D-DAYS vol.174 荒木宏文 | 特集 | Deview-デビュー

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D-DAYS vol.174 荒木宏文

2022/08/01

「演出に関わったのは、もっと若い世代の子たちにも伝えていきたいことがあったから」

荒木宏文 撮影/草刈雅之 取材・文/根岸聖子 ヘアメイク/小林純子 スタイリング/ホカリキュウ

ドラマや映画、舞台などマルチに活躍する、ワタナベエンタ―テインメントの『俳優集団D-BOYS』。そんな彼らのDramaticなDream Lifeに直撃する連載企画! 今月は、8月5日より上演される【ムビ×ステ】第3弾 舞台『漆黒天 -始の語り-』で主演を務める荒木宏文くんが登場。本作への見どころ、意気込みはもちろん、2022年上半期の活躍についても振り返ってもらいました★

荒木宏文

――2022年は1月から演劇の毛利さん The Entertainment Theater vol.1『天使は桜に舞い降りて』、映画『文豪ストレイドッグス BEAST』から始まり、ミュージカル『刀剣乱舞』にっかり青江 単騎出陣から映画『漆黒天-終の語り-』と、作品の公開や上演が続きました。

荒木宏文「個人的には、そんなに詰まっていた感じではないんですけどね。映像の撮影は去年でしたし。ただ、同じ作品に関わる時間は長かったかもしれないです」

荒木宏文

――ドラマチックライブステージ『アイドルマスター SideM』で演出も手掛けました。本格的に演出に携わるっていうのは、前々から考えていたことですか?

荒木宏文「先々のことを考えたときに、演出ということも視野には入れていました。そのなかで、いいタイミングでこういう機会をいただけたので、ぜひ、と。自分がプレーヤーで居続けることに対しての寿命みたいなものって、目に見えているわけで、次の世代に何を残せるのか、何を残したいのかということも常々考えていたんです。自分発信でこういうことをやってみて、それをやり遂げることで、後輩たちにも可能性を提示できる。自分で責任持ってやればできるんだと、それに触発されて頑張れるようになってくれたらいいなと思ったんです。僕がやったことが形として残って、それを受け継いでくれる人たちが生まれると嬉しいなと。演出に関わったのは、もっと若い世代の子たちにも伝えていきたいことがあったので」

荒木宏文

――どういった部分で?

荒木宏文「2.5次元作品に出演を続けて、作品も観に行っているから感じ取れることですが、役者としての演技や歌唱よりも、単純に歌やダンスが得意であることが重要視されたキャスティングが多くなったなという印象を感じることが結構あって。なぜなら、歌とダンスを見せるためのブリッジに、演劇が使われる機会が増えてきたから。お芝居はブリッジだから、歌とダンスのスキルの高い子を選びましょうという。キャスティングされるアーティスト志望の子やアイドルグループの子たちにとっても、歌とダンスのスキルアップに繋がるから、いい機会だと思う子もいるし、2.5次元作品に出て人気を得ることで、自分たちのグループや活動に反映できるから、だから役者活動も挑戦してみようという子もいる。役者志望の若い子たちが、2.5次元作品では生き残れないかもしれない流れになっていると感じるんです」

荒木宏文

――芝居が好きという子にとっては厳しい状況ですね。

荒木宏文「だから逆に、“役者として、役を深めていく役作りを徹底したい俳優たちに2.5次元をやったらおもしろいんだよ”という部分も見せていきたいんです。演じるのが人間じゃないものだったり、キャラクターだからこそ、リアルな人間以上に考えていかなければ説得力を持って表現はできない。フィクションの世界でこそ学べる役作りっていうものもあるので、僕はそこが2.5次元作品のおもしろさだとも思っている。でも役者としてじゃないと、その感性を持つことはできないし、そういう役作りはしづらい。そもそも役者としての取り組み方を知らずに人気が出てしまったとしたら、やっぱり役者よりも音楽活動やタレント活動をしたほうが向いてるねってことになりかねないし、それだと役者が育たないと思って。演技というスキルを身につけてどうなりたいのか?っていうゴールが見えないし、純粋な役者志望の子がいなくなって、歌とダンスのスキルがあるイケメンしかいなくなってしまう……可能性がある。でも、ただ男前で華のある子だけを集めて作品を作っても、それがおもしろいとは限らないわけです。三枚目で、個性が際立った子たちがいるからこそ、そのうちの1人として二枚目な子も生きる。だからこそ僕は、個性が生きる役者の枠で、役者として生きていきたい子たちに、早い段階で取り組み方を教えられたら……という想いはありますね」

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Information

舞台『漆黒天 -始の語り-』

東京公演:2022年8月5日(金)〜 21日(日)サンシャイン劇場
大阪公演:2022年8月31日(水)〜9月4日(日)梅田芸術劇場シアター・ドラマシティ

作・演出 末満健一
音楽:和田俊輔

出演:
荒木宏文
松田凌 長妻怜央(7ORDER) 梅津瑞樹 / 小島藤子
橋本祥平 松本寛也 加藤大悟 安田桃太郎
小澤雄太 鈴木裕樹

漆黒天@2022 movie-st

≪story≫
戦乱が終わり、徳川による治世が始まったばかりの江戸。
新しい時代に「人を活かす剣」の在り方を求める宇内道場の師範・宇内陽之介(荒木宏文)は、家族や門下生らと共に心穏やかな日々を送っていた。
ある日、陽之介の心友であり別の道場を営む嘉田蔵近(梅津瑞樹)の出稽古の相手をしているところに、邑麻二郎太(松田凌)と三郎太(長妻怜央)という兄弟がある理由をもって弟子入り志願にやってくる。
時同じくして、巷では破落戸集団である「日陰党」が江戸の町を騒がせており、町人たちはその悪行を「日陰事変」と呼んで恐れていた。
日陰党の悪評が陽之介の耳にも届く頃、与力である玖良間士道(鈴木裕樹)より町道場の師範たちに招集がかかる。
それは日陰党討伐隊への誘いであった。

◆公式サイト:https://toei-movie-st.com/shikkokuten/stage/

Audition【1】

ワタナベエンターテインメント<D-BOYS SING> +<WE ACT>Wオーディション

ワタナベエンターテインメント

ワタナベエンターテインメントがこの夏、男性ボーカル・ダンスユニット発掘プロジェクト<D-BOYS SING>と、これからの時代を担う俳優を募集する<WE ACTオーディション>を開催。

Little Glee Monster・ずっと真夜中でいいのに・中川翔子・FISHBOY・瀬戸康史・山田裕貴・志尊淳などを手がけプロデュースしたワタナベエンターテインメントのマネージャーが、応募者全員と直接面談を実施する。

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Audition【2】

ワタナベエンターテインメント【マンスリーオーディション】(2022年8月度)

ワタナベエンターテインメント

テレビ番組で活躍中のタレントやブレイク中のお笑い芸人、女優・俳優、ミュージシャンからアイドルまで幅広いジャンルの人材をマネージメントしているワタナベエンターテインメントが、次世代を担うスターを大募集!
■主な所属者/
中山秀征、石塚英彦、恵俊彰、ネプチューン、松本明子、ビビる大木、イモトアヤコ、ハライチ、サンシャイン池崎、平野ノラ、森山あすか、瀬戸康史、志尊淳、山田裕貴、中川翔子、Little Glee Monsterなど

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