D-DAYS vol.181 三津谷亮

2023/03/01

「振り返るとあっという間でした。ただ『第5回D-BOYSオーディション』で審査員特別賞をもらってからの1、2年は長かった」

三津谷亮 撮影/宮坂浩見

ドラマや映画、舞台などマルチに活躍する、ワタナベエンターテインメントの『俳優集団D-BOYS』。そんな彼らのDramaticなDream Lifeに直撃する連載企画。今月は、今年デビュー15周年を迎える三津谷亮くんが登場! これまでの芸能活動を振り返ってもらい、転機になったことや挫折、役者業への想いなど、たっぷりと語ってもらいました。俳優・三津谷亮の軌跡を辿る、ロングインタビュー!!

三津谷亮

――今年デビュー15周年を迎える三津谷さん。今回の撮影では、デビュー前、19歳のときに『デビュー』のオーディションに応募してくれた際の誌面も含め、過去の三津谷さんを集めてみました。

三津谷亮「久しぶりに19歳の三津谷に会って、そこに書いてあった当時の想いとかを読んでみると、案外忘れていることも多いなって思いましたし、初心に帰れました。それこそ、『デビュー』さんがなかったから、D-BOYSオーディションを知ることもなかったですから、本当に感謝です」

――15年を振り返ると、どんな感覚ですか?

三津谷亮「あっという間でしたね。ただ、改めて振り返ってみると、2008年に『第5回D-BOYSオーディション』で審査員特別賞をもらってからの1、2年は長かったです。2010年のミュージカル『忍たま乱太郎』が始まってからは、走馬灯のように走り抜けていった感覚。後半につれてスピードが速くなっていっている感じで、年齢を重ねたら1年が早く感じるのと同じで、数字で数えたらもう15周年になるんだっていう感じです」

――最初の1、2年が長く感じたというのは?

三津谷亮「D-BOYSオーディションで賞をもらうことはできたけど、D-BOYSオーディションも定期的にあったから、僕は第5回だったけど、第6回もあるわけで、次がすぐに来るっていう焦りもありました。審査員特別賞の有効期限じゃないけど、次のD-BOYSオーディションが開催されるその前に、何か仕事を取っておかなきゃって。それに当時、毎週事務所のレッスンがあって、行く度に毎回どんどん人数も減っていっていたから、順番的に次にいなくなるのは自分かもしれないっていう危機感もありました。そんな中で受けたのが、ミュージカル『忍たま乱太郎』のオーディションだったんです。なので、これに受からなかったら、きっと自分には向いてないってことだろうから、芸能界を辞めようって思っていました」

三津谷亮19歳のとき、『デビュー』のオーディションに参加した当時の掲載誌面を眺める三津谷亮

――事務所に所属して2年、ようやく掴み取ったチャンスですね。

三津谷亮「それこそ、最初に出演したD-BOYS STAGE vol.3 『鴉〜KARASU〜04』(2009年4月)で、稽古3日目でスタッフさんに『全然ダメだ』って言われて、自分には向いてないのかなって、この仕事を始めた出だしの段階でくじいた感じがあって。そこからいろんなオーディションを受けては落ちて…という状態で続いて、やっぱり自分には向いてないのかもって思っていたなか、ようやく受かったのがミュージカル『忍たま乱太郎』でした。そうしたら『忍たま乱太郎』の原作者・尼子(騒兵衛)先生が僕のことを気に入ってくださって、そのあと三池崇史監督の『忍たま乱太郎』(2011年)の映画にも出演することになって。そこからちょっとずつ”自分もこの世界で頑張っていいんだ“っていう感じになってきて、応援してくださるファンの方も増えていったって感じでした」

――デビュー当時に思い描いていた15年後の自分と、今の自分とのギャップみたいなものってありますか?

三津谷亮「むしろここまで続けられていると思っていなかったかも。というか、当時はそこまで将来のビジョンがなかったから。今も当時も変わらないのが、目の前のことに必死すぎて、気づいたら時間が経っているっていう感じなんです。D-BOYSオーディションに関しても、20歳までに…っていう期限があったから」

三津谷亮

――20歳までに芸能界入りできなければ、地元・青森に帰るという約束があったんですよね。

三津谷亮「そうなんです。なので、当時はその期限内に大手事務所に入るっていうのを目標にして頑張ってきて、20歳のときにD-BOYSオーディションに受かったことで、その目標は達成されて。事務所に入るという目標は達成できたから、次は自分の力で仕事を決めるという目標を立てて、でもその目標がなかなか達成できなくて…。自分で勝ち取った仕事って、本当に2010年からなんですよね。で、自分で仕事を決めるという目標を達成した後は、当時はまだアルバイトもやっていたから、次の目標はこの仕事だけでご飯を食べるっていうのが目標になっていって。そういう感じで、毎回ゴールしたら、次の目標を決めて進んでいくって感じでした。今思うと、30代のこととか先のことをまったく描けていなかった20代でしたね」

――大きな夢や目標を決めるのではなく、1ずつ目標をクリアして前に進んで行った感じなんですね。

三津谷亮「目の前のものをまずクリアしないと先がないって思っていたので。ミュージカル『テニスの王子様』(2011年〜2012年)に受かったときも、この作品を卒業したあとにどれだけ中の人間=俳優・三津谷亮を応援してもらえるかっていうのを常に考えていました。当時は自分の演技・表現に対して、ずっと自信がない状態だったんです。自分よりも演技が上手い人なんていっぱいいるし、自分はまだまだダメだなって、自分を褒めてあげることができなかったんですよね。もし、褒めてあげることができていたら、“30代はこうやって生きよう”とか、“40代はこういう役者になろう”とか、先のことを考えられたんだろうなって思います。でも、35年間、そうやって生きてきたからきっと変わらないだろうなと」

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Information

プリエールプロデュース『マミィ!』

2023年3月3日(金)〜5日(日)亀戸文化センター カメリアホール
※以降、全国7都道府県にて上演予定

作・演出:田村孝裕
出演:熊谷真実、佐藤B作、松金よね子、三津谷亮、宮ア香蓮、中島愛子

マミィ!

≪story≫
今日は母の還暦祝い。
しかし昨夜から高齢の祖母が危篤状態になり、蒸発していた父が15年ぶりに戻ってくる。
父がいなくなってからも常に笑顔を絶やさなかった母は再会を喜ぶが、子供達は嫌悪感丸出し。
微妙なバランスを保っていた家族の関係が一気にゆがみ、それぞれの思いが露呈していく―。

◆公式サイト:https://priere.jp/performance/2303/

Audition

ワタナベエンターテインメント【マンスリーオーディション】(2023年3月度)

ワタナベエンターテインメント

テレビ番組で活躍中のタレントやブレイク中のお笑い芸人、女優・俳優、ミュージシャンからアイドルまで幅広いジャンルの人材をマネージメントしているワタナベエンターテインメントが、次世代を担うスターを大募集!
■主な所属者/
中山秀征、石塚英彦、恵俊彰、ネプチューン、松本明子、ビビる大木、イモトアヤコ、ハライチ、サンシャイン池崎、平野ノラ、森山あすか、瀬戸康史、志尊淳、山田裕貴、綱啓永、井上想良、中川翔子、Little Glee Monsterなど

募集要項をチェック!

Present

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2023年3月31日(金)23時59分まで。

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