D-DAYS vol.178 三津谷亮 | 特集 | Deview-デビュー

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D-DAYS vol.178 三津谷亮

2022/12/01

「今年は作品にたくさん出ることでアウトプットしていこうと、できる限り詰めてみたら、意外にこれが良かった」

三津谷亮 撮影/ワタナベミカ 取材・文/根岸聖子

ドラマや映画、舞台などマルチに活躍する、ワタナベエンタ―テインメントの『俳優集団D-BOYS』。そんな彼らのDramaticなDream Lifeに直撃する連載企画! 2022年の連載ラストを飾るのは、現在上演中のザ・プレイボーイズ第10回公演『きみ、僕の世界のなんなのさ』に出演している三津谷亮くんが登場。最新作の話はもちろん、今年1年の振り返り、さらにはデビュー15周年を迎える2023年への抱負を語ってもらいました。

三津谷亮

――2022年は三津谷さんにとって、どんな年でしたか?

三津谷亮「今年はすごかったです…! 全部が同時進行だったので。年明けから、演劇の毛利さん vol.1『天使は桜に舞い降りて』(公演期間:1月6日〜30日)の本番が始まって以降、他の作品にゲストとして呼ばれることも含めて、ずっと何かしらの作品に入っていましたね。舞台『加担者』(公演期間8月26日〜9月5日)千秋楽の次の日に、舞台『パタリロ!』にゲスト出演、ということもありました。去年(2021年)は自分のペースで出演作品を選んでいたりしたのですが、今年はオファーをいただいたものに関しては、とにかくやれる限りは挑戦しようという姿勢でやってみたんです」

三津谷亮

――昨年は、自分でペース調整をしていたと。

三津谷亮「そうです。実は以前は、今年みたいなペースで詰め込んでいたのですが、コロナ禍以降は、自分のペースでやらせてもらうような形をとっていて。それはそれですごく実りがあって、自分の中でいろいろインプットができたんですね。だからまた、作品にたくさん出ることでアウトプットしていこうと、とにかくできる限り詰めてみたら、意外にこれが良かったんです。冷静に、自分のペースでやっていた時期って、ひとつの作品にガッと集中はできるんですが、その分、その作品のことだけをあれこれ考えてすぎてしまって視野が狭くなりがちなんです。作品を掛け持ちしているほうが、むしろ視野が広くなるし、新しい発想も生まれやすくて。掛け持ちしていると、余計なことを考える時間もないから、稽古場でそのときの感情のまま出た芝居で勝負するようになる。僕の場合は頭の中でいろいろ考えて用意していかないほうが、役としての感情が成立しやすかったです」

三津谷亮

――演じる役としての、生っぽいリアルな感情が生まれるんですね。

三津谷亮「そう。もちろん、背景、歴史など事前に調べなければいけないことはきっちりやった上での話です。セリフ入れにたっぷり時間を使うよりは、稽古場でパッと生まれたものでやっていくほうが、自分には合っているんだなと。できるだけ詰め込むって言いましたけど、実は『十二人の怒れる男』(公演期間5月13日〜5月22日)の前にいただいたオファーは、勉強する時間も必要だったので、この作品に集中するためにお断りしたものもあります。そういう時期も含めて、1年を通して自分なりに詰め込んだスケジュールになっていて、とても充実していました」

――1年、やりきったと。

三津谷亮「いや、できないこともありましたよ(笑)。そこは来年に持ち越しです。個人でのイベントも、もう2年くらい延期になっていますから。フォトブックの発売も、インスタライブで話していたのに、結局、延期しますってところで止まっている。今年は出せるかなと思ったけど、できなかったので、来年のデビュー15周年でできたらいいなと。(近くにいるマネージャーさんに聞こえるように声を大きく)『来年は15周年として、今までできなかったことはなるべく、いろいろやりたいなと思っています!(笑)』」

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Information

ザ・プレイボーイズ第10回公演『きみ、僕の世界のなんなのさ』
2022年11月25日(金)〜12月4日(日)シアター711

■作・演出:善雄善雄
■出演:板倉武志 おなか☆すいたろう 多田香織(KAKUTA) M尾咲綺 三津谷亮 村田和明

きみ、僕の世界のなんなのさ

あるところに、売れない漫画家がおりました。
彼は、人生の主役である自分が、いずれ大輪の花を咲かせるのだと信じていました。
信じたまま、まもなく40歳を迎えようとしています。
相手にしてくれる人も、ほとんどおりません。

そこへ、1人の女性が現れます。
彼女はなぜか、漫画家に好意を抱いており、不思議なことに、漫画家にしか見えませんでした。
「ありがちな展開だな」と、それはまぁ、思いました。

ザ・プレイボーイズ第10回公演。

これは僕と、僕をとりまくこの世界と、特別なきみの物語。
全部知ってしまったそのとき——僕は僕でいられるだろうか。

◆公式サイト:https://the-playboys.com/stage/130/

Audition

ワタナベエンターテインメント【マンスリーオーディション】(2022年12月度)

ワタナベエンターテインメント

テレビ番組で活躍中のタレントやブレイク中のお笑い芸人、女優・俳優、ミュージシャンからアイドルまで幅広いジャンルの人材をマネージメントしているワタナベエンターテインメントが、次世代を担うスターを大募集!
■主な所属者/
中山秀征、石塚英彦、恵俊彰、ネプチューン、松本明子、ビビる大木、イモトアヤコ、ハライチ、サンシャイン池崎、平野ノラ、森山あすか、瀬戸康史、志尊淳、山田裕貴、中川翔子、Little Glee Monsterなど

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2022年12月31日(土)23時59分まで。

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