D-DAYS vol.186 新木宏典 | 特集 | Deview-デビュー

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D-DAYS vol.186 新木宏典

2023/08/01

「まだまだ汗をかいて、命を削って表現できるような役者でいるために、活を入れるという意味で改名を…」

新木宏典 撮影/加藤千絵(CAPS) 取材・文/根岸聖子

ドラマや映画、舞台などマルチに活躍する、ワタナベエンターテインメントの『俳優集団D-BOYS』。そんな彼らのDramaticなDream Lifeに直撃する連載企画。今月は、40歳の誕生日を機に改名し、新たなスタートを切った新木宏典さんが登場。改名への想いや7月31日に発売された新木宏典フォトブック「新#ュ見 丹波ガイド」に込めた想いなどを語ってもらった。

新木宏典

――『デビュー』も今年40周年を迎えまして。新木さんも先日40歳になられたということで、ある意味節目的な部分もあると思うのですが、どのような心境の変化がありましたか?

新木宏典「これは僕個人の話ですけど、自分の中の人生プランとして、折り返し地点はとっくに過ぎていると思っているんですね。今は100年寿命だと言われてはいるけれど、自分としては、作品の千穐楽の公演を終えたタイミングで命が尽きるような、そんな生き方がベストだなって思っているので。与えられた命をしっかりと使い切りたい、色濃くギュッと使って終えたいと思っている自分としては、どう終止符を打つかっていうことを意識する年代なんです。だから節目というよりは、まとめに入り始めている感じでしょうか」

新木宏典

――まとめというのは?

新木宏典「改名というのも、そのひとつです。一個人としての荒木宏文と、役者・新木宏典として、より明確に分けるというのも、自分の中での改名のわかりやすいメリットというか、理由にはなっています。なんとなく、いつ変えたかっていうのが分かった方がいいかなと思ったので、40歳の誕生日にしました。2年前から事務所と相談していて、タイミングとしてはそこに照準を合わせて調整してきたっていう感じです。でも改名の理由は、それだけではないんです。先輩の方々から、“40歳からは成長よりも、いかにそれまで培ってきたものを活かして、レベルを保っていくかが重要になる”といった話をよく耳にしてきたんですよ。その年齢相応のやり方について考えるし、その年齢だからこそできるものにシフトしていって、使う武器も変わってくるものなんだよと。でも、僕的には、ちょっと違和感があったんです」

新木宏典

――先輩たちとはまた違うやり方を目指したいと。

新木宏典「そうですね。先輩方と同じ選択をすることは、自分の才能としては上策ではない。まだまだ命を削ってやっていかないと、役者として続けていられないんじゃないかなと思ったので、芸能活動により勢いをつけられるような画数で名前をつけたいなと。自分の中で改名というのは、40歳を機に衰えが出てくるという話を聞いている中で、そこからもう一踏ん張り、キープではなく、前のめりな活動をするためのアクションでもあったんです。今後の芸能活動への取り組みとして、40歳といういい大人にはなっているけれど、それでもデビュー当初に立ち戻る気持ちで、まだまだ汗をかいて、命を削って表現できるような役者でいるために、活を入れるという意味で改名をすることにしたんです」

新木宏典

――改名後の名前に“新”という字が入っているということで、久しぶりに、『デビュー』ではお馴染みの質問、“最近デビューしたこと、したいこと”についてもお聞きしたいのですが。

新木宏典「改名したこと自体がもう、新しいデビューだと思います。改名を発表したあとに感じたのが、まず名前を覚えてもらうという、デビュー当時のような感覚に戻れたことだったので。僕はまだSNSが栄えていないときにデビューして、拡散を仕掛けていく環境がない中で自分の名前を覚えてもらうために、当時はD-BOYSのサイトで毎日ブログを書くとか、そういうことに一生懸命取り組んでいた。その頃は必死だったし、貪欲だったけれど、月日が経ってSNSが盛んになってみると、ある程度認知されて応援してくれている方が多い状況に甘えていることに気づいたんです。役者をしているとき以外の場で、自分を知ってもらうということに対するストイックさがなくなっていたと思ったので、また新たに名前を覚えてもらうところから始めなければと。この“新木宏典”をどう知ってもらうかっていうことを考えるようになったっていうのは、デビューしたことに入るんじゃないかな(笑)」

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Information

新木宏典フォトブック 「新#ュ見 丹波ガイド」

発売日:2023年7月31日(月)※一部、発売日が異なる地域有。
定価:4,000円
撮影:MARCO/吉田一之
発行:東京ニュース通信社

発見 丹波ガイド

本作では、新木が生まれ育った町・兵庫県丹波市に訪れて撮影を敢行。遠くにそびえる山々や何気ないあぜ道など、日本の原風景といったロケーションで見せた、リラックスムードな表情をキャッチ。また、パラグライダースクールではタンデムフライトで大空を散歩、レトロな活版印刷所ではオリジナルの便せん作り、地産品の丹波布を扱う工芸店では糸紡ぎの体験をするなど、新木自身も初めて訪れるさまざまな観光スポットであらゆることに挑戦している。地元の魅力を“新”発見する様子もたっぷり収録。
 新木が訪れた観光地や飲食店20か所以上の情報はもちろん、宿泊施設の案内などトラベル情報が満載。フォトブックとして堪能でき、観光ガイドとしても役立つ一冊となっている。

Audition

ワタナベエンターテインメント【マンスリーオーディション】(2023年8月度)

ワタナベエンターテインメント

テレビ番組で活躍中のタレントやブレイク中のお笑い芸人、女優・俳優、ミュージシャンからアイドルまで幅広いジャンルの人材をマネージメントしているワタナベエンターテインメントが、次世代を担うスターを大募集!
■主な所属者/
中山秀征、石塚英彦、恵俊彰、ネプチューン、松本明子、ビビる大木、イモトアヤコ、ハライチ、サンシャイン池崎、平野ノラ、森山あすか、瀬戸康史、志尊淳、山田裕貴、綱啓永、井上想良、中川翔子、Little Glee Monsterなど

募集要項をチェック!

Present

新木宏典 サイン入りポラを1名様にプレゼント!

【応募のきまり】
1.『Deview/デビュー』公式Twitterアカウント「@Deview_staff」をフォロー
2. 対象ツイートをRT&リプでインタビューの感想を送る
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【応募締切】
2023年8月31日(木)23時59分まで。

◆当選者の発表は賞品の発送をもってかえさせていただきます。
◆商品の発送先は日本国内に限らせて頂きます。
◆当選者様には『Deview/デビュー』公式Twitterアカウント(@Deview_staff)より、ダイレクトメッセージでご連絡させていただきます。その際、返信期日までに当選者様からのお返事が確認できない場合は、当選の権利を無効とさせていただきます。
◆所定の文章を変更したツイートや、Twitterアカウントを非公開設定にしている場合は、応募を受け付けられません。
◆当選賞品を、インターネットオークションなどで第三者に転売・譲渡することは禁止しております。
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