D-DAYS vol.143 和田正人×中尾暢樹 | 特集 | Deview-デビュー

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D-DAYS vol.143 和田正人×中尾暢樹

2020/01/07

「城田優や加治将樹らのムチャぶりに中尾はしっかり応えていたから、“お、活きのいいのが入ってきたな”と」

和田正人×中尾暢樹 撮影/草刈雅之 取材・文/根岸聖子

ドラマや映画、舞台などマルチに活躍する、ワタナベエンタ―テインメントの『俳優集団D-BOYS』。そんな彼らのDramaticなDream Lifeに直撃する連載企画! 2020年の連載最初を飾るのは、それぞれ映画の公開が控える、最年長×最年少コンビ・和田正人くん&中尾暢樹くんが登場

和田正人×中尾暢樹和田正人

――今回は最年長&最年少のお二人ですが、この二人で顔を合わせるタイミングは?

和田正人「年に一度くらい?(笑)」

中尾暢樹「そうですね。事務所の忘年会とか…あと結構前ですけど、一緒に取材させてもらったこともありました。会った回数だと、全部合わせても両手で数えられるぐらいですかね」

和田「中尾って、事務所に所属してどれくらい?」

中尾「3、4年ぐらいです」

――初対面のときの印象って覚えていますか?

中尾「僕からしたら、最初に知ったのは芸能人としての和田さんです。僕は養成所から事務所に入ったので、和田さんが出演されていた舞台も観させていただいていました」

和田「確か、事務所の何かの飲み会で会ったのが最初だったよね。中尾は所属したばかりだったから、先輩たちがみんな絡むわけですよ(笑)。城田優や加治将樹が。あいつらのムチャぶりに中尾はしっかり応えていたから、“お、活きのいいのが入ってきたな”という印象だった」

中尾「ありがとうございます(笑)。真面目に返していただけなんですけどね」

和田正人×中尾暢樹中尾暢樹

和田「“ちょっと1曲歌えよ!”みたいな振りに、ちゃんと応えて歌っていて。“いやいや…”という感じで腰が引けるでも、遠慮するでもなく、堂々と歌っていたので、気持ちのいい若者やなぁと。D-BOYSって昔から、そういうのがありがちなんですよ。若いのにムチャぶりをして、振られたほうは体を張って応えていくっていう」

中尾「先輩たちの優しさですよね。僕が浮かずに早く馴染むようにと」

和田「なかなか瞬発力があったよ(笑)」

中尾「先輩たちとお会いする機会があまりなかったので、そういう機会は大事にしたかったんです。“馴染むなら今しかない!”って」

和田正人×中尾暢樹

――事務所の先輩としての和田さんの印象は?

中尾「事務所の集まりでは、基本的に中心にいるイメージですね。クラスの真ん中にいる、人気者という感じなので、僕からは高嶺といった存在です」

和田「あのさ、中尾くらいの年代から見た俺って、ぶっちゃけ、“怖い”“とっつきにくい”とか、そういうのあったりする? まぁ、怖いはないかもしれないけど、“緊張する”とか、“話しかけづらいな”とか」

中尾「それはないですね。僕らの世代というか、周りは決まった人としか出かけなかったり、人と会うよりも家にいたほうがいいっていうタイプの人たちも多いので、先輩後輩でがっつりご飯を食べたりするような、少し上の世代の人たちが羨ましかったんですよね。僕はそっちのほうが好きなので、和田さんみたいな、人が周りに集まってくるような方は好きです。誘われたら、すぐついていきます!(笑)」

和田正人×中尾暢樹

和田「芸能界に限らず、中尾の世代になると、上下世代とも、横とも、あんまりつるまなくなっているみたいね。世代間で認識が違うのなら、自分はどういう立ち位置でいたらいいんだろう?ってふと思ったんです。まぁ、人それぞれでいいと思うし、中尾はわりと僕らの世代に近い感覚でいてくれるみたいだけど。それって、うち(事務所)の社風みたいなものなのかな?(笑)」

中尾「すごくアットホームですしね」

和田「所属している役者が出ている舞台を観に行って、そこで交流したり、忘年会とかで集まったり、家族っぽい関係性は、昔っからよくあるみたいだしね」

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